「すみません」
今日は、「皆さん、おはようございます」ではなく、「すいません」から始めます。
人と話している時、なんでもすぐに、口癖なのか、すぐに「すいません」と言う人がいますね。
「すいません、ちょっといいですか。」
「はい、わかりました。すいません。」
「あ、そうですか、すいません。」
周りで聞いていると、「何も悪いことしていないのに、そんなに謝る必要ないのにね?」と思ってしまいます。
「すいません」は「すみません」を言いやすくした表現で、正しくは「すみません」です。ただし、ビジネスシーンでの「すみません」は、ややカジュアルに聞こえるため使うべきではありません。ビジネスで謝罪をする場合には、「申し訳ありません」「お詫び申し上げます」を使うべきです。また、感謝や依頼をする場合には「恐縮です」「恐れ入ります」を使う方がいいでしょう。実は、「すみません」「すいません」は、「すまない」の丁寧な表現で、本来は、「気が済まない、気持ちが晴れない」という意味なのです。
人は贈り物をもらったり、お世話になったり、親切にされると、必ずお返しをしなければならないという心理になります。これは「返報性の法則」といって、好意的なことだけでなく、例えば、初対面で自分のことを睨みつけてきた人に対して「失礼な人だ」と認識し、自分から積極的に好意を持って接しようとはしないなど、悪意的なこともお返ししたくなります。「済みました」と言えば、「これで終わり」と言うことになりますが、「済みません」と言うのは、「これで終わりではありません」「必ずお返しをしますから」ということになるのです。
「すみません、ありがとうございます。」という言葉は、謝罪と感謝を一緒に言っている言葉でなく、「本当にありがとうございます。これで終わりではありません。必ずお返しをさせていただきます。」という気持ちを述べた深い言葉だといえるのです。
ちなみに、普段から「すみません」を口癖にしている日本人は、何かあるとすぐに、“I am sorry.”と言ってしまいますが、これは、「私が悪かった、本当にゴメンナサイ」という意味になってしまうので、英語で話す時は、“Excuse me”を口癖にした方がいいようです。
口癖
念仏
ところで、12月16日は、「念仏の口止め」と言われています。正月の神様(年神様)は念仏が嫌いだそうで、1月16日の「念仏の口明け」までは念仏を唱えないというしきたりがあります。
念仏というと、「ナムアミダブツ」とか「ナンミョウホウレンゲーキョウ」などというと思われるでしょうが、実は呪文や口癖のたぐいは、全て念仏だそうです。
また、今日8月10日は、「ハートの日」です。そこで、今日は、自分の口癖を見直し、相手の心の内を口癖などから見抜くようにする日にしてはどうかと思います。
古来、日本人は、日本語には言霊が宿ると考えており、美しい言葉を使おうという意識の高い民族でした。「なし」とか「する」という言葉を忌み嫌って、例えば、果物の梨を「ありの実」とか、するめのことを「あたりめ」と言ってきたのです。
子どもたちの中に、すぐ「ウソッ!」というのが口癖になっている者がいます。「先生は嘘なんかつかん!」と言って注意しなければいけません。もちろん、「でも」「だって」「どうせ」の3Dに加え、「きしょ」とか、「ハゲ!」も禁句です。
ところで、私たち教師にも、口癖になっている言葉がありませんか?・・・「アホ!」という言葉。
関西人は「バカ!」と言われると腹をたてますが、「アホ!」は社交辞令で、あまり気にしないといわれますが、少し「アホ!」を使い過ぎの気がしています。「そんなことをして、おまえはアホやな。」とか、「何いうとんや、アホかいな。」とか、「○○はアホちゃうかと思いますよ。」とか、一日何回使っているか、わかりません。
「幸せだなあ~,豊かだなあ~,ツイてるなあ~,あ~良かった,うれしい,楽しい,幸せ,ツイてる,ありがとう!」なんかを口癖にしたいですね。
口癖の傾向
「可愛い」:感性があることをアピールしているだけ。
「やっぱり」:とりあえず言っているだけ。一つのことに固執せず、臨機応変に考えるタイプ
「だから」:責任を逃れようとしているヒステリー気質。強引に自分の意見にまとめ、わがままで身勝手なタイプ
「あのぉ~」:優柔不断。
「まったく」:ストレスが溜まっている。
「任せてください」:安請け合いしている可能性大。
「わかってます。」:反省していない。
「しかし、・・・」:押し付けがましいタイプ。
「まぁいいか」:口だけ番長タイプ。
「それから」:好奇心旺盛。
「わりと」:真面目すぎる人
「本当に・・・」神経質で心配性
「我々、」:リーダーになりたがっている。
「なるほど。」:話の主導権を握りたい。
「聞いて、聞いて。」:かまってほしいだけ。
「絶対」:自信のなさの表れ
「一応(いちおう)」:頭が固く、変更を嫌うタイプ
「えーと」:依存心が強く、幼稚なタイプ
「大変だった」:自己評価が高く、自分の実力を過大評価するタイプ
「さて」:几帳面で融通が利かないタイプ
「でも」:何事も慎重に進めたい、猜疑心の強いタイプ
「というか」:とりあえず自分の意見を言っておかないと気が済まない自己主張の強いタイプ
「ここだけの話」:自己開示の返報性を求めているタイプ
「意外と」:意外性・イレギュラーなことを面白がるタイプ
母音でわかる5つの性格
あ段:積極的で社交的。ただし、注意力が散漫。
い段:鋭い感覚を持ち、周囲から厳しい人間にも見られるが、優しさも兼ね備えた指導者タイプ
う段:内向的な傾向がある。自分も強く主張しないため、その協調性で集団にうまく溶け込めるものの、同時に決断力がなく、そこが欠点。
え段:直観タイプに分類される。理屈ではなく、感覚で物事を判断するため、変わり者とみられることも。
お段:大らかで明るい社交性を持っているそうだ。ユーモアのセンスもあり、周囲から好かれるが、細かいことを気にしないで不注意によるミスを犯してしまうこともある。
仕事ができる人のセリフ、仕事ができない人の口癖
「やりたいことを3年後にビジネスにするとっておきの秘策」の著者で、全国コーチング普及協会の代表理事、田中 直子さんが、成功する人は、「面白い」「やってみよう」「なんとかなる」「ありがとう」の4つの言葉が口癖になっていることを指摘しています。
そして、仕事ができる人のセリフを5つ、仕事ができない人の口癖を11個あげています。
1.「素晴らしい!」
2.「○○までにやります」
3.「ありがとうございます」
4.「語尾を明確に言う」
5.いちいちアピールしない。
1.「忙しい」
2.「でも…」
3,「○○さんに言われたからやりました」
4.「自分のペースでやってみます」
5.「お金がない」
6.「○○に相談してみます」
7.「どうしたらいいですか?」
8.「そこまではちょっと」
9.「モチベーションが上がらない」
10.「すみません。」
11.自慢話
<仕事の効率up術>
「STUDY SMART」をコンセプトに、学びをもっと合理的でクールなものにできるよう活動する教育ベンチャー「STUDY HACKER(学びをHACKする者たち)」という会社が、仕事や勉強の効率をあげる方法を提案しています。
「当たり前に勉強ができる人」の4つの口癖
「言霊」という言葉があるように、やる気が出ず、勉強にとりかかれない時や気分が乗らず、勉強がはかどらない時、また、勉強習慣が続かず、いつも三日坊主になってしまう人には、「口癖」の力で解消できる場合があります。
【口癖1】「○○ならできる。」
勉強が嫌いな人は「勉強しない理由」を見つけるのがうまいものです。日本の著述家・経営者で、「習慣化コンサルタント」の古川 武士氏は、「○○できない」といった否定的思考を、「○○ならできる」という能動的な言葉に置き換える方法を勧めています。
たとえば、
・「気分が乗らないから、勉強できない。」
→気分を上げるために、好きな音楽を聴く・お菓子を食べることならできる。
・「難しくてよくわからないから、勉強が進まない。」
→この分野に詳しい友達に、電話で質問することならできる。
・「頭がボンヤリするから、勉強したくない。」
→頭をシャキッとさせるために、少し散歩することならできる。
このように、能動的な言葉を口癖にすれば、「勉強できない理由をつぶすための行動」を起こして自然と勉強に向かえるようになります。
【口癖2】「ありがたいなあ。」
そもそも、「好きなことを自由に学べる」というのは、とても贅沢なことなのです。『日本大百科全書』によれば、「スクール」という言葉の語源はギリシア語で “余暇” を意味する「スコレー(skhole)」からきています。勉強とは本来、時間的・経済的ゆとりがあるからこそできる “贅沢品” なのです。
「勉強はつまらない」「なぜこんなに大変なことをやらなければいけないんだ?」と、勉強による精神的な苦痛を感じているなら、少しだけ意識を変えて、「学べることがありがたいのだ」という感謝の心をもつようにしてみましょう。
脳科学者の細田 千尋氏は、日頃から感謝の心をもつことで、人はストレス反応が起こりにくくなる,充実感を得やすくなる,幸福感が高まる,楽観的になれる,など、様々なメリットが得られると指摘しています。
また、イギリスのウォーリック大学が2015年に発表した論文にも、幸福を感じている人はそうでない人に比べ、12%も生産性が高くなるとの報告がなされています。感謝によって幸福感が高まれば、いい気分で勉強に励めるのみならず、能率までアップできる可能性があるのです。
「勉強できる環境があってありがたい」「新しい知識を学べてありがたい」・・・こんな感謝の言葉を口癖にすれば、貴重な勉強時間を大切に使おうという意識が高まるはずです。
【口癖3】「5、4、3、2、1、スタート!」
アメリカの弁護士でテレビ司会者、作家、モチベーショナルスピーカーであるメル・ロビンズが、著書『The 5 Second Rule』のなかで、「5秒ルール」という有名なテクニックを提唱しています。
これは、「勉強を始めたい、でもやる気が起きない……」と葛藤が生まれた時は、すぐさま頭のなかで「5、4、3、2、1、スタート!」とカウントダウンを始めるのです。そして、カウントがゼロになったら、とにかく机に向かう,ノートを開くなど、勉強を始めるためのアクションを強制的に起こします。
大脳生理学者の池谷 裕二氏(薬剤師、薬学者、脳研究者)は、やる気を出すにはとにかく身体を動かし、脳の「淡蒼球」という部位を刺激することが重要であると述べています。
【口癖4】「今日も絶好調だ!」
アメリカ、イェール大学の第23代学長で、「心の知能指数研究のパイオニア」といわれる社会心理学者のピーター・サロベイは、病気の症状に苦しむ被験者を集め、「幸せ」または「悲しい」という感情を喚起する実験を行いました。その結果、「幸せ」グループの被験者より、「悲しい」グループの方が、より多くの苦しみを感じる傾向が見られたそうです。つまり、「病は気から」と言いますが、ネガティブな言葉を使っていると、心身のコンディションがさらに落ち込んでしまう恐れがあるということです。
したがって、本当は体調が悪いわけでないにもかかわらず、「勉強ダルいなぁ」「頭が回らないなぁ」と感じたら、そうした暗い言葉をそのまま口にするのは避けなければなりません。代わりに、「よし、絶好調!」と前向きな言葉を口にすることを心がけましょう。すると、脳のミラーニューロンにポジティブなイメージが伝わり、勉強を頑張る元気が湧いてくるはずです。
調子の出ない時にこそ、「絶好調だ」「いい気分だ」「頭がよく回っている」などの前向きな言葉を口に出してみましょう。
相手の心の内を知る方法10
心理学には、心理テストなどで利用される、個人の体験や背景などから心を読み取ろうとする「認知心理学」と、大勢の人間に共通する行動やしぐさの統計から人間の心を読み取ろうとする「行動心理学」という、大きな2つの流れがあります。
「行動心理学」で実証された、相手の心の内を知る観察のポイントを10あげてみましょう。
1. 身体のどこかに触れる接触動作
①緊張を和らげようと唇に触れる
唇に触れるのは、緊張したときに出やすいしぐさで、感情を表に出したくない、相手に隠したいことがあるというときにも、口元を隠す動作が増えます。唇を噛んだりなめたりするのも、隠したいことがあるときに出やすい動作です。
②不快感があると額に触れる
「額に手を当てる」というのは、古来、喜ぶ動作とされてきた言葉ですが、現代では「うっかりしてしまった」という反省や、相手に対する不快感を表すしぐさとして認識されています。会話をしていて相手が額に手を当てたら、不快感を抱いている可能性が高いということです。
③不安をやわらげようと腕を組む
腕組みをするのは、不安を感じたときや、考え事をしているときに多くみられる動作。考え事をしているときに腕を組むのは、緊張を和らげようとする行動です。
④相手と距離をとりたくて腕を組む
腕組みは、額に手を当てるのと同様に、相手に対する不快感を表すしぐさでもあります。
会話をしていて相手が腕組みをしたら、あなたを拒絶したがっているかもしれません。二の腕をつかむ組み方は、特に強い感情の表れですから、注意しましょう。
⑤不安を感じて背中を丸める
背中を丸めるのは、自分を守ろうとする行為。二の腕をつかんで腕組みをしながら背中を丸めていたら、強い不安を感じているということです。
2. 自己呈示(自己アピール)の方法や強弱
①謙遜
自分の能力の低さをアピールすることによって否定的な印象を避けたい心情があります。
②模範行動
自己犠牲的な行動や、献身的努力を見せることによって、「よい人」「立派な人」だと思われたいという気持ちがあります。
③威嚇
恐怖感を抱かせて、自分に有利に物事を進めたいと考えています。
④哀願
「弱い自分」をアピールすることで、相手の良心に訴えかけています。
⑤釈明
責任転嫁によって、自分のイメージを悪くしたくないと考えています。
⑥自己奉仕帰属
推定されるよいことには自分を関連付け、悪いことには自分とのつながりを避ける言葉を使います。
3. 個性にこだわる独自性欲求
「ほかの人たちと自分は違う存在でありたい」と思うのが「独自性欲求」です。
よく知られる行動には、独自性欲求が強い人は、書類のサインなどで書く自分の名前が大きいというものがあります。
「個性的でありたい」「ほかの人たちとは一緒にしてほしくない」と考える独自性欲求が強いタイプの人には、いくつかの傾向がみられます。
たとえば、野球やサッカーなどのスポーツで、マイナー球団を根強く応援していたり、強いチームのアンチであったりするケース。
また、趣味の世界では、マイナースポーツや音楽にハマるというように、「マイナー」がキーワードとなり、「誰も知らない」ということが至上となります。
日本では、女性よりも男性の方が、独自性欲求が強いという実験結果がありますが、アメリカでは男女に差がみられないという傾向があります。
4. 口癖(言葉の使い方)からわかる隠れた本心
①「すみません」
本来は「ありがとう」という言葉を使う場面で「すみません」を使ったり、相手に謝罪する必要はないのに「すみません」と謝ったりしてしまうのは、自分を卑下して相手に取り入ろうとする「迎合行動」といわれるもの。ひとりで行動するのが不安な人に多くみられます。
②「普通は~」
自信がもてないために、自分の意見をはっきりといえない人に多用する傾向があります。考えることを面倒くさがっているケースもあります。
③「別に。」
欲求不満の人に多用する傾向があります。言いたいことがあるのに我慢している、言ってもムダだとあきらめてしまっている、という心情を隠す言葉です。
④「だ・か・らー」
自信過剰タイプの人に多用する傾向があります。自己主張が強く、自分の意見に絶対的な自信をもっている人が多くみられ、自分の正しさをわかって欲しいという強い願望も伺えます。
⑤「要するに~」
自己中心的で仕切りたがりの人に多用する傾向があります。相手の意見を聞き入れず、話を結論にもっていきたい気持ちが伺えます。
5. アイコンタクトの心理
目線の動きには、いろいろな心理が隠されているといわれます。「目は口ほどにものをいう」という言葉がありますが、中でも目と目が合う「アイコンタクト」は、非言語コミュニケーションの代表的なもののひとつ。
アイコンタクトには、好意と敵意という相反する心情が込められているので、「よく目が合うから、彼女は自分に気がある」と考えるのは間違いであることもあります。逆に、警戒されているということも考えられるので、早とちりは禁物です。
心理学者のマーク・ナップは、人が誰かにアイコンタクトをとろうとする心理は、大きく4つに分類できるといっています。
①反応を知りたい。
自分の言動について、相手がどう思っているか知りたいという気持ち。
②何かを伝えたい
相手に何かを伝えたい、自分の意思を伝えたい、でも言葉にはできない、口には出せないというときには、アイコンタクトが増えます。
③好意を示したい
先に例であげたように、相手に対して好意があるときにはアイコンタクトが増え、お互いに好意をもっていれば「見つめ合う」ということになります。
④敵意を示したい
相手のことを警戒すると目が離せない状態になるので、アイコンタクトが増えることになります。好意と同じように、お互いに敵意をもっている場合でも、相手から目をそらせなくなるので、結果的に見つめ合うことになります。
6. 足の動きからわかること
身体の動作は、顔の表情のようにお互いが意識することが少ないので、つい本心が表れてしまうことが多くなります。特に足元は、意識がゆるみがちで、気持ちが表れやすいところだといわれます。
よく知られるのが、つま先の向きです。相手のつま先が自分の方向になければ、その人は自分に関心がないというサインです。
①直立不動の「気をつけ」という姿勢は、従順を表しています。
②両足を広げて踏ん張る立ち方は、強さをアピールしています。
③脚を組んで座るのは、不安を抱えているときに多い座り方で、完璧主義の人に多いという特徴があります。
④脚を広げて座るのは、自分の縄張りを確保したいという気もちの表れで、これも、不安を抱えているときに多い座り方。
⑤座ってヒザに反対の足を乗せるのは、自分をアピールしたい気持ちが強く、自己顕示欲の表れ。
⑥イスの背もたれに寄りかかり、足を前に投げ出す座り方や、頻繁に足を組み替える動作は、退屈しているサインです。
7. 化粧からわかること
一般的には、化粧品を多くもつ人ほど、人付き合いが得意な明るい性格だとされますが、化粧品には、スキンケア化粧品と、メイクアップ化粧品があります。
化粧水、美容液、ファンデーションといったスキンケア化粧品を多くもっている人は、自分の内面を見つめてプライベートを大事にするタイプだといわれます。
また、アイライン、アイシャドー、口紅といったメイクアップ化粧品を多くもっている人は、外での社会的な活動に生きがいを感じるタイプといわれ、化粧との付き合い方に、その人の性格や思考性を読み取ることができるのです。
化粧をすることにより、外見だけでなく、自分に対する安心感、自己肯定感も高まり、人間関係にも余裕が生まれます。化粧をしっかりする人は、こうした自分を高揚させる効果を活用しているということです。
化粧をすることで得られるメリットには、ほかにも、美しくなりたい気持ちや変身願望を満たす「自己充実感」が生むプラス効果、自分の顔に触れることによって不安を和らげる自己タッチの効果、自己評価を高めてストレスを軽減する効果などがあります。
化粧が整っている人は、安定した精神の持ち主で、充実した生活を送っている可能性が高いといえるのです。
8. 服装からわかること
化粧とともに、外見のイメージを決定する服装からも、その人の気持ちを読み取ることが可能です。
流行に左右されずに服装の好みがはっきりしている人は、自分を肯定的にとらえていて、他人に左右されない傾向があります。
派手な服装を好む人は、傷つきやすく、自分に自信がもてないタイプが多いといわれます。
強い不安を抱えている人ほど、最新の流行ファッションを好みます。これは、服装によって内面の不安をカバーしたいという気もちの表れにほかなりません。
またアクセサリーをたくさん身につけているのは、やはり自信がなくて、自分をよく見せたいという気もちの表れ。特にゴールドを好む人は、自分を高級に見せたいという気持ちが強く、上昇志向の強い人だということができるのです。
服装は、相手の気持ちにも影響を与えます。自分と同じような服装をしている人に対して信頼感をもちやすくなる「同調効果」や、ある特徴でその人の全体印象を決めつけてしまう「ハロー効果」などが知られます。
9. 会話中のしぐさからわかること
会話中は、言葉から相手の気持ちを受け取るだけでなく、相手のしぐさを観察することによって、心の中を読み取ることが可能です。
相槌は、「あなたの話を聞いていますよ」というサインですが、多くなってきたら、退屈してきて話を早く切り上げてほしいという気もちの表れ。
他にも、話に飽きたときに出る、わかりやすいしぐさがいくつかあります。
・相槌を打たないまでも、うなずく回数が増えてきた
・驚いたり思い出したりと、大げさなリアクションが増えてきた。
・頬杖をつく。
・バッグの中をあさったり、スマートフォンをさわったりする。
・周囲を見渡す。
・身体を後ろに引いたり、イスの背もたれにもたれたりする。
10. 表情から嘘を見抜く方法
顔の表情に表れる気持ちは、文化や言語が違っても、万国共通だと言われます。人間には、相手の表情を見て気持ちを察する「表情理解」という本能が備わっています。
世界中の人が、気持ちを表す表情の基本は、次の6種類です。
①怒り
顔が硬直して両眉が逆ハの字になり、眉間にシワがよる。
②恐怖
両眉が中央に寄って眉間が狭くなり、緊張する。
③喜び
口角が上がり、頬も上がるので下まぶたにシワができる。
④悲しみ
両眉が中央に引き上げられ、伏し目がちになる。
⑤驚き
眉が高く上がり、目は大きく開く。
⑥嫌悪
下唇が上がって上唇を押し上げ、頬も上がる。
また、次のようなしぐさは、嘘をついているときに多くみられるようになります。
・作り笑い
・頭の位置が動かなくなる。
・頭部をさわるしぐさが増える。
・まばたきが増える。
・話し方が淡々としたり、声が小さくなったりする。
・普段見せることのないしぐさが増える。
作り笑いを見抜くポイントは、口元から目元へと笑顔が表れること。目元の筋肉は、意識的にコントロールすることが難しいために、表情をつくりやすい口元から笑顔になります。また、左右非対称の笑顔もつくり笑いの特徴です。自然な表情は、左右対称になるものですが、意識的に表情をつくると顔の左側に強く影響が出るといわれます。
ネガティブだった僕が「ガチで人生を変えた口癖7選」
You Tuber「月400万稼ぐニート 」より
1.「楽勝!」
難しいと思うことでも、何度も口にすることで自分の自信になります。
2.「ありがとう。」
言った方も、言われた方も、幸せな気持ちになれる最強の言葉です。
3.「なんとかなる。」
いい意味で楽観的になれて、失敗してもまずはやろうという気持ちになります。
4.「俺にはできる。」
相手を褒めるよりは、まずは自分を褒めてあげてください。あなたの自信につながります。
5.「じゃあどうする?」
すぐに否定するのではなく、次に進むためにも言ってみてください
6.「最後に笑えばいい。」
何事も一撃でうまくいかなくていいんです。コツコツやってやって最後にあなたが笑えばいいです。
7.「人生は楽しむためにある。」
あなたの人生はあなたが主役です。いろんなことに挑戦して楽しんでください。
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