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教養を高める PR

子どもの事故防止のために・・・自転車、道路交通法改正

タイトル 子どもの事故防止のために・・・
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きょうはいかのおすし(今日はイカのお寿司)

子どもが事故や事件の被害者に遭わないよう、様々な取組がなされています。

子どもが犯罪に巻き込まれないための注意事項や不審な声かけからの対処方法を、防犯標語によって指導もされています。

きょうは いかの おすし(今日はイカのお寿司

きょ→不振な人や車との間は、「きょ」りを取る。

 →自分の「う」しろに注意(一人歩きは避ける。)

 →家には「は」やめに帰る。(夜間の外出は避ける。)

いか→危険なところへ、「いか」ない。

 →知らない人の車に「の」らない。

お →「助けて」と、「お」お声を出す。(近くの家やお店などに助けを求める。)

 →知らない人の声かけや誘いには応じず、「す」ぐ逃げる。

 →近くの大人(家の人や警察)に、「し」らせる。すぐ110番。

いいゆだな(いい湯だな)

→「い」えの鍵を見せない。…紐でぶら下げた鍵をカバンの横などから見えるようにしない。

→「い」えのまわりをよく見る。…不審者がついてきていないか確かめる

→「ゆ」うびんポストをチェック …郵便受けに新聞などがたまっていると留守がちだと思われる

→「だ」れもいなくても「ただいま 」…不審者に、家に誰かいると思わせる。

→「な」かに入ったらすぐにとじまり …鍵を開けた時に不審者に入られないよう気を付ける。

しかし、子どもが事件や事故の加害者になる可能性もあるのです。

被害者の立場だけでなく、加害者の立場にもならないよう、安全管理能力・危険察知能力を高める教育しなければなりません。

損害賠償責任

人にけがをさせたり、モノを壊したりしたら、故意(わざと)、過失(わざとではなく)は関係なく、責任をとらなければなりません。

たとえば、交通事故をわざと起こす人はいないでしょう。しかし、過失であっても、交通事故を起こしたら、事刑、民事、行政の3つの責任を負うことになります。

事刑責任とは、警察で取り調べを受け、罰金・禁固・懲役などの刑罰処分を受けることです。

民事責任とは、被害者に対し謝罪を、治療費・修理費・慰謝料などを支払うことです。

行政処分とは、公安委員会により、免許停止などの運転に関する処分を受けることです。

また、責任を負う過程で、示談、和解、裁判などになることもあり、半年から場合によっては10年ほどの年月がかかることもあります。

自転車賠償事例

男子小学生(11歳)が夜間、帰宅途中に歩道と車道の区別のない道路において、歩行中の女性(62歳)と衝突。女性は頭蓋骨骨折等の傷害を負い、植物状態となり、意識が戻らない状態になる。

この事故に関し、平成25年7月4日、神戸地方裁判所が出した判決は、加害者の保護者に、役1億円(95,210,000円)の請求を命じたものでした。

つまり、11年半、働き続けて支払う金額になるのです。勿論、これは、1日24時間不眠不休で働いた場合であって、食事や家賃などの計算は入っていません。

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/info.html

交通に関する安全行動

交通安全「あそびはおおめ」

  あんぜんかくにん(人も車もしっかり安全確認を)

  そくどはひかえめ(速度は控えめ、安全な速度で)

  ビームはハイで(暗い道ではハイビームの活用を)

  はんしゃざい(夕暮れ時、夜間は反射材の活用を)

  おもいやり(「思いやり・ゆずり合い」の気持ちで運転を)

  おうだんほどう(横断歩道を渡りましょう)

  めであいず(横断歩道を渡るときは手を挙げるとともに目で合図を)

自転車安全利用五則

1.車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先

2.交差点では信号と一時停止を守って、安全確認

3.夜間はライトを点灯

4.飲酒運転は禁止

5.ヘルメットを着用

安全運転五則

1.安全速度を必ず 守る。

2.カーブの手前でスピードを落す。

3.交差点では必ず安全を確かめる。

4.一時停止で横断歩行者の安全を守る。

5.飲酒運転は絶対にしない、ムダな追越し、わき見運転をしない

高速運転五則

1.安全速度を守る。

2.十分な車間距離をとる。

※路面が濡れているときは、普段の約2倍の車間距離が必要

3.割り込みをしない。

4.わき見運転をしない。

 ※たばこに火をつける、携帯電話を見る= 約2秒

→ 時速90kmでは、2秒間に約50m進む。

5.路肩走行をしない。

プロ運転五則

1.緑ナンバー車は公共輸送車である。

2.我々はプロドライバーである。

3.道路は我々の職場である。

4.運転に会社と家族がかかっている。

5.事故は無駄な出費である。

踏切運転五則

1.踏切で何かあったら、まず非常信号機で知らせる。

2.左右を確認するため必ず一旦停止。

3.上りが行けば、下りに注意。

4.踏切でギヤーチェンジをしない。

5.踏切内で止まらない、前車との車間距離をとる。

冬道の安全運転五則

1.スピードは、夏場より 10キロ以上減速する。

2.車間距離は、路面乾燥時の2倍以上とする。

3.急加速、急ブレーキ、急ハンドル等の急激な操作を避ける

4.視界不良時は、 前方をよく見て、早めに徐行する。

5.危険がいっぱい。追越しはしない

安全横断五則

1.安全な場所を選ぶ。

2.道路の端で必ず立ち止まる

3.右・左の安全を確かめる。

4.安全を確かめたら、まっすぐさっさと渡る。

5.横断中も右・左の車の動きに気を配る。

子どもの事故防止のために、「今日はイカのお寿司」や「いい湯だな」の標語を教えて欲しいと思いますが、同時に、子どもが事件や事故の加害者になる可能性もあるのです。自転車賠償事例を紹介し、特に交通安全についてしっかり学ばせましょう。