帰らざる日のために
https://www.youtube.com/watch?v=RIrC4Id5M7M
「人生二度なし」
皆さん、おはようございます。
京セラの創業者、稲盛和夫氏は、中村天風の「信念で寝て、信念で起き、信念で一日中を生きよ」という教えを地で行い、数々の奇跡を起こして、京セラを一大企業に仕上げ、更に、経営破綻に陥った日本航空を立て直した人ですが、彼は、人生の結果を次の式で示しています。
「人生の結果」=「考え方」×「熱意」×「能力」
ベクトル図で示すと、考え方が方向、熱意が長さ、能力が太さに相当するでしょうか。

この中で最も重要な要素は「考え方」で、プラス思考をするのか、マイナス思考をするのかで、大きく差が出てくるとしています。考え方(方向性)が間違っていると、いくら能力があっても、また、いくら一所懸命に努力を重ねても、いい結果は出ません。あまり物事を深く考えず、フィーリングだけを大切にすると、その場限りの対応になることが多いように思います。
また、「考え方×熱意」は「信念」という言葉に置き換えられ、中村天風は、物事は「信 念」と「能力」の掛け算で成否が決定すると述べています。
「人生の結果」=「信念」×「能力」
一度しかない人生、ゲームとの大きな違いは、「リセットボタン」はないということでしょう。やり直しはきくけれども、これまで生きてきた人生を「無」にして、振り出しに戻すことはできません。
死ぬ前に後悔しない人生
過去の偉人たちは、死ぬ前に何と言ったのでしょうか?
先人たちの遺訓や遺言、最期の言葉を紹介しましょう。
聖徳太子(厩戸皇子)
「この世の中はなんと虚しい、仮のものよのう」
ブッダ(仏陀)釈迦牟尼(仏教の開祖)
「自灯明、法灯明」
織田信長(戦国武将)
「是非に及ばず」
徳川家康(戦国武将)
「人の一生は重荷を負ふて遠き道をゆくが如、急ぐべからず。不自由を常と思へば、不足なし。心に望みおこらば、困窮したる時を思ひ出づべし。堪忍は無事長久の基、怒は敵と思へ。勝つことばかり知りて、負くるを知らざれば、害その身に至る。己を責めて、人を責めるな。及ばざるは、過ぎたるよりまされり。」
伝教大師・最澄
「道は人を弘め、人は道を弘む。
一休宗純(禅僧)
「ナルヨウニナル シンパイスルナ(なるようになる。心配するな)」
死にはせぬ どこへも行かぬ ここにいる 尋ねはするな 物はいわぬぞ
快川和尚(恵林寺、武田信玄の禅の師)
「心頭を滅却すれば、火も自ら涼し。安禅は必ずしも山水を須いず。心頭滅却すれば、火も自ずから涼し」
勝海舟(幕末の幕臣)
「これでおしまい……。」
葛飾北斎(江戸時代の浮世絵師)
「天が私にあと十年の時を、いや五年の命を与えてくれるのなら、本当の絵描きになってみせるものを。」
西郷隆盛(薩摩藩士)
「功の崇きはこれ志、業の広きはこれ勤」
渡辺崋山(幕末の藩政家)
「商人に与へたる教訓
一、先づ朝は召仕より早く起きよ
一、十両の客より百匁の客を大切にせよ
一、買人が気に入らず返しに来たら、売る時よりも丁寧にせよ
一、繁盛するに従つて益々倹約せよ
一、小遣は一文よりしるせ
一、開店の時を忘るな
一、同商売が近所にできたら懇意を厚くし互に励めよ
一、出店を開ひたら三ヶ年食料を送れ」
平澤興(第16代京都大学総長、脳神経解剖学者)
「努力することの本当の意味は、人と勝つというだけでなく、天から与えらえた能力をどこまで発揮させるかにある。」
安岡正篤(東洋思想家)
「与えられた運命の先に、自分の人生を築いていく。それが人物というものであり、人物の条件である。」
吉田茂(内閣総理大臣)
「富士が見たい。」
犬養毅(政治家)
「話せばわかる。」
坂村真民(仏教詩人)
「人間は本物に出会わなければ、本物になれない。」
三浦綾子(作家)
「一流の人は、弁解をしない。」
松下幸之助(PHP代表「経営の神様」)
「強固な信念がなければ、価値ある生き方はできない。柔軟な融通さがなければ、心豊かな生き方はできない。」
森信三(哲学者、「国民教育の師父」)
「人間の真価は、その人がいつまで道を求めるか、その緊張持続の長短によって、測り得べし。」
太宰治(小説家)
「皆、子供はあまり出来ないようですけど陽気に育てて下さい。あなたをきらいになったから死ぬのでは無いのです。小説を書くのがいやになったからです。みんないやしい欲張りばかり。井伏さんは悪人です。」
東井義雄(教育者、東光寺住職)
「本物は続く。続けると本物になる。」
棟方志功 (版画家)
「自分が死んだら、白い花一輪とベートーヴェンの第九を聞かせて欲しい。他には何もなくていい。」
李登輝(台湾政治家、「台湾民主化の父」、「民主先生(ミスターデモクラシー)」)
「大切なことは武士道にある。」
ハインリッヒ・ハイネ(ドイツ詩人)
「書くんだ、紙、鉛筆……。僕は、死ぬ……。」
フリードリヒ・エンゲルス(ドイツ社会思想家)
「死骸を火葬にして灰を川に投ぜよ。」
フレデリック・フランソワ・ショパン(ポーランド作曲家、ピアニスト)
「お母さん……私の気の毒なお母さん。」
マハトマ・ガンジー(ガンディー)(インド独立活動家)
「青春期を何もしないで過ごすよりは、青春期を浪費する方がましである。」
後悔しない生き方ができる秘訣
先人たちの遺訓や遺言、最期の言葉を見てみると、後悔する人生の方が多いように感じます。
ところで、最近の心理学によって、現代人が人生を後悔することには、次の4項目であることが明らかにされています。
1.働き過ぎた。
2.愛や感謝を伝えなかった。
3.感謝のない生活を送ってしまった。
4.人の目を気にしすぎた。

そうすると、後悔のない人生にするには、次の4つの行動が重要だといえるでしょう。
①家族や友達との時間を充実させる。
②家族や恩人が生きているうちに、愛や感謝を伝えておく。
③暮らしの中にある「素晴らしいこと」をたくさん見つける。
④自分の気持ちに従って生きる勇気をもつ。

後悔しない生き方ができる、たった1つの秘訣は、自分の『使命』を本気で意識することです。『使命』を意識すれば、「志」がもて、人は生き方が変わります。なぜなら、人は、どんなことでも『終わり』を意識しないと、力が湧いてこない生き物だからです。
Be⇒Do⇒Have
何のために生きるのかという生きる目的に正解はありません。しかし、どんな自分でいたいのかという、自分の「あり方」を起点に考えると、やるべきことが見えてきます。
簡単なワークを紹介します。
まず、自分が今、「欲しいもの(Have)」を書き出します。次に「やりたいこと(Do)」を書き出します。では、その結果、自分はどうなるか、「自分のあり方(Be)」を考えます。
たとえば、(Have)では、スポーツカー、高級腕時計、別荘など。(Do)では、ドライブ、高級パーティー、不動産投資など。その結果、(Be)では、金持ちになる、人から羨ましがられる、モテる、などがあげられるでしょうが、その程度で、あまりたくさん出てこないでしょう。

では、反対に、「あり方(Be)」⇒「やり方(Do)」⇒「持ち方(Have)」の順で考えてみましょう。
(Be)では、健康に生きる、感謝できる、自信をもつ、と書き出したら、(Do)では、早朝散歩をする、「ありがとう」を口癖にする、堂々と歩く。そして、(Have)では、万歩計、メッセージカード、歩きやすい靴、などと明確に出てくるでしょう。「あり方(Be)」がはっきりすると、ビジョンが明確になり、やるべきことが見えてきます。そうすると、今まで「欲しい」と思っていたものが色あせることもあるでしょう。

同じように、進路を選択する時、自分の学力から行ける高校や大学を選んでから、将来を考えようとすると、高校や大学でつまづくことがあります。
進路選択のコツは、ずばり、将来の青写真を作ることです。
自分が将来どんな人生を送りたいのか、どんな仕事に就きたいのか等、夢と希望を語れるようにすることです。そうすることで、必然的に、高校や大学も決まってきます。これが、「あり方(Be)」⇒「やり方(Do)」⇒「持ち方(Have)」の考え方です。
もちろん、人生には様々な出会いやトラブルがありますので、必ずしも、今、頭に描いた青写真のようになれるとは限りません。しかし、その方向に向かって進んだということが、自信にもなり、今の生活を充実させることにつながるのだと思います。
「あやうく一生懸命生きるところだった」
韓国イラストレーターで作家のハ・ワン氏が、2020年、「あやうく一生懸命生きるところだった」という衝撃的な題名の本を出版しています。
次のような人におススメの本だそうです。
・がんばりすぎてしまう人
・人生に疲れている人
・周りのペースに合わせて辛くなる人
・過酷な労働環境やパワハラに苦しむ人
・ポジティブ思考になりたい人
・時間に追われている人
・学歴、出世から離れて自分らしさを獲得したい人
・自分の人生ってこれでよかったの?と立ち止まっている人
私たちの人生の目的は勝つことではなくて、幸せになることです。自分にとっての「幸せ」というのは何なのか、考えてみて欲しいと述べています。
1.努力は報われる時があれば、報われない時もある。
「こんなに努力したのだから必ず見返りがあるはずだ」という思考こそが苦悩の始まり。
2.やる気がなくても働いていい。
「やる気」っていうのは愛情みたいなもの。「どうやったら仕事のやる気が出せますか」というのは、 好きでもない女性を目の前にして どうやったら彼女のことを好きになれますか と聞いているようなもの。
3.過剰な期待をせず、世間の風潮(人生マニュアル)を捨てて、客観的に自分を見る。
周囲の価値観にとらわれない生き方をすれば、自分らしさを尊重でき、自由と幸せが手に入る。結果にとらわれず、「目標達成のプロセス」を楽しむと、成功を伴うことが多くなる。コップに半分入っている水を見て「半分しか入っていない」と思う人もいれば、「半分も入ってる」と思う人もいます。結局、心持ち次第で同じものも違って見える。
4.人と比べてはいけない。
人と比べられそうになったら、これはどんぐりの背比べだと思うことで受け流そう。
「自分だけの人生」は失敗の上に成り立つ。みんなが良いと言うものが自分にとっても良いものなのか、冷静に考えてみること。
自分の夢を叶えている人というのは、「勇気を出して別の道を選べる人=群れない人」です。時に孤独との闘いにも耐えなければなりません。
また、失敗についての考え方を変えることです。「チャレンジして失敗するなら止めておく」ではなく、「失敗したときは泣けばいいだけだ」と考えるのです。
5.他の選択肢はないという執着を捨てる。
「この仕事をクビになったら、人生終わる」とか、「この女性を逃したら、もう結婚できない」と感じた瞬間に悲劇が始まる。
6.やらなかった後悔は後を引く。
人生、行動してもっとヘタこいていこう。
7.ダメな自分を認めたら、自尊心が増す。
自尊心が下がる一番の原因は、自分を過大評価していること。
動物、例えばリスは、自分の顔が他のリスの顔より醜いとか、どんぐりを集めるのが下手だからといって、自殺したりはしない。
自分は「まあこれくらいの人間だ。それでも悪くない。」と考えて、今の自分を受け入れてあげると、逆に自尊心が高まってくる。
8.お金のために自由を後回しにしない。
よくわからない未来のためではなく、現在の自由のためにお金を稼ぎ、自由に暮らそう。
最期(最後)への意識で生き方が変わる。
元、小中学校の先生で、現在、教育評論家・セミナー講師として活躍されている中井
俊已先生の話を紹介しましょう。
黒澤明監督の映画に「生きる」という名作があります。役所に勤める老年の男性が不治の病を知らされ、残り半年の命をどのように生きたかを描いた作品です。
自分の余命が短いことを知った主人公は、それまでの味けのない判で押したような生き方に疑問を持ちはじめ、悩みます。そして、自分が心底生き甲斐を持ってできることを探しさまようのです。
見知らぬ小説家と知り合って夜の歓楽街に案内されますが、空しさが残るばかりです。役所を無断欠勤して、生の意味を求めてさまよう日々が続きます。
そしてある日、役所の同じ課にいた女性職員が、新たな生き甲斐を求めて玩具工場に転職したことを知った時、彼は悟るのです。
「他人のためになる仕事に没頭することこそ、苦悩を越える道である」と。
意外にもそれは、これまで味けのないと思っていた役所の仕事の中にありました。彼が選んだその仕事は、町に小さな公園を造るという平凡なものでした。ところが、彼は、人が変わったたように、その仕事に打ち込み始めます。誠心誠意働き、多くの困難にもひるまず、遂にその仕事を成し遂げるのです。
そして、余命を知らされてから半年後、完成した公園のブランコにゆられながら、彼は、微笑みをもってその生涯を閉じるのです。
なぜ、彼は変わったのでしょうか? なぜ、彼はまったくやる気のなかった仕事に全力を傾け、命を燃やすように打ち込むことができたのでしょうか?
人は自分の命がわずかだと知らされた時、生きることを真剣に考え、行動するようになるのでしょう。
中井先生は、人は死を意識すると、生き方が変わると述べられています。
死がやってくることは確実です。ただ、その日をほとんどの人は知りません。あと十年後かもしれないし、今日かもしれません。東日本大震災で亡くなった1万5千人を超える方々は、自分の人生があの日、突然に終わるとは予想していなかったでしょう。事故や病気で明日の命があるかどうかも知れないのも現実です。
そう考えると、もし、あと1か月という時間は有難いことだと思えてきます。
命のつきる最期と学年が終わる最後を一緒にするわけではありませんが、あと1か月しかないから、「今日、いま、やろう!」いや、あと1か月も時間をいただけると感謝しつつ、「今日、いま、やろう!」と考えていきたいものです。

人生教訓
二度とない人生をどう生きるべきか、短い人生の中で早めにその「使命」に気付き、生きる目的を見つけた方が、きっと幸せな時期が長いでしょう。
「死ぬまで悔いのない生き方をする45の言葉」
千田 琢哉(著述家・文筆家)
01 がんばり過ぎたら、野次馬がバッシングしてくれるから大丈夫。
02 100%で燃え尽きる1発屋より、コンスタントに70%の100発屋。
03 遅刻しそうなのについ寄り道してしまったことが、あなたの好きなこと。
04 眠いのをがまんするのではなく、眠れなくなるのがあなたの情熱。
05 過去を振り返って、一番お金を費やしたことを思い出してみる。
06 「負けてたまるか!」より、「なるほど」と頷いている人のほうが熱い。
07 出張の際にプロは、訪問先の徒歩圏内にあるホテルに宿泊する。
08 1週間かけてじっくり考えた企画より、即日提出された企画が面白い。
09 デート当日寝坊したらパジャマのままタクシーに乗り込んで間に合わせる。
10 「これ、本当に一人でやったの?」と上司を絶句させるのが、情熱。
11 一番好きな人に好かれたら、世界中を敵に回したっていい。
12 喧嘩もできない人に、親友はできない。
13 人と会う時には、今日が最後の日になるかもしれないと考える。
14 名刺交換の際には、相手のフルネームを唱える。
15 聞く姿勢が卓越している人に、嫌われ者はいない。
16 相手から切られても、あなたから切らない。
17 圧倒的実力をつけた上で、第一印象は少し手を抜く。
18 陰口を言わないだけで、10年後の人望は桁違いになる。
19 本気で親しくなりたかったら、人生を変えた1冊を教えてもらう。
20 冗談みたいな小さな約束こそ、命がけで守る。
21 批判されてもやりたいことが、あなたの才能。
22 ムリムリ、それはありえない、が口癖の人が近づいてきたら非難する。
23 社交辞令を発する人がいたら、数値と固有名詞入りで返事をする。
24 できない言い訳を飲み込んで、「だからやろう!」を口癖にする。
25 トラブルが起きたら「待っていました!」を口癖にする。
26 自分だけ週休3日のつもりで、仕事してみる。
27 ランチや飲み会はなるべく格上の人とだけサシで行く。
28 同僚と一緒になってすごい人の話で盛り上がらない。
29 家族や子供のためにがまんをやめる。
30 あなたの仕事スタイルは好きな人に見られても恥ずかしくないか。
31 今やっていることが、そのままあなたの未来。
32 未来を変えたかったら、好きなことだけを選んでいく。
33 あなたの未来は、今まで出会った人と本で決まる。
34 運のいい悪いは「実力」と「スピード」でコントロールできる。
35 いつも最短コースを追求している人だけが、遠回りをさせてもらえる。
36 才能がないと思っていたけど、食わず嫌いだったことをやってみる。
37 「こうなりたい」という、憧れの人を演じて人生を送る。
38 進化している人は「もう一度あの頃に戻りたい」とは言わない。
39 これからは、自分が小説の主人公になったつもりで生きよう。
40 人生をかけることに出会ったら、一瞬でわかる。
41 ニヤニヤしながら鮮明にイメージできると、夢は次々に叶っていく。
42 過去は未来で上書きできる。
43 絶望は希望の始まり。
44 変化できる人は、100歳を超えても20代。
45 「あの頃はよかった」と浸る時間は死んでいるのと同じ。
『最高の人生を送る8カ条』
田口久人(You Tuber:yumekanau2)「そのままでいい」
やり方はいくらでもあるから決めつけないこと
問題にぶつかったらシンプルに考えること
曖昧にしていることを今すぐ終わらせること
過去を変えようとせずに今を変えること
恥ずかしがらずにいつも感謝の気持ちを伝えること
傷つくことを恐れずにありのままの自分を見せること
今までの自分がやらなかったことに挑戦すること
まわりにどのように思われても一番大切な人と一緒に過ごすこと いつでも人生は自分次第で最高になる。
人生に大切な「かきくけこ」
コシノジュンコ(デザイナー)
「か」:感謝
「き」:希望
「く」:くよくよするな(くよくよしない)
「け」:健康
「こ」:行動
「二度とない人生だから」
坂村真民(仏教詩人)
二度とない人生だから
一輪の花にも
無限の愛をそそいでゆこう
一羽の鳥の声にも
無心の耳をかたむけてゆこう
二度とない人生だから
一匹のこおろぎでも
ふみころさないようこ
こころしてゆこう
どんなにかよろこぶことだろう
二度とない人生だから
一ぺんでも多く便りをしよう
返事は必ず書くことにしよう
二度とない人生だから
まず一番身近な者たちに
できるだけのことをしよう
貧しいけれど
こころ豊かに接してゆこう
二度とない人生だから
つゆくさのつゆにも
めぐりあいのふしぎを思い
足をとどめてみつめてゆこう
二度とない人生だから
のぼる日 しずむ日
まるい月 かけてゆく月
四季それぞれの星星の光にふれて
わがこころをあらいきよめてゆこう
二度とない人生だから
戦争のない世の実現に努力し
そういう詩を一篇でも多く作ってゆこう
わたしが死んだら
あとをついでくれる若い人たちのために
この大願を書きつづけてゆこう
帰らざる日のために
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まとめ
人生はやり直しはきくけれども、リセットボタンはありません。
先人たちの遺訓や遺言、最期の言葉をみると、後悔する人生の方が多いように感じます。
最近の心理学によって、現代人が人生を後悔することは、働き過ぎた,愛や感謝を伝えなかった,感謝のない生活を送ってしまった,人の目を気にしすぎた,だそうです。
生きる目的に正解はありません。しかし、「あり方(Be)」⇒「やり方(Do)」⇒「持ち方(Have)」の考え方をすると、やるべきことが見えてきます。
中井俊已氏は、「人は死を意識すると、生き方が変わる」と述べられています。
二度とない人生をどう生きるべきか、短い人生の中で早めにその「使命」に気付き、生きる目的を見つけた方が、きっと幸せな時期が長いでしょう。
