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感謝の心に奇跡は宿る。

タイトル 感謝の心に奇跡
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「金のなる木」

長らく、中学校の部活動で、男子バレーボール部の指導をしてきました。

一生懸命、練習した甲斐あって、近畿大会にも何度か出場することができました。その頃、全国大会に出場するには、市の大会でベスト2に入り、県の大会でベスト2、そして近畿大会でベスト5に入る必要がありました。

ところが、あと1試合勝てば全国大会出場というところで勝てません。また、あと1セット取ればということもありましたし、あと1点取ればというところで逆転負けをくらって全国大会出場を逃すこともありました。

そういうことが続いた頃、これはもう、神頼みしかないと思い、兵庫県神戸市の山中にあるやきもち地蔵を訪れました。

ここには、焼き餅をお供えしたら喜んで願いを叶えたという一願成就のお地蔵様がおられ、本殿と百度石が10メートル程なので、お百度参りもしやすいお地蔵様です。

9月のある日、バレーボールの部員を連れてお参りに行きました。

すると、そこに「金のなる木」という言葉が飾ってありました。

「金のなる木」

何気なく読んでいると、はっとしました。

どうすれば勝てるかと、勝つことばかりを考えていると、他者への思いやりや配慮が欠けてきます。自分さえよければいいという発想になり、エゴむき出しの顔をしている自分に気がついたのです。

どこの神社にも必ず鏡が置いてありますが、その鏡に映る自分の顔を見た時、「こんな鬼のような形相をしたような監督じゃダメだ」と思いました。

これをスローガンにしようと思いました。

勝負の世界に

感謝の心には奇跡が宿る」という言葉は、アメリカ哲学者・教育者で、“In Tune with the Infinite”著者のR.W.トライン(ラルフ・ウォルドー・トライン)の言葉です。          

また、1964年、「東洋の魔女」を率いて、東京オリンピックで金メダルに輝いた女子バレーボールの大松 博文監督の著書、「俺についてこい」の中にも、「感謝の心に奇跡は宿る」という言葉がみられます。

「勝負の世界」

□挑戦なくして成功なし。

□自分なりの武器をもて。(武器が勝利を呼ぶ。) 

□「沈黙は金」ならず、「禁」である。

□ねばれば、必ず道は拓ける。(ねばりが勝負を呼ぶ。)

□勇気と無謀、拙速と待機の違いを知れ。

□強気が強運を呼ぶ。(強気はくじかれない。) 

□運も実力のうち。(月を掴む,運の強い人間になる。)

□プレッシャーを楽しめ。

感謝の心に奇跡は宿る。 

□ピンチはチャンスなり。油断は大敵。 

□活路は一番手強く見える所にある。

□開き直ると力みがとれ、冷静になれる。

□是が非でもという願いは決してかなえられない。(「無欲の勝利」)

□人事を尽くして、天命を待て。(試合の結果は、試合をする直前に決まっている。)

□信じる者こそ救われる。(「必ず勝てる!」という信念をもて。)

□自力と他力を相乗させよ。

□呪文・思い込みの効果を知れ。

□先制・主導-先手を取れ。

□正をもって合し、奇をもって勝つ。(正攻法と奇作を使い分けよ。)

□目的を誤らない。(目的と目標は違いを知れ。)

□戦わずして勝つ。(手数を見せないで勝ち進め。)

□兵は国の大事。(健康に気をつけ、ベストコンディションで臨め。)

□決勝点に全力を集中せよ。

他者にエネルギーを与えることが、実は同時に自分自身のエネルギーも生み出すという法則があります。見返りを期待しないで自分からエネルギーを与えると、自分自身がフローになって自分の中にもエネルギーがわいてくるのです。

これが「フォワードの法則」といわれるものです。

なぜ、思考するだけで、意識するだけで、自分の中にエネルギーが生まれるのでしょうか。

それは、思考自体にエネルギーがあるからです。

量子物理学のレベルでは、思考は光だという研究があります。光とは波動です。目に見えなくても、人の波動、すなわち人ら発せられる思考がエネルギーとなって周りの人に伝わり、感じられていくのです。

世界的に有名な細胞生物学者のブルース・リプトン博士は、著書『思考のすごい力』の中で、人間の思考が細胞レベルでいかに身体に大きな影響を及ぼすかを述べています。

自分自身とはすなわち「思考」と「意識」です。行動もある意味では自分自身ですが、厳密に言えば、行動は思考や意識の表現であり結果です。どんな思考をしているのか、どんな意識を持っているのか、それが自分自身なのです。

            

「与えよ、さらば与えられん」という言葉を、キリスト教徒でなくても聞いたことがあるでしょう。しかし、最初から見返りを期待して与えるのも与えられるのも、何か違和感を覚えます。

この言葉の本当の意味は、

自分の行う行為は、必ず自分に返ってくる。ただし、返ってくるときは、形を変え、人を変え、時間差もあり、表面的には気付きにくいものだ」といった感じでしょう。

そもそも、欲しい欲しい、もっと欲しいと言っているうちは、相手次第なので、相手に自分の気持ちをコントロールされているようなものです。「相手がくれたら嬉しくて、相手がくれなければ悲しい」となります。

しかし、与える人は違います。自分がいつも与えよう与えよう、どんなことをしたら喜ぶだろうか? とて思っていたら、自分で自分の気持ちをコントロールできます。そこに相手の反応や見返りを求めなければ、形を変え、人を変え、時間差もあることを知っていれば、何も気にすることはありません。堂々と、与え続けていくことが出来ます。

ただし、欲しがってばかりいる人や、依存状態にある人には、与え方を工夫した方が良いかもしれません。

与えるという行為もそうですが、そういう「意識」や「思考」こそが「フォワードの法則」のポイントなのです。自発的に行動する人は、例外なくこの「与える」意識や思考があるのだと思います。

さて、感謝を表す言葉は、「ありがとう」です。

心学研究家で潜在能力研究家の小林 正観さんが、「ありがとうの法則」というのを述べておられます。

①「ありがとう」という言葉を2万5千回言うと涙が溢れ出し、5万回言うとある奇跡が起こる。

②何かをしてもらって「ありがとう」を言うのは、「ありがとう」のすごさの半分くらいしか使っていない。「ありがとう」は、してもらったときだけでなく、こちらがしてあげたとき、させていただいたときにも使える。

③人のためではなく、自分からしてあげることでたくさんの「ありがとう」(させてくださって、ありがとう)を言うことができるというのは、なんとも楽しいことではありませんか。

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ありがとう」と感謝することは、人にエネルギーを与え、自分も元気になる行動なのです。人に「思いやり」を示すことや「がんばれ!」と「応援」することもそうでしょう。

見返りを期待せずに「させていただいている」という気持ち、受けた恩は石に刻み、与えた恩は水に流す姿勢を「喜捨」の心と言うそうです。

このようなことを意識してバレーボール部の指導をした途端、あっと言う間に全国大会に出場することができたのでした。

最後に、教育コンサルタントの中井 俊已氏の著書、「運がよくなる!『ありがとう』の心得90 」を紹介しましょう。

「ありがとう」の数だけ幸せになれる

2 起こり得ることはほとんど同じ。幸運な人は起こったことに「ありがたいな」と感謝する。

5 感謝することはいっぱいある。「ありがとう」は決して言い過ぎることはない。

7 何にでも感謝。すべては与えられたものだから。

8 寝る前に感謝し忘れているもう一人は、たぶん自分。

9 もともと何も持たずに生まれた。今持っているものは、すべて与えられたもの。

11 見えるものを通して、見えない人にも感謝ができる。

12 何も感謝できない。何もしたくない。でも、大丈夫。

13 食卓には目に見えない心遣いや苦労がのっかっている。感謝できることがいっぱい並んでいる。

14 子育ては本来感謝すべきこと。親は子に感謝し、子は親に感謝する。

15 いつでも感謝。うまくいってもいかなくても、誰にでも感謝。イやな人にでも好きな人にでも。

16 花を買うと、感謝すべき大切な人を思い出せる。

17 うまくいったのは、遠くにいるあの人が祈ってくれたからかもしれない。

18 人間の偉大さは、たった一言でも感謝の心に表れる。

あなたはもっとうまくいく

19 どんなときでも希望を捨てない人がうまくいく。

20 運がよくないのではない。本当は運がよくないと思っているだけ。

21 うまくいく人はへこたれない。あきらめない。

22 人間として生まれてきた。それだけでも本当は運がいい。

24 電池のプラス極の反対には、必ずマイナス極がある。電気は両方あるから流れる。

26 プラス思考なら、すべて起り得ることは「よかった」と思える。

27 イヤな人がいるから、角が削れて丸くなる。

28 見込みがあるから叱られる。「叱られてよかった」と思えば成長できる。

29 小さな仕事を喜んで引き受ける人が大きな仕事を任される。

30 自分にある小さなものがいずれ大きく成長する幸せの種。

31 自分にないものは今の自分になくてもいいもの。

32 障害があっても輝いている。自分を一生懸命生きている人はキラキラしている。

33 絵は影の部分があるから浮き立つ。どんな人生にも素晴らしい影の部分がある。

34 ほとんどの人は勘違いをしている。プラスかマイナスのどちらかに。

35 不幸だと思っていたものの先に目に見えない幸福が待っている。

36 今思いとおりにならないのは、きっとあとでもっとうまくいくため。

言葉を大切にするほどうまくいく

37 言葉を大切にするとは、まわりの人を大切にするということ。

38 否定的な言葉ばかり聞くと、否定的な行動になる。

  積極的で前向きな行動をとるには、肯定的なプラスの言葉をたくさん聞けばいい。

40 名前を呼ばれた方がうれしい。

  「あなた、君、おまえ」より「〇〇さん、〇〇くん、〇〇ちゃん」

41 「今日もついている」と言う人が明日もついている。

42 うまくいかない人は、「のに……」と不満をぶちまける。

うまくいく人は、「ので……」と肯定的な気持ちを口にする。

43 「はーい」「うん」「……」よりも、さわやかな「はい!」という返事でうまくいく。

44 「うれしい」で報われる。「うれしい」は今できる最速のお返し。

45 「楽しいね」と言う人がいっしょだと、もっと楽しく過ごせる。

46 「楽しいね」が「楽しいね」を呼ぶ。「楽しいね」はどんどん広がっていく。

47 食卓の最もおいしい調味料は「おいしいね。」

48 「すみません」で問題は解決する。「すみません」で仲良くなれる。

49 「はい、頑張ります!」と言うだけでいい仕事ができる。

50 「……すべき」では息苦しい。「……するほうがいい」なら、もっと自由で楽しくなれる。

51 「してあげた」では感謝されない。「させていただいた」なら感謝が生まれる。

52 はっきり言ってほしいと、あなたのたった一言を大切なあの人は待っている。

53 祈るとうまくいく。願いがかなわないのは、かなわない方がいいことを祈っている場合。

54 だれでも誕生日は一年に一度。その人にとっては歴史的大事件。

つまづいた人ならうまくいく

55 失敗した人だけが失敗した人の気持ちをわかる。悲しさの数ほど優しくなれる。

56 たくさんの苦しみに耐えた人は、たくさん成長できる。

58 いま苦しんでいる人は、たくさんの人を愛せる人になる。

59 だれでも転んだことがある。だれでも傷を持っている。

  その傷からあなたの優しさがあふれてくる。

60 あなたの失敗は失敗で終わらない。あなたの苦しみは苦しみで終わらない。

  すべては善のためになる。

61 いつでも許してもらえる。あなたはこれまでたくさん許されてきた。

62 植物は雨と風にさらされて成長する。人間も悲しみと苦しみに出会って花を咲かせる。

63 会いたければ会える。目を閉じて、名前を呼んで、語りかければ……

64 「どうして自分だけが……」 長い目で見れば、今のつまづきも感謝できる。

65 人生は上り坂と下り坂の連続。どちらの坂を歩くか、結局は自分次第。

66 友達は少なくてもいい。不遇のときの友が本当の友。

67 欲しいものがいつも与えられるわけではない。欲しいものより先に必要なものが与えられる。

68 涙を流すくらい感動して、涙を流すくらい一生懸命。悲しくても辛くても、その涙は尊い。

69 逃げても変わらない。この世でも、あの世でも、逃げている人は永遠に追いかけられる。

70 まだたくさん持っている。失ったものは、今持っているもののほんの一部分。

71 倒れなかった人ではなく、立ちあがった人の方がより強い。

72 神様は根気よく続ける人を応援する。負け続ける人に最も大きな声援がある。

まわりの人のおかげでうまくいく

73 まわりの人とつながっている。生まれたときから、今も、これからも、ずっと。

74 自分のことより他の人のことを考えると、うまくいく。

75 自分のことを考え過ぎると幸せになれない。他の人が喜ぶことを考える。それが幸せのコツ。

77 自分と違う人は六十億人もいる。けれども、だれとでも友達になれる。

78 みんなそれぞれオンリーワン。好みも考えも行いも、みんな違って当たり前。

79 悲しければ友達ができる。悲しさを通して分かり合える。悲しさを通して成長し合える。

80 ライバルがいるから、もっと燃える。ライバルがいるから、もっと楽しい。

81 あなたがくれた一枚のハガキを何度でも読み返し、たった一言を何度も思い出す。

82 いい人でなくても愛されている。いい人でなうてもあなたは大切な人。

83 みんなからいい人だと思われるのをやめれば、うまくいく。

84 完璧でなくても大丈夫。今欠けたところがあるから、またエネルギーが生まれる。

87 ひとつのあいさつがきっかけで夢のような物語が始まる。

89 ケンカ別れした人とも、「出会えてよかった」と言える日がくる。

90 もっとうまくいく人は、お世話になった人の名前と顔を忘れない。

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