一病息災?
皆さん、おはようございます。
神社で「無病息災」などと祈願しますが、「一病息災」という言葉をご存じでしょうか?
英語にも、A creaking gate (or door) hangs longest.「きしむ門は長持ちする。」という諺があります。これは、普段、全く健康で病気知らずでいるよりも、一つくらい病気にかかっていて、それを気にして過ごす方が、かえって養生するので健康でいられるというものです。
健康は決して金だけでは買えません。病気になって初めて、健康の有難みがわかることが多いものです。
また、健康でいる人ほど、どこか悪くなっても医者にかからず、病気が進行してから病気に気付くということが多いものです。健康でいる人ほど長生きするとは限りません。持病があって用心しながら暮らしている人は、日頃から定期検診を受けることも多いので、早期発見に繋がるケースも多いのです。
勿論、「一病」といっても、軽い病であって欲しいものですが…。
「養生訓」
昔から健康維持に関しては、様々なことが言われています。
江戸時代の儒学者、貝原 益軒は有名な「養生訓」で、こんなことをあげています。
一には、言を少なくして内気を養う。
二には、色慾を戒めて精気を養う。
三には、滋味を薄めて血気を養う。
四には、津気(唾液)を飲んで臓気を養う。
五には、怒りをおさえて胆気を養う。
六には、飲食を節にして胃気を養う。
七には、思慮を少なくして心気を養う。
中国では、体の養生に差し障りのある8つの禁じ物として、「一淫二酒三湯四力五行六音七煙八火」というのがあるそうです。
それぞれ、「色事,飲酒,熱湯入浴,力仕事,遠出の旅行,音楽,煙たい所,火のそば」を避けなさいということです。
他には、
「一淫二酒三湯四力五行六音七火八風九白十細」というのもあり、「風」は風の強い日に出掛けること,「白」は白い紙が反射する光,「細」は細い文字のことをいうようです。もともと目の養生のために伝えられた教えだったそうですが、現在では体の養生に使われていることもあるようです。
何をするにも健康第一 “Health is better than wealth.”
5月31日は、世界保健機関(WHO)が1989年に定めた世界禁煙デーです。
喫煙は「百害あって一利なし」と言われます。煙草は吸わないにこしたことはありません。
健康な状態であるということは一番の財産です。病気であっては、やりたいことも出来ませんし、勝負所で十分な力を発揮することもできません。
病気の多くは、毎日の健康管理に注意することで予防できたり、軽い状態で治すことができたりするものです。
「24時間いつでも聞ける、開業医の手づくりによる健康情報テレホンサービス」では、年末・年始の時期に、健康維持のための7つの習慣をあげています。
①睡眠を十分にとる。
②3度の食事を規則正しくとり、よく噛んで食べる。
③運動を生活の一に取り入れる。
④太りすぎに注意して、適正な体重を保つ。
⑤タバコは出来ればやめる。
⑥お酒はほどほどにする。
⑦ストレスを溜めないようにする。
ある調査では、この7つのうち6つを実行している45歳の男性は、7つのうち3つしか実行していない同年齢の人より、11年も長寿だという結果が出ています。
人より4190日長生きするためのゴールデンハビット(黄金の習慣)
“健康がすべての源である。
健康でなければ、あなたの所有するすべての利益から、その色彩は失われる。”
イギリスのN.B.ベロッタとL.ブレスローという2人の医学博士は、7000人の成人を対象に5年半の調査を行い、長生きをするための7つの習慣を提起しています。これを「ゴールデンハビット」とよんでいます。
そして、S.ディクソンはこの7要素をもとに、こんなデータを出しています。
45歳男性の平均余命(あと何年生きることが出来るか)
7要素中3要素しか守らない人・・・21.6年
6~7要素を守っている人・・・・・33.1年
その差は実に11年!
では、7つの「ゴールデンハビット」を紹介しておきましょう。
1.規則正しい時間に3度の食事をとって、間食をしないこと。
2.毎朝、朝食を必ず欠かさないこと。
3.適度な運動を毎週2~3回続けること。
4.適度な睡眠時間(7時間)を確保すること。
5.タバコを吸わないこと。
6.適正な体重を維持すること。
7.アルコールを飲まないか、飲んでも節度をもつこと。
病気にならない7つのルール
世界で初めて新谷式といわれる「コロノスコープ挿入法」を考案し、開腹手術することなくポリープ切除(コロノスコピー)に成功した内視鏡分野の世界的権威の新谷 弘実医学博士(アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授)は、 若々しく、健康であるために、体内酵素「ミラクル・エンザイム」の維持と活性化が重要であるとし、良い「胃相・腸相」を作るための食生活・生活習慣として、「シンヤ・ビオジマ」(シンヤ健康法)の波及に努めています。
良い「胃相・腸相」は、後述する7つの基本要素から生まれます。そして、若々しさには、①食歴・②生活習慣・③水・④睡眠・⑤生活環境・⑥心の持ち方が大きく作用しています。
体内酵素「ミラクル・エンザイム」の消耗を防ぎ、維持することは、病気の予防また若さと健康を保つ秘訣であり、健康にして長寿になる基本といえます。「シンヤ・ビオジマ」はその酵素を最も活性化させるためのキーワードを7つにまとめています。
なお、ハリウッド俳優をはじめ、世界的企業トップの専任医師といった世界各国のVIPからも信頼され、35万人以上の胃腸を診察し、膨大な臨床経験を基にした『予防医学』の世界的権威として、著書『病気にならない生き方』シリーズは、200万部を超す大ベストセラーにもなっています。
(1)良い食事とサプリメントをとる。
私たちの体を養っているのは、日々の食事です。体内酵素を豊富に含む良い食べものをできるだけ新鮮な状態で食べること。それが胃腸を美しく保つ基本です。胃腸に負担をかけ、腸内で毒素を発生させやすい動物食、体の中で活性酸素を生み出す添加物や農薬を含む食べものを避け、無農薬、有機栽培の植物食を中心とした食事を心がけましょう。
※バランスのよい食事について・・・
成人の歯32本のうち、臼歯20本:門歯8本:犬歯4本=5:2:1は、豆類や穀物を食べるための歯が「5」、野菜や果物を食べる歯が「2」、魚や肉を食べる歯が「1」となっており、これを植物食と動物食に分けると7対1になります。
したがって、理想のバランスは、植物食85%、動物食15%です。穀物と野菜類を食事の中心とし、肉や魚、乳製品、卵などの動物性の食事はなるべく控え、1日に100グラム程度に抑えるのが望ましいそうです。
(2)良い水を飲む。
全身の60~70%を水分が占めている私たちの体は、常に新鮮で良い水を必要としています。良い水は、不要になった老廃物や体内に溜まった毒素を素早く排出すると同時に、体内酵素や腸内細菌を活性化させます。毎日、適切な量の良い水を規則正しく飲むことを習慣づけましょう。
室温くらいのぬるめの水を、朝の起き抜けに500cc、昼食の1時間前に500cc、夕食の1時間前に500cc、ゆっくりと飲むことを推奨しています。
(3)正しい排泄をする。
便秘や停滞便は、毒素を生み出し腸内環境を悪化させます。腸内環境の悪化は、解毒のために体内酵素を大量に消耗させるだけでなく、酵素を生成してくれる良い腸内細菌にも深刻なダメージを与えてしまいます。便秘・停滞便は万病のもとです。毎日の規則正しい排便を心がけましょう。
(4)適度な運動をする。
適度な運動は、血液、リンパ、胃腸、尿、肺から取り込んだ空気、そして気といった、「体内の流れ」を良くし、基礎代謝、免疫力、抵抗力、気力などを高める作用があります。ただし、過度な運動は体内酵素の消耗を招くので、無理をせず、体内酵素を活性化させる「適度」な運動を心がけましょう。個人差はありますが、1日に3~4㎞のウォーキングや筋肉のストレッチを週に4~5回ぐらいが適度な運動の目安です。
(5)正しい呼吸をする。
正しい呼吸は、乱れやすい自律神経のバランスを整え、免疫力の向上に役立ちます。短く吸ってゆっくり長く吐く腹式呼吸を、1時間に4~5回程度、できるだけ空気のきれいな場所で行いましょう。
(6)上手に休息と睡眠をとる。
体内酵素は休息・睡眠中に生成されるので、充分な睡眠を心がけることは、体内酵素を豊富に保つためにとても大切です。昼寝は体内酵素の消耗を押さえ、回復に役立つ良い習慣です。日中、疲れや眠気を感じたら、15~30分程度、目を閉じて楽な体勢で休むことを心がけましょう。
(7)笑いと幸福感をもって生きる。
ポジティブな思考と幸福感(ハピネス)は、免疫力、ホルモン分泌、自律神経の働きを整え、体内酵素を活性化させて病気を予防します。万病のもとといわれるストレスを解消するためにも、普段から、好きな音楽を聴いたり、瞑想やヨガ、ゴルフなど、趣味を積極的に楽しんでください。
また、ネガティブ思考は、ポジティブ思考に変換しましょう。
・「疲れた」ではなく「今日も頑張ったな!」
・「面倒くさい」ではなく「早く済ませて○○しよう」
・「たいへんだ」ではなく「やりがいがある」
と考えることです。
長寿の秘訣
食生活で、長寿村と短命村を比較した結果、こんな結果が出ています。
長寿村の人には、次のような習慣があることがわかっています。
①米ばかり食べたり、食べ過ぎたりしない。
②魚,肉,卵や大豆を毎日食べるが、肉類の大食をしない。
③野菜を多く食べる。
④植物油を毎日少しずつ摂る、
⑤海草を常にとる。
⑥牛乳を毎日飲む。
ちなみに日本一の長寿県は豚肉の消費量の最も多い沖縄だそうです。その理由は豚肉の摂取量が多いのが一因だとか・・・。
1.よく笑うこと
2.よく歩くこと
3.よく働くこと
4.よく眠ること
5.早起きすること
6.ハラ七部におさえること
7.くよくよしないこと
1.水・空気の質がよい。
2.気候がやや厳しい。
3.労働がややきつい。
4.ストレスが少ない。
5.大食できない。(摂取カロリーが少ない。)
6.美食ができない。(摂取タンパク質が少ない。)
7.野菜の摂取量が多い。
健康の定義
世界保健機関(WHO)の本部はスイスのジュネーブにあり、世界各地に6つの地域事務局と約150か所のWHO事務所が置かれています。日本には、WHO事務所はありませんが、神戸市にWHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)があり、WHO本部直轄の研究機関として活動しています。
WHOでは、1947年に採択されたWHO憲章前文において、健康を次のように定義しました。
“Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.”
「健康とは完全な肉体的,精神的および社会的福祉の状態であり、単に疾病、または病弱の存在しないことではない。」(1951年6月26日付官報)
すなわち、
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。」(日本WHO協会訳)」
ところが、1998年の第101回WHO執行理事会において、この定義が見直され、 「spiritual(霊的)とdynamic(動的)」を加えた新しい健康の定義が検討されました。
” Healthis a dynamic state of complete physical,mental,spiritual and social well-being and not merely the absence of disease of infirmity.
The enjoyment of the highest attainable atandard of health is one of the fundamental rights of every human beings without distinction of race, religion,political belief,economic or social condition. “
日本では、昔から「病は気から」という言葉があるように、スピリチュアル(霊的)な影響を大切にしてきました。
この提案には賛否両論があったのですが、第52回世界保健総会(WHO総会)の議案とすることが決定され、その後、WHO総会で審議した結果、残念ながら採択は見送られています。
スポーツと健康
24時間いつでも聞ける、開業医の手づくりによる健康情報テレホンサービスから
スポーツの秋となりました。皆さんは健康増進のため、いろいろなスポーツに取り組んでおられることと思います。
そもそも健康とは、気分よく活気に満ち、体や頭の働きが正常で、肉体的にも精神的にも環境に調和し、順応している状態をいいます。だから、健康を維持するためのスポーツは、高い料金を払ったり、高価な道具を使わなくてもできるのです。散歩をしたり、ラジオ体操をしたり、鉄棒などのブラ下がりでもよいのです。
足の老化には特に気をつけてください。運動不足が続くと、足の筋肉、特に膝の筋肉が弱くなって、体を支えることができなくなり、膝の痛みが起こります。更には、腰も痛くなってきます。このようになると、痛みのために動けなくなり、体も心も老化が進みます。
スポーツは体を鍛える効果だけでなく、心臓や血管を丈夫にし、血液の流れをよくするため、体全体に酸素と栄養を送ることができ、頭をよくしたり、ボケを防いだりする効果もあります。スポーツをすること、特に足の筋肉が弱らないように普段から気をつけることが、健康を守る第一歩といえます。
しかし、いくら体によいといっても、急に強すぎるスポーツをするのは考え物です。体を鍛えるはずのものが、体を壊してしまう結果になってしまいます。人それぞれによって、運動の種類も強さも違いますので、はじめに指導を受ける方がよいでしょう。 あなたは、運動不足ではありませんか。筋肉が弱ってきていませんか。健康のために自分でできることは、体を支える足の筋肉を少しでも鍛えること、衰えないようにすることが、健康食品やビタミン剤より大切だということを忘れないでください。楽をして健康はありません。
『健康十訓』
人間は病気になったり、寝込んでから、はじめて、「健康が一番の財産だ」と気付くことが多いものです。病気になったら、まず家庭を振り返り、日常生活を反省することが第一だといいます。
健康でいるために、日常生活で気をつけたらいいことについて、『健康十訓』を紹介しましょう。
「少肉多菜」:肉より野菜が主役。お肉ほどほど野菜たっぷり健康もりもり。
「少塩多酢」:食塩を減じて酢を多くとる。塩分摂りすぎは高血圧のもと。酢は健康のもと。
「少糖多果」:間食は菓子より果物を食べよ。甘いものは果物から。砂糖は肥満への直通切符
「少食多齟」:よく噛んで腹八分。腹八分目でよく噛みゃ、幸せも噛みしめられる。
「少煩多眠」:くよくよせずによく眠る。くよくよしたって同じ とっとと寝てしまおう。
「少怒多笑」:腹を立てず、いつも笑顔で。
「少言多行」:ぶつぶつ言わずに自分で実行
「少慾多施」:自分のことより他人のために。自分の欲望のために走らず、他人のために走れ。
「少衣多浴」:太陽を浴びて薄着励行。薄着で風呂好きの人は健康を身につけている人
「少車多歩」:乗るより歩け。自動車は確かに早い でも歩けば健康への近道
これらの他に、次の言葉を入れているものもあります。
「少憤多笑」:怒ったときでもニコニコしていれば忘れてしまう。
また、「世渡りの道」として有名な言葉がありますが、ここにも心身の健康に関するこつが記されています。
気 は 長 く 、
心 は 丸 く 、
腹 た て ず 、
口 つ つ し め ば 、
命 な が か れ
たった、ひとつしかない命。1回きりの人生。できることなら、健康で長生きをし、人生を楽しみたいものです。
疲労する前に休もう・・・「疲労八分」のススメ
杏林大学の石川 恭三先生が、突然死に陥りやすい人の特徴を7つあげています。
①自分で決めた目標を達成しようとする意志が強く、持続的な行動を行う。
②好んで競争したがる性癖がある。
③出世意欲が盛んで、功名心に燃えている。
④絶えず時間に追いまくられながら。多方面の仕事を同時にしようとする。
⑤肉体と精神の両面での活動を、少しでも速くしようとする。
⑥肉体的にも精神的にも、恐ろしく敏感である。
⑦血圧や血糖値が高めであることが多く、睡眠時間が短くても、目が覚めるとすぐに 活動することができる。
ストレスとうまくつきあう術「よろしく・ね」
「ストレスは万病の元」と言われますが、ストレスはストレスを起こす原因=ストレッサを心の中でどのように受け止めるか(認知し、評価するか)、それに対してどのような対処をするかによって、ストレス反応を起こすか、起こさないかが決まってきます。
ストレスを起こす原因となるストレッサには、高温,灼熱,寒冷,高湿度,感想,水・空気の汚染,騒音,日射などの「物理化学的ストレッサ」,狭い住居空間,危険な都市,不便な道具,新しい技術,交通渋滞などの「生活環境のストレッサ」,そして、重大な出来事への再適応,日常の些細な事,人間関係などの「心理社会的ストレッサ」があります。
また、ストレス反応には、胃潰瘍,十二指腸潰瘍,下痢,便秘,高血圧,頭痛,動悸,狭心症,心筋梗塞,過換気,睡眠時無呼吸,肩こり,円形脱毛,若白髪,アトピーなど「身体に出るストレス反応」,不安,うつ,混乱,怒り,倦怠感,焦燥感など「心に出るストレス反応」,貧乏揺すり,チック,大声での怒鳴り,喧嘩沙汰,無断欠勤(欠席),早退など「行動に現れるストレス反応」があります。
ストレッサを完全になくすることは不可能なので、いかにストレスとつきあうかを考える必要があるでしょう。
①よそく・・・・・ストレッサを予測できれば怖くない。
スケジュール管理,日記をつける,ストレスカレンダーをつける,手帳で管理,人生時間割(100年スケジュール)
②ろんりてき・・・論理的に対処すれば解決する。
アルコールやギャンブルに逃げない,あきらめない,専門家に相談する,情報を集める,人に助けを求める,論理的に考える,冷静に・柔軟に
③しゅうかん・・・よい生活習慣を築けばストレスに強くなれる。
早寝早起,快食快便,バランスのいい食事,適度な運動,適度な労働,ぬるめたっぷり湯の入浴,清潔,適度な飲酒,禁煙
④くつろぎ・・・・くつろぎの時間を作ってストレス反応に勝つ。
リラクゼーション技術をみにつける。独自のくつろぎの工夫(音楽,アロマ,瞑想,運動,作法,散歩,○○道)
(新谷 弘実『病気にならない生き方』シリーズ)
①リラックスする時間をもつ。
②自分にやさしくする。
③嫌なことは「ノー」と言う。
④ストレスは笑い飛ばす。
⑤ストレスを感じたら、人に話す。
⑥趣味を持つ。
⑦瞑想ヨガをする。
⑧好きな音楽をきく。
○自分に優しくする。(欠点もあるけど、良いところもたくさんある自分)
○自分で自分を好きになり、私もそうあかんことないわ・・・
○睡眠とバランスのとれた食事をする。
○クヨクヨせず、「何とかなる」を口癖にし、明るく笑い、欲張らず、「まだ良いほうだよ。」と言いながら暮らす。
○家庭は「ゆっくり、ゆったりできるところ」でありたい。
○自分には、自分のことを解っていてくれる人が、何人かいる。
「鼻歌」の効果
鼻歌を歌っている人がいると、「何か、いいことでもあったのかな?」と気になりますよね・・・鼻歌には次の5つのメリットがあります。
1.鼻呼吸
2.肺の機能改善
3.リラックス効果
4.血行促進
5.音痴改善
鼻歌は「ハミング」とも呼ばれ、歌唱力の向上が期待できるテクニックのひとつです。一日のスタートに、鼻歌を気持ちよく歌うことで、気持ちの良い一日が過ごせます。また、夜寝る前に行うことで、自然な腹式呼吸が行えるので、副交感神経が優位になり、リラックスした状態が作られ安眠効果が期待できます。
なお、「ハミング」と「鼻歌」には、少しの違いがあります。「ハミング」は「口を閉じている」のに対して、「鼻歌」は、小さく口を開いているという場合もあるという違いがあります。また、「ハミング」は、歌詞を口ずさんだりせず、メロディだけを唄うのに対して、「鼻歌」は、歌詞を唄うことがあるという違いもあるそうです。
鼻歌は歌っている本人は上機嫌であることが多いのですが、フランス語の発音のように鼻に抜ける音は、蚊の羽音のように、周りの人をイライラされるというデメリットもあるそうです。
健康の三原則
最後に、安岡 正篤「こころに書き写す言葉」より、健康の三原則を紹介しましょう。
①心中常に、喜神を含むこと。(常に喜ぶ心をもたなければいけない。)
②絶えず、感謝の念を含むこと。
③常に陰徳を積むこと。(蔭ながら善いことをする。)
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