幣立神宮は民族の起こり
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幣立神宮は九州のど真ん中、熊本県上益城郡山都町大野に鎮座する神社で、「日の宮」とも「剣神社」とも言われています。
日本最古の神社とも伝えられており、万物の親神である「大宇宙大和神(おおとのちおおかみ)」という神様を、日本で唯一祀っています。太古からのエネルギーと宇宙からのエネルギーの両方を受けることができる神社です。
ここに高天原があったという伝承が残っており、「五色神面」という面が社宝として奉納されています。
五色とは、赤、白、黄、黒、青の五つの色で、赤人とはユダヤ人やアメリカインディアン等の民、白人は欧州等の民、黄人は日本や中国などのアジアモンゴロイド系の民、黒人はインド、アフリカ、パプアニューギニア等の民、青人とは北欧やスラブの民を総称しているといわれています。
幣立神宮は民族の起こりであったと書かれています。古来、五色人を代表する神が集まり、地球の安泰と人類の幸福、そして世界平和を願っていたと伝えられ、「人類が仲良くならないと宇宙全体にヒビが入ることになる」と宇宙の神様が心配して世界の世直しの神として降臨し世界平和を祈っているのです。
平成28年(2016年)に発生した熊本地震で山都町は震度6弱を観測しましたが、幣立神宮は参道の灯篭が一部倒壊しただけで本殿に大きな被害はなかったそうです。
また、幣立神宮で写真を撮ると、オーブのようなものであったり、火の玉であったり、目には見えない不思議な光が入り込んだ写真がよく撮れます。
オリンピックマーク(五輪マーク)の意味
さて、五色の輪といえば、オリンピックでしょう。
オリンピックマーク(五輪マーク)は、青、黄、黒、緑、赤の5色に、白を加えた6色で世界のほとんどの国旗が描けたことから、「世界は一つ」という意味を込めて作成されました。青・黄・黒・緑・赤の五色の輪は、どの大陸がどの色でと表しているのではなく、5つの大陸の団結を意味し、オリンピック大会に世界中から選手が集うことを表しているそうですが、青:オセアニア、黄:アジア、黒:アフリカ、緑:ヨーロッパ、赤:アメリカとも言われています。
また、五色は5つの自然現象やスポーツの5大鉄則を意味しています。
自然現象 | スポーツの5大鉄則 | 五大陸(?) | |
青色 | 水 | 水分 | オセアニア |
黄色 | 砂 | 技術 | アジア |
黒色 | 土 | 体力 | アフリカ |
緑色 | 木 | 栄養 | ヨーロッパ |
赤色 | 火 | 情熱 | アメリカ |
6月23日=オリンピックデー(Olympic day)
オリンピックの創始者であるフランスのピエール・ド・クーベルタン(1863-1937)は、フランス、イギリス、アメリカで学生時代を過ごし、スポーツの大切さを知るとともに、ドイツ学術隊のオリンピア遺跡発掘で、古代オリンピックの全容を知りました。そして、1894年6月23日、パリのソルボンヌ大学で開かれた国際スポーツ会議で、近代オリンピックの復興を提唱してIOC(International Olympic Committee:国際オリンピック委員会)を設立し、オリンピックの理念(オリンピズム)を述べています。
それは、端的にいうと、「スポーツを通して心身を向上させ、文化・国籍など様々な差異を超え、友情・連帯感・フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でよりよい世界の実現に貢献する」ということです。
開会式・閉会式・選手宣誓・五輪マークなども、彼の提案によるものです。また、彼はノーベル平和賞の候補にあがっていましたが、その受賞を固辞しています。
そして、「参加することに意義がある」ということで、「大切なことは勝つことではなく、いかに努力したかである」と述べています。これは「スポーツマン精神」とも呼べるでしょう。
「参加することに意義がある。」
オリンピックの意義を表現する言葉として知られる「オリンピックで重要なことは、勝つことではなく参加することである」という言葉は、1908年のロンドン大会の開催中の日曜日、礼拝のためにSaint Paul大寺院に集まった選手たちを前に、主教が述べた言葉だったそうです。
当時、イギリスはアメリカと険悪なムードにあり、両国のいがみ合いがオリンピックに現れていたそうです。クーベルタンもこの主教の言葉に感動し、イギリス政府主催の晩餐会で、「人生にとって大切なことは成功することではなく、努力すること」という趣旨のスピーチを行っています。以後、オリンピック出場に至るまでの努力や世界平和の尊さを説く言葉として、オリンピックの意義を表現する名句になっているのです。
平和を願うイベントとして・・・
1896年にアテネで復興された近代オリンピックは、2度の世界大戦により、夏季・冬季合わせて5回中止になっています。
夏季大会では、第一次世界大戦(1914~1918年)により、1916年の第6回ベルリン大会(ドイツ)が中止、第二次世界大戦(1939~1945年)により、1940年の第12回東京大会をヘルシンキ(フィンランド)に変更したものの中止、1944年の第13回ロンドン大会(イギリス)も中止となりました。
そして戦後は国際情勢の影響を受け、国や地域による参加のボイコットも繰り返されました
1980年の第22回モスクワ大会(ソビエト連邦)は、ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議して、アメリカをはじめとする西側諸国がボイコットしました。さらに西側諸国にも同調を求めたため、日本も追随する形でボイコットしたのです。
1984年の第23回ロサンゼルス大会(USA)では、ソ連をはじめとする東欧圏諸国の報復ボイコットが行われました。2大会連続の大規模なボイコットで、オリンピックは存亡の危機に立たされました。危機感を抱いたIOCがロサンゼルス大会後に臨時総会を開き、解決策を模索しましたが、結論は『スポーツは政治に勝てない』との悲劇的なものでした。
このような状況だったにもかかわらず、1993年、近代オリンピックに画期的な歴史が刻まれました。国連安全保障理事会は、1991年に始まったユーゴスラビア紛争を受け、同国に対し経済制裁やスポーツ交流の禁止を採択していました。そのため、同国の選手は1992年のバルセロナ大会への出場を絶望視されていたのです。しかし、IOCは選手を救済しようと、国連にオリンピック開催中の休戦や、スポーツが平和な社会づくりに貢献することをアピールしました。この働きかけが実り、ユーゴスラビアの一部の選手は個人の資格で同大会に出場することが可能になったのです。そして1993年、IOCによる度重なる交渉の末、国連総会で大会開催中の休戦を呼びかける「オリンピック休戦」決議が採択されたのでした。この決議は、国連史上いかなる決議よりも多くの加盟国に支持されました。
現在も世界ではいくつかの紛争が起こっていますが、今日なおオリンピックが継続・発展しているのは、クーベルタンの提唱したオリンピズムに多くの人が共感し、スポーツマン精神を望んでいるからでしょう。2021年の第32回東京オリンピックには世界の206の国や地域から参加しました(日本が承認している国の数は196か国)。
フェアなルールで戦い、自分の価値を高めることに夢中になっているアスリートたちは、他人を傷つけ合うことはしません。互いに相手をリスペクトする気持ち、称え合う気持ちを持って戦い、する人も見る人にも一体感・連帯感を与えます。それこそが世界平和につながるのであり、現在のオリンピックは、古代オリンピックの精神を引き継いだ、平和を願う人類の精神が体現されたイベントのひとつと捉えることができるでしょう。
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