教養として「筋トレ」
皆さん、おはようございます。
1992年に行われたバルセロナオリンピック男子マラソン、日本の森下 広一選手を破り、金メダルをとったのは韓国の黄永祚(황영조、ファン・ヨンジョ)選手でした。
そのファン選手をサポートしていたのが、後に「ダンベル体操」で一躍有名になった鈴木 正成先生(当時筑波大)です。鈴木先生は、スポーツ選手は、単にトレーニングをするだけでなく、「トレーニング」→「食事」→「睡眠」の順で生活改善を行うことを推進されていました。大方の予想を覆して第1回Jリーグの覇者となった鹿島アントラーズをサポートしていたのも鈴木先生でした。
その信奉者で、公認トレーニング指導士でもある私も「筋トレ」には大賛成です。
社会人にとって健康であることは最大の武器でしょう。
そのために、「睡眠」「食事」と同じように大切なのが「筋トレ」だと思っています。知恵や知識や思考に「読書」が必須なのと同じくらい、教養として「筋トレ」を学んでほしいと考えています。
筋トレの効果
・基礎代謝量が向上し、太りにくい体を作ることにつながる。
・成長ホルモンが分泌され、骨・筋肉が作られるとともに、脳の疲労回復が早まり、病気への抵抗力をつく。
・脂肪燃焼と筋肉をつけるという両面からボディメイクにつなげることができる。
・毛細血管が発達し、全身の血行が良くなるので、冷え性やコリが解消する。
・セロトニン(=幸せホルモン)が分泌され、気分がリフレッシュし、ストレスが解消されやすくなる。
・ストレスによる交感神経の活動が減らされ、メンタル強化がなされるとともに、ストレスへの耐性が向上する。
・テストステロンの分泌量が増え、睡眠、精神状態(向上心)、意欲(やる気)、認知に好影響を与える。
・ドーパミンが出て、テンションが上がり高揚感が出るので、仕事や勉強にポジティブに取り組むことができる。
・サルコペニア(加齢に伴う筋委縮)の進行を抑え、QOL(Quality Of Life:生活の質)に大きな影響を与える。
・運動中に骨格筋から血中に分泌されるIL-6が炎症を抑制し、骨格筋での脂肪分解、肝臓での糖代謝に関連して、全身の脂質・糖代謝を促進する。
・BDNF(脳由来神経栄養因子のタンパク質)の加齢による減少が抑えられ、学習記憶向上、食欲抑制、うつや認知症の予防、メンタルの安定に効果がみられる。
・ジムなどに通えば、職場や家庭以外のコミュニティが広がる。
トレーニングの5大原則
トレーニングをする時は、次の5つの原則があります。
①さあやるぞという前向きな心構えをもって意欲的に行う[意識性]
②発育発達段階を考慮して心身のバランスのとれるように、全面的・多角的にトレーニングをする[全面性・多角性]
③単純(容易)なものから複雑(困難)なものへと行う[漸進性]
④個人に合ったものを行う[個別性]
⑤途中で辞めずに何度も繰り返す[継続性・反復性]
これらの中でも、特に①意識(自覚・意欲)性が重要です。
例えば、腕立て伏せをする時でも、「今、これだけ腕立て伏せを行えば、ここ(上腕三頭筋や大胸筋)が鍛えられ、このことがスポーツをする時にも、私の人生においても役立つのだ。」と信じて行うのと、いやいやながら腕立て伏せをさせられるのとでは、トレーニング効果は10倍の差が出るそうです。常に前向きに積極的に物事を考えると、人生も10倍充実するでしょう。
「筋肉哲学」
自ら「筋トレ伝道師」と称し、『筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法』などの著書で知られるTestosterone(テストステロン)さんが「筋トレは必ず人生を成功に導く。筋トレは裏切らない。」と「筋肉哲学」を主張されています。
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【仕事編】
・仕事の効率を上げたいなら筋トレ!
効率的な筋トレの流れと効率的な仕事の流れは同じである。
・タイムマネジメントを極めたいなら筋トレ!
筋トレが生活に規律を与え、君をタイムマネジメントの達人にする。
・上司や取引先が怖いなら筋トレ!
精神的な余裕が手に入り、理不尽な仕打ちにも耐えられる。
・上司のハートをわしづかみにしたいなら筋トレ!
筋トレは君に究極の雑談力を与える。
【人間関係編】
・生涯寄り添えるパートナーが欲しいなら筋トレ!
ダンベルとなら、100%の信頼関係を結ぶことができる。
【メンタル編】
・やりたいことが見つからないなら筋トレ!
最強の資本である健康な体をまずは手に入れろ。
【クオリティ・オブ・ライフ編】
・ファッションにお金をかけるよりも筋トレ!
筋肉こそ最高のおしゃれである。
ダンベルこそ最強の相棒
孔子が述べたように、「四十而不惑」、人生の本質というのは、40歳を過ぎてから徐々にわかってくるものでしょう。しかし、筋トレであれば、開始後わずか1年で学べてしまいます。そして、筋トレで一度本質をつかんでしまえば、その後の人生が大きく変わってくるでしょう。
先ほど紹介した「筋トレ伝道師」のTestosterone(テストステロン)さんが、ストレスをぶっ飛ばす生き方のバイブル「ストレスゼロの生き方」という本で、心が軽くなる100の習慣をあげています。
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①やりたくないならきっぱり「嫌だ」と言う。
②「自己中心的」に褒め言葉
③本当に辛い時は逃げる。
④人間関係を極限まで絞る。
⑤やられたらやり返せ。
⑥一人で没頭できる趣味を持つ。
⑦石の上で3年も耐えない。
⑧悪意について誠意で対応しない。
⑨孤独こそ究極の贅沢
⑩自分の幸せを第一に優先させる。
心が軽くなる100の習慣(例)
「陰口なんて気にする価値なし。」
君の目の前に来て言わないって事実が全てを物語っている。「俺の前で、目の前で来て、同じことを言えるなら聞いてやる。」くらいの態度でオッケーだ。陰でぐちぐち言われたからって反応していたら、日陰に引きずり込まれるだけだ。後ろめたいことがないなら、太陽の下で堂々と笑顔で来たらいい。
「足を引っ張る奴のレベルなど知れている。」
陰口や噂ばらしで君の足を引っ張ろうとする奴はほっとけ。足を引っ張るってことは、君の下にいる証拠だ。わざわざ自分のレベルを下げてまで相手していたら損だ。時間と体力の無駄でしかない。ほっといて、そのまま下にいてもらえばいいし、君はもっと上を目指して頑張ったら、そのうち視界から消える。
「100の敵より一の仲間を大切にする。」
嫌われることに慣れろ。ポジションを取れば、100%嫌われる。誰だって嫌われたくはないが、避けられない。嫌われたくないということを気にせず、ポジションを取れ。ポジションをとらなければ、嫌われもしないが、好かれもしない。敵もできないが、仲間をできない。人生で大切なのは、100の敵より一の仲間だ。
「嫌われてもノープロブレム」
嫌われることを恐れるな。嫌われること自体は恐れるべきことじゃない。大切な人に嫌われることが問題であり、恐れるべきことなのだ。どうでもいい人や関わりのない人に嫌われたってノーダメージだ。「誰にも嫌われたくない」から「大切な人には嫌われたくない」に思考を変えろ。それだけで人生はずいぶんと楽になるだろう。
「失敗を誇れ。」
失敗して落ち込んでいる君! やるじゃねえか。挑戦しなかったら失敗すらできないんだ。挑戦した君は立派だ。失敗できた自分を誇りに思おう。
挑戦する勇気が備わってる君は、この先何があっても大丈夫だ。必ず乗り越えていける。落ち込んでないで前向きな。失敗なんて勲章ぐらいに思っとけばいい。
「ダメな奴なんて存在しない。」
ダメな奴なんて存在しない。「自分はダメだ」と思い込んでいる奴が存在するだけだ、
だけど、厄介なことに、思考は現実となる。ダメだと思い込んでいると本当にダメになっちまう。自分はダメな人間だなんて絶対に思うんじゃない。世間が君をダメ人間と定義しようと、絶対に認めてはいけない。君が輝ける場所は必ずある。
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