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聖地巡礼~「お接待」を学ぶ~

タイトル 聖地巡礼
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レイライン

10月は「神無月」と言われますが、それは、全国の神々が出雲に集まるからだそうで、出雲では反対に「神有月」と呼ばれています。縁結びの神・福の神として名高い出雲大社ですが、天文学的には、春分と秋分の日に太陽が同緯度で、出雲大社から東に玉造湯神社―大山―下船岡神社―養父神社―元伊勢―竹生島―伊吹山―南宮大社―犬山城―七面山―富士山―寒川神社―玉前神社が一直線に並びます。これが北緯35度22分のレイライン(「地脈」「龍脈」)と呼ばれる「ご来校の道」です。

私は春分の日か秋分の日に出雲大社を訪れることにしています。聖地のつながりを肌で感じるからです。

そもそもレイラインとは、1920年代、イギリスのアマチュア写真家アルフレッド・ワトキンスが、ウェールズの小高い丘の上から景色を見渡した時に、教会やマウンドと呼ばれる古い墳墓や十字路などが直線上に並んでいることを発見したことに由来します。英語でLey Line、「霊ライン」と書くのは誤りです。

イギリスで有名なレイラインは「セント・マイケルズ・レイライン」です。このレイライン上には主なもので15か所以上の教会や古代遺跡が点在しており、ほとんどが大天使ミカエルに由来するのものため、この名で呼ばれています。

レイラインは、地球のパワフルなエネルギーが流れる道筋で「地脈」「龍脈」とも呼ばれます。ライン上に点在するパワースポットは、地球のエネルギーを吹き出して調整しているポイントと考える説もあります。

日本には、この他にも、鹿島神宮―皇居―富士山―伊勢神宮―吉野山―剣山―高千穂を結ぶ「夏至のレイライン」や伊吹山―伊勢神宮―熊野本宮―伊弉諾神宮―元伊勢を結ぶ「近畿の五芒星」、鹿島神宮―東京スカイツリー―皇居―富士山を結ぶ「東京スカイツリーのレイライン」、金劔宮―新屋山神社―安房神社を結ぶ「日本三大金運神社のレイライン」、さらには、日本の三大怨霊の一人、平将門の首塚に対して結界を張るために作られたという、鳥越神社―兜神社―首塚―神田明神―筑土八万神社―水稲荷神社または鬼王神社―鎧神社を結ぶ「北斗七星形の首塚レイライン」などもあります。

今のような測量技術のなかった時代に、このように聖地がレイラインとして繋がっているというのは、なんと不思議なことでしょう。

「夏至のレイライン」

近畿の五芒星」

東京スカイツリーのレイライン

日本三大金運神社のレイライン

北斗七星形の首塚レイライン

聖地巡礼

さて、「聖地巡礼」という言葉を耳にすることが多いと思います(「性地巡礼」ではありません)。ドラマや映画、漫画・アニメ・小説などの舞台となった土地や、登場人物(キャラクター)の名前の由来地や同名地、スポーツなどの名勝負が行われた競技場など、ファンにとって思い入れのある場所を実際に訪れ、憧れや興奮に思いを馳せることをいいます。

文学・漫画・アニメ等の著作物をもとにした観光は、「コンテンツツーリズム」、また、映画などでは、「舞台探訪」「ロケ地巡り」「フィルムツーリズム」とも呼ばれています。特に、「アニメツーリズム」は、「コンテンツツーリズム」の一種ともいえますが、内閣府が日本発のアニメーション作品や漫画作品がクールジャパンのコンテンツとして、日本以外のファンを数多く獲得していることに着目し、訪日観光客増加への施策、「聖地」から周辺の地域資源への誘致や消費の喚起を目的として事業の推進を行っています。アニメツーリズム協会というのも2016年に設立され、会長には、「機関戦士ガンダム」の生みの親ともいわれる富野由悠季氏が着任しています。

「聖地巡礼」の先駆けは、1992年のSFアニメ『天地無用!』の舞台になっ た岡山県の太老神社をファンが訪れたことだそうです。

また、NHKの連続テレビ小説や大河ドラマのロケ地へ訪れることも、「聖地巡礼」と呼べるでしょう。その経済効果は大きく、大河ドラマ『軍師官兵衛』の放送では、姫路市に120億円 の経済効果があったと発表されています。

他に、人気のスポーツ選手、例えば羽生結弦選手の「聖地巡礼」も興隆しており、「聖地」の1つである出身地の仙台市も観光PRとして利用しています。

本来の「聖地巡礼」は、宗教の創始者や聖人に関わりのあった場所、あるいは神や精霊といった存在と関わる場所への旅です。

先日、テレビでスペイン西部の都市サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す1.500Kmのサンティアゴ巡礼を報道していましたが、ここにはイエスの十二使徒・聖ヤコブの遺骨を祀った大聖堂があり、巡礼者数が年々数を増やしており、今ではエルサレム、バチカンと並ぶキリスト教三大巡礼とされています。

お遍路

巡札のうちでも、特に弘法大師(空海)の足跡を巡って四国のお札所を巡礼すること旅を「お遍路(へんろ)」と呼びます。巡拝中は、常に弘法大師とともにあり(「同行二人」)、お遍路は必然的に空海の生涯と思想について学ぶことにつながってきます。そして、お遍路を知ることは、そのまま人としてどうあるべきかを学ぶことと通じているといわれます。

弘法大師は「諸戒は十善を本にす」と説いており、お遍路を巡るにあたっての心構えとして「十善戒(じゅうぜんかい)」という教えがあります。

これは、仏教における十悪(十不善業道)を否定形にして、戒律としたもので、江戸時代後期の徳僧、慈雲尊者によって広く宣揚されました。人たるの道を示したもので、「十善法語」ともいわれています。

「十善戒(じゅうぜんかい)」(「十善法語」」

不殺生(ふせっしょう) 故意に生き物を殺さない。

不偸盗(ふちゅうとう) 与えられていないものを自分のものとしない。

不邪淫(ふじゃいん) 不倫をしない。

不妄語(ふもうご) 嘘をつかない。

不綺語(ふきご) 中身の無い言葉を話さない。

不悪口(ふあっく) 乱暴な言葉を使わない。

不両舌(ふりょうぜつ) 他人を仲違いさせるようなことを言わない。

不慳貪(ふけんどん) 異常な欲を持たない。

不瞋恚(ふしんに) 異常な怒りを持たない。

不邪見(ふじゃけん) (善悪業報、輪廻等を否定する)誤った見解を持たない。

また、十善戒は、行いによって、身口意(しんくい)の3つに分けられています。

身(しん):身体の行い・・・不殺生 不偸盗 不邪婬

口( く ):言葉の行い・・・不妄語 不綺語 不悪口 不両舌

意( い ):心の行い・・・・不慳貪 不瞋恚 不邪見

四国(特に香川県)の中学校では、お遍路さんを温かく迎える美しい風習を受け継ごうと、「お接待」を学ぶ、お遍路学習に力を入れています。
そして、「お接待の心でもてなし」を合言葉に、挨拶運動、高齢者福祉施設への訪問や地域清掃奉仕活動などのボランティア、親切運動、地域行事への参加などに取り組んでいます。
香川県の「観光客を温かく迎える親切運動」のマスコットキャラクターは、「親切な青鬼くん」です。

タイトル パワースポット
家や職場をパワースポットに!「ゼロ磁場」として有名な分杭峠では、磁石がくるくると回り、ここで写真を撮ると、不思議な光が写ったり、病気が治ったりするそうです。このような大地の力(気)がみなぎる場が「パワースポット」「弥盛地(いやしろち)」です。 「パワースポット」を結ぶと「レイライン」には、近畿の五芒星、北緯35度22分上の「ご来光の道」、「夏至のレイライン」「東京スカイツリーのレイライン」「日本三大金運神社レイライン」、「平将門の首塚を封じ込める北斗七星の形のレイライン」などがあります。 当たり前のことを当たり前にすることで、家や職場・学校を「パワースポット」にすることが出来ます。...
タイトル 「龍」とつながる。
「龍」とつながる。辰年、龍(竜)のことですが、十二支の中では唯一、架空の生き物です。 誰も龍を見たことはないでしょうが、「三停九似」という姿であると説があります。「九似」とは、「角似鹿、頭似駝、眼似兔、項似蛇、腹似蜃、鱗似魚、爪似鷹、掌似虎、耳似牛」です。すなわち、角はシカに、頭はラクダに、目は鬼に、項(うなじ)はヘビに、腹は蜃(ミズチ:伝説の生物)に、ウロコは魚に、爪はタカに、掌(たなごころ)はトラに、耳はウシに、龍はそれぞれ似ているとしています。 私は、龍とは自然の中に動いているエネルギーのようなもので、雲や雨や風になって感じることの出来るものだと思います。 日本の神社や寺院では、九頭龍大神、八大竜王/八大龍王、善女龍王、俱利伽羅竜王/不動明王、青龍など、多くの龍神が祀られています。 また、色によって、黒龍、青龍、金龍、黄龍、白龍、赤龍(紅龍)、朱龍、銀龍などがいるそうです。 龍とつながると、まず、世界観が変わります。「有り難い」という感謝の気持ちが生まれるでしょう。それから、「セキュアベース」が出来るので、思考が柔軟になり、人生をより前向きに生き、安心して物事にチャレンジ出来るようになります。つまり、『龍』の存在を感じると、「運」がよくなるのです。 龍神と関りの深い、龍神を祀る日本各地の神社・寺院と「パワースポット」の10+③選、ゼロ磁場の11選も紹介します。...

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