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生きる目的 ~知床を旅してわかったこと~

タイトル 生きる目的
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「歎異抄」に学ぶ。

皆さん、おはようございます。

今回は、まず、2冊の本を紹介しましょう。

赤い歎異抄」と言われる「歎異抄をひらく」という本と、「青い歎異抄」と言われる「歎異抄ってなんだろう」という本です。どちらも高森 顕徹という浄土真宗親鸞会会長の本(後者は監修のみ)で、『歎異抄』の意訳や解説文が掲載されている解説書です。『歎異抄』は鎌倉時代後期に書かれた、親鸞の教えを記した仏教書です。著者は不明となっていますが、一般的には親鸞の直弟子の一人、河和田の唯円が書いたと言われています。

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「青い歎異抄」の帯には「やがて死ぬのになぜ生きるのか その答えがここにある」と書かれています。命あるものはいずれ死を迎えます。それは誰一人として例外はありません。生きていることがむなしくなるほど、辛い出来事もあるのに、なぜ生きるのか……『歎異抄』には、「なぜ生きるのか」という人間が一度は考える根源的な問いについて、答えが明示されているのです。

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「20世紀最高の哲学者の一人」と言われたドイツの哲学者、ハイデガーは、『歎異鈔』について、こんな言葉を残したそうです。

今日、英訳を通じてはじめて東洋の聖者親鸞の『歎異鈔』を読んだ。「弥陀の五劫思惟の願を案ずるにひとえに親鸞一人がためなりけり」とは、何んと透徹した態度だろう。もし10年前にこんな素晴らしい聖者が東洋にあったことを知ったら、自分はギリシャ・ラテン語の勉強もしなかった。日本語を学び聖者の話を聞いて、世界中にひろめることを生きがいにしたであろう。遅かった。

日本大衆文学の巨匠、司馬 遼太郎は、「無人島に一冊の本を持っていくとしたら『歎異抄』だ」と述べています。参考までに、司馬 遼太郎は、日本の小説家の中でも著書が大変多く、累計発行部数は2億部に近く、『功名が辻』『翔ぶが如く』『徳川慶喜』『国盗り物語』『竜馬がゆく』の6作がNHK大河ドラマの原作となっています。

「何のために生きるのか?」という疑問に答えて・・・

さて、今回の話のテーマは、「何のために生きるのか」という生きる目的についてです。

人生100年時代と言われていますが、生きる目的を知っている人は、人生がうまくいくとか、充実した人生になると思われます。

たとえば、あなたが大海原に浮かんでいるボートに乗って漕いでいるとします。どこに向かって漕いでいいのかわからない時よりも、あの島に向かって漕ごうとわかっている方が、漕ぐ力に差が出てくるでしょう。

これまで、いろんな偉人たちが、「何のために生きるのか」という命題について語ってきました。YouTuberのラッキーという心理カウンセラーが、その主なものを5つにまとめてあげています。

【何のために生きるのか】天命を知れば、人生が充実する!

まず、1つ目は、「生きるのに意味はない」という意見。ただし、一生懸命に生きていれば、必ず生きる意味が見えてくると信じて頑張ろうということで自分の存在価値を保つことです。

2つ目は、「幸せになるため」に生きる。ちょっとエゴイストのような気もしますが、自分がまず幸せになると、周りの人や世界が幸せになるという考え方です。

3つ目は、「魂の向上のため」に生きる。思い通りにならないことや苦労の多い人生でも、「これは魂を磨く試練だ」と人生で起こるすべての出来事を「学び」に変えて心を磨いていく考え方です。

4つ目に、「世の中の生成発展のため」に生きる。たとえば、道路を作ったり、何かを発明したりすることが世のため、人のためになっていると考え、その貢献感が自分の「誇り」となる人です。

最後は、「自分を高めるために」生きる。これは、超人的な感じがしますが、たとえば、プロ野球の選手が自己記録を伸ばすためにトレーニングを重ねるというような感じで、最高の自分になって、天国に帰るというような考え方です。上司が早く帰るから仕事をサボろうというサラリーマンはいますが、監督が先に帰ったから練習で手を抜こうと考えるプロ選手はいませんね。

しかし、実は、「人は、何のために生きるのか?」ということについては、心理学でも哲学でも、その明快な答えは出ていないのです。

ですから、人は落ち込んだり、悩んだりすることがあり、生きることに虚しさを感じるのです。「自分は何かの役にも立っている」という実感がなく、自分の存在価値を感じられない時、人は「何のために生きているのか?」という疑問が湧いてきます。これを「無価値観」といいます。

じゃあ、どうすればいいかというと、もしかしたら、宗教にその答えがあるのかもしれませんが、もっと簡単なことで、「人の役に立てばいい」のです。

オーストリアの心理学者、アドラーは、「心を安定させるのに最も効果的な方法の1つは、人に親切にすることだ。」と述べています。

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知床岬

旅、特に一人旅をすると、岬を訪れたいという人も多いと思います。岬は海沿いの景観がいいだけでなく、陸の最果ての地で、何かエネルギーが満たされているような気がします。日本三大パワースポットの一つともいわれている石川県の珠洲岬、北海道の宗谷岬や襟裳岬、千葉県の犬吠埼、高知県の足摺岬・室戸岬、愛知県の伊良湖岬、和歌山県の潮岬、福井県の東尋坊、鹿児島県の佐多岬、沖縄の万座毛など、様々なところを旅してきました。

平成17年に世界自然遺産に登録された北海道知床、中でも知床岬は「日本一行くことが難しい岬」とも言われています。車では行けず、徒歩で行くと最低2泊3日のトレッキングとなります。冬は流氷が接岸するので、春から秋に海からクルーズ船で知床岬を眺めることは可能です。

知床岬を訪れた理由は、「何のために生きるのか?」という疑問に答を見つけたかったからでした。

人生100年時代」と言われていますが、生きる目的を知っている人は、人生がうまくいくとか、充実した人生になると思われます。古今東西、様々な偉人たちが「何のために生きるのか」という命題について語ってくれています。

Be ⇒Do ⇒ Have

人は、何のために生きるのか? 生きる目的に正解はないと言いました。しかし、どんな自分でいたいのかという、自分の「あり方」を起点に考えると、やるべきことが見えてきます。

簡単なワークを紹介しましょう。

まず、自分が今、「欲しいもの(Have)」を書き出します。次に「やりたいこと(Do)」を書き出します。では、その結果、自分はどうなるか、「自分のあり方(Be)」を考えます。

たとえば、(Have)では、スポーツカー、高級腕時計、別荘など。(Do)では、ドライブ、高級パーティー、不動産投資など。その結果、(Be)では、金持ちになる、人から羨ましがられる、モテる、などがあげられるでしょうが、その程度で、あまりたくさん出てこないでしょう。

では、反対に、「あり方(Be)」⇒「やり方(Do)」⇒「持ち方(Have)」の順で考えてみましょう。

(Be)では、健康に生きる、感謝できる、自信をもつ、と書き出したら、(Do)では、早朝散歩をする、「ありがとう」を口癖にする、堂々と歩く。そして、(Have)では、万歩計、メッセージカード、歩きやすい靴、などと明確に出てくるでしょう。「あり方(Be)」がはっきりすると、ビジョンが明確になり、やるべきことが見えてきます。そうすると、今まで「欲しい」と思っていたものが色あせることもあるでしょう。

たとえば、進路を選択する時、自分の学力から行ける高校や大学を選んでから、将来を考えようとすると、高校や大学でつまづくことがあります。

進路選択のコツは、ずばり、将来の青写真を作ることです。自分が将来どんな人生を送りたいのか、どんな仕事に就きたいのか等、夢と希望を語れるようにすることです。そうすることで、必然的に、高校や大学も決まってきます。これが、「あり方(Be)」⇒「やり方(Do)」⇒「持ち方(Have)」の考え方です。

もちろん、人生には様々な出会いやトラブルがありますので、必ずしも、今、頭に描いた青写真のようになれるとは限りません。しかし、その方向に向かって進んだということが、自信にもなり、今の生活を充実させることにつながるのだと思います。

発想の転換

「自分が何をやりたいかわからないから」何もしないという人がいます。

とんでもない話ですね。

それでは、一生、何も出来ずに終わってしまうでしょう。

こういう人には、逆の発想が必要です。「やりたいことがわからないから」いろいろやってみるのです。いろいろやってみて、自分のやりたいことを見つけていくのです。やってみなければ、面白さもわからないし、自分に合っているかどうかもわからないではありませんか。

「何のために生きているのか、生きる目的がわからない」という人にも同じことがいえます。

「わからない」からその答をみつけるために、生きていろんなことをやってみることが大切でしょう。

タイトル 正考
正考する人、成功する。~ナポレオンに学ぶ~ 稲盛 和夫氏は、人生の結果を「考え方×熱意×能力」という掛け算で示されています。ベクトル図で示すと、「考え方」が方向、「熱意」が長さ、「能力」が太さに相当するでしょう。この中で、最も人生に影響を与えるのは、「考え方」です。 大塚 正士氏は、「人生は正しい判断が全てです」と述べています。 世の中、「ほとんど正しい判断をする人」と「しばしば判断を誤る人」とに二分化しています。「ほとんど正しい判断をする人」に共通しているのは、豊富な情報をもち、「正しく考える」人間であるということです。「正考」する人間は、「正考」する人を求め、そういう人からいろいろと学ぶので、「成功」する確率も高いわけです。 フランスのナポレオンは、自分の軍隊の中に『ライン・スタッフ組織』を作り、ヨーロッパを支配しました。しかし、「命令戦法」のナポレオンは、「訓令戦法」を取り入れたプロシアに敗れることになるのです。 単に言われたままのことしか出来ないとか、決まったことしか出来ないということなく、自分で正しく考え、判断し、行動してほしいと思います。...
タイトル 悩み
悩み多き人に・・・「忍辱」の心を知ろう!四苦八苦、108の煩悩あり、人間は悩みが尽きません。しかし、私たちは日本に生まれただけで幸せと言えます。 あなたのために周りの人がいるのではなく、あなたが周りの人のためにいるのです。 我慢より辛抱、辛抱より「忍辱」の心を持ちましょう。...

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