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令和5年7月24日 S自治会 ラジオ体操講習会

画像 講演会
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

参加者 S自治会 40~80名

テーマ ラジオ体操師範

ラジオ体操の歴史と効果

ラジオ体操は1925年3月、アメリカのメトロポリタン生命保険会社により健康増進・衛生思想の啓蒙を図る目的で考案され、1925年3月31日から広告放送として放送されていたラジオ体操番組 “Setting up exercise” が基となっています。

ラジオ体操は子供がやるものというイメージがありますが、実は大人、高齢者もラジオ体操をやった方がいいのです。メタボと肩こり・腰痛を解消したり、ダイエットにも効果があります。

また、有酸素運動としても大変優れた効果があります。ラジオ体操の消費カロリーは速いペースのウォーキングとほぼ同じです。普通のスピードで行うサイクリングや平均的な歩行、野球の野手より消費カロリーは高いのです。

ラジオ体操で運動している時間は第一、第二ともに3分15秒程度です。合わせて6分30秒になりますが、体重70kgの人が一通りラジオ体操を行うと、約36kcal消費できます。毎日ラジオ体操を行えば年間約14,000kcal消費し、約2kg減量できる計算になるそうです。

シドニーオリンピックの女性チームドクターを務めた中村 格子先生が、2012年、自分で見本をみせながら、『実はスゴイ!大人のラジオ体操』というDVDを出されています。

ラジオ体操第1

ラジオ体操第1は、1951年に制定され、同年5月6日から放送が開始されました。現在の体操は3代目です。

「老若男女を問わず誰でもできることにポイントを置いた体操」で、小学校から工場などの職場まで広く使われており、一般的にはラジオ体操といえば第1のことを指します。「事務職向けの体操」という情報が出回ったこともありますが、全国ラジオ体操連盟による説明では、「子供からお年寄りまで一般の人が行うことを目的とした体操」です。

体操は以下の13科目からなります。

1.のびの運動

 2.腕を振ってあしをまげのばす運動

 3.腕をまわす運動

 4.胸をそらす運動

 5.からだを横にまげる運動

 6.からだを前後にまげる運動

 7.からだをねじる運動

 8.腕を上下にのばす運動

 9.からだを斜め下にまげ、胸をそらす運動

 10.からだをまわす運動

 11.両あしでとぶ運動

 12.腕を振ってあしをまげのばす運動

 13.深呼吸の運動

 

ラジオ体操第2

ラジオ体操第2は、1952年に制定され、同年6月16日から放送が開始されました。現在の体操は3代目です。

職場向けとして制定さて、「体をきたえ筋力を強化することにポイントを置いて」います。ややテンポの速いメロディで、第1より運動量が多く、主に小学校高学年から高等学校で使われています。「作業などを行なう現業向けの体操」という情報が出回ったこともありますが、全国ラジオ体操連盟による説明では、「働き盛りの人が職場で行うことを目的とした体操」です。最大の特徴は、ボディビルダーを連想させる独特のポージングがあげられます。

体操は以下の13科目からなります。

 1.全身をゆする運動

 2.腕とあしをまげのばす運動

 3.腕を前から開き、まわす運動

 4.胸をそらす運動

 5.からだを横にまげる運動

 6.からだを前後にまげる運動

 7.からだをねじる運動

 8.片あしとびとかけ足あしぶみ運動

 9.からだをねじりそらせて斜め下にまげる運動

 10.からだを倒す運動

 11.両あしでとぶ運動

 12.腕を振ってあしをまげのばす運動

 13.深呼吸の運動

 

みんなの体操

みんなの体操は、1999年9月にNHKと当時の郵政省簡易保険局(現在のかんぽ生命保険)が一般公募などから制定した一般向けの体操です。

毎年8月第1日曜日に行われている「1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭中央大会」でも、「みんなの体操」が行われています。

「みんなの体操」は年齢、性別、障害の有無に関わりなく体操ができるのを意識して作られた体操であり、以下の特徴を持っています。

・同じ音楽で立位(起立した状態)と座位(椅子に座ったままの状態)の2通りの方法がある。

・高齢者に負担が少ないように、ラジオ体操に比べて運動量を低く抑えている。

 なお「みんなの体操」の制定に合わせて、従来からの「ラジオ体操第1」と「ラジオ体操第2」についても座位の体操が新たに作られた。

・体操は以下の8科目からなります。

 1.手と腕の運動

 2.胸の運動

 3.上体ゆすり運動

 4.首の運動

 5.突き出し運動

 6.足・腰の運動

 7.腕と脚の運動

 8.深呼吸

ラジオ体操の歌

朝のラジオ体操の番組で流れる「ラジオ体操の歌」も歴史があります。現在の歌は1956年に発表された、藤浦 洸(こう)さん作詞、藤山 一郎さん作曲で、茨木市の中学校の生徒たちによる合唱で行われています。

1.新しい朝が来た

  希望の朝だ 

  喜びに胸を開け 

  大空あおげ

  ・・・・(略)・・・・

  この香る風に 開けよ

  それ 一 二 三

2.新しい空のもと 

  輝く緑 

  さわやかに手足伸ばせ 

  土踏みしめよ

  ・・・・(略)・・・・ 

  この広い土に伸ばせよ

  それ 一 二 三

どうですか、一日の始まりに、本当にさわやかで、元気の出る歌だと私は思います。

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