皆さん、おはようございます。
上手く人間関係を保つには、少しの気持ちの切り替えや意識が重要です。
良い人間関係は良い人生につながります。
人に好かれる3つの秘訣
アメリカの人間関係分野の権威レス・ギブリンは、人を惹きつける三大秘訣をマスターすれば、自然といい友達ができると説いています。その三大秘訣を紹介しましょう。
①人をありのままに受け入れること。完全でなければ人を好きになれないなどと、杓子定規に物事を考えない。
②相手の良さを認める。欠点を非難するのではなく、相手の長所、愛すべき点を探し出し、認めてやるようにする。
③一人ひとりを重視する。人間は誰しも自分の価値を求めてくれる人を求めているのだから、一人ひとりを重視し、自分はあなたを高く評価しているのだということをわからせてやる。
人間関係を円滑にし、仕事をやりやすくするには、結局は、小さな努力の積み重ねなのです。
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人間関係が楽になる12の法則
諏訪 茂樹氏の『援助者のためのコミュニケーションと人間関係 第2版』(建帛社)から、人間関係が楽になる12の法則を紹介しましょう。
法則1 善悪・好き嫌いの判断を脇に置く。
人に対して善悪、好き嫌いの判断をいちいち下していると、人間関係でのトラブルが多くなり、いつか孤立してしまうか、もしくは狭くて閉鎖的な人間関係しか築けなくなります。
善悪、好き嫌いの判断を脇に置き、人の多様性を楽しむゆとりが、あなたの人間関係を楽にするのです。
法則2 大好き・大嫌いになった最初の理由を思い出す。
好きになりすぎるのも、嫌いになりすぎるのも、ストレスフルでリスキーです。出会った瞬間から大好きや大嫌いになることはまれであり、通常は時間の経過とともに次第に大好き、あるいは大嫌いになってしまうのです。
大好きや大嫌いになった元の理由を、時をさかのぼって思い出せば、今のストレスからは解放されて、事態を冷静に考えることも可能になります。
法則3 怒りの表明は早すぎず、遅すぎず。
すぐに怒ってしまい、後に後悔することは度々あります。逆に怒りを長く抑えすぎて、自分でもコントロールできないほど、怒りが大噴火してしまうことも少なくありません。
怒りを抱いた時には、しばらく自分の気持ちをモニタリングして、もしも次第に小さくなるようであれば後日に、もしも次第に大きくなるようであれば直ぐにと、タイミングを考えて伝えます。
法則4 怒りは感情を交えず、淡々と伝える。
「いい加減にしろ!」と怒鳴っても、快感が得られるのは一瞬であり、その後に不快な人間関係を長く味わうことになります。
感情を交えて怒鳴るのではなく、「~で私は、嫌な気持ちです」と、まるで記述するように淡々と伝える方が、相手に分かってもらえる可能性が高いのです。
法則5 過剰な期待をしない、されない。
「容姿が美しい人は性格も美しい」などと、何か一つが優れていると、すべてが優れていると思い込みがちです。
最初から過剰な期待をせずに、在りのままに相手を受け止めること、また、相手に好く思われようと無理をせず、在りのままの自分を相手に見せることが大切です。
法則6 自分と相手の両方を肯定する。
自分と相手のどちらか、もしくは両方を否定している人は、心を閉ざして防衛的にかかわったり、独善的となって強制的にかかわったり、あるいは、かかわり自体を拒絶したりします。
自分と相手の両方を短所も含めて受け容れ、その存在を尊いものとして肯定すると、活き活きと楽しくかかわることができます。
法則7 他人と自分を比較しない。
他人と比較して得た劣等感や優越感が、あなたにとって一体、何の役に立つのでしょうか。劣等感をバネにして頑張り、たとえ優越感を得たとしても、あなたは直ぐに別の誰かと自分を比較してしまい、常に劣等感に悩まされることになるのです。
評価の基準を自分の内側に置き、自分自身が満足できたか、楽しめたかを問う方が、充実した人生となります。
法則8 他人の喜びを自分の喜びにする。
他人の不幸を自分の喜びにしている人は、いつまでも本当の喜びと出会えないでしょう。また、他人の喜びは自分の不幸だと考えている人は、まさに不幸です。
ライバルの成功にも心から「おめでとう」と言えるならば、自分の不幸も喜びに変わります。
法則9 自分から言葉をかける。
会話の主導権を握ると、人間関係が楽になることもあります。自分から「こんにちは」と挨拶し、「お元気ですか」「どちらからですか」などと質問することで、相手を自分の土俵の上に乗せるのです。
また、嫌味やお世辞でもない限り、誉められて不愉快になる人は少ないでしょう。ちょっとしたことも見逃さず、「~が素敵ですね」と話しかけてみては如何でしょうか。
法則10 孤独を恐れない。
孤独を恐れるあまり、不本意な人間関係に依存している人もいます。しかし、孤独は自己成長にとって不可欠であり、自立へと向かうきっかけになるのです。
自分の人生の主役に自分がなり、自己実現してこそ、互いに尊重しあう望ましい関係を、築くことができます。一人でいる時間を大切にし、有意義に過ごして下さい。
法則11 目の前の人間関係から離れてみる。
人間関係でトラブルが生じると、その相手との関係しか見えなくなり、常に悩み続けることになりがちです。
トラブルの相手のことばかり考えずに、その関係から離れて少し気持ちを休めることも、問題を解決するきっかけになります。
法則12 人間関係はいつか変わる、と信じる。
「どうにもならない」と諦めていた人間関係が、いつの間にか解決していたと言うことも、めずらしくありません。
今の人間関係はいつか変わると信じると同時に、急がず焦らず、変えようと努力し続けることが、何よりも大切です。
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人付き合いを長く続けるための7つのポイント
1. ギブ&テイクを心がける。
人間関係は、何かする側としてもらう側の「ギブ&テイク」でできています。できれば先行投資ではないですが、自分から相手に思いやりをみせましょう。すると、相手も自分に対して思いやりを見せてくれるようになります。してもらった分してあげようという気持ちが芽生えるときこそ、お互いの大切さを確認し合う瞬間でもあるのです。
2. 連絡はこまめに取る。
学生の時は毎日のように友達と顔を合わせますが、社会人になるとなかなかそうもいきませんよね。気付けば1年、2年と過ぎてしまっているものです。「元気? 最近どうしてる?」だけでも良いので、こまめに連絡を取りましょう。それだけで関係はキープできますし、相手もあなたの気遣いに好印象を持つはずです。
3. ケンカは謝った方が強い。
人間関係では、どうしてもケンカになってしまう時も出てきます。意地を張り合っていては何も生まれません。そのような時は、なるべく先に謝って下手に出ましょう。そうする事で、相手も「私の方こそ悪かったな」「私も先に謝れば良かったな」と、一気に状況を冷静に見られ、解決に向かいます。意地を張り合うよりも、先に謝った方が後々のために良いです。
4. ホメる時と怒る時の場所を考える。
誰しも、大勢の前で怒られたり注意されたりするのは嫌なものです。どうしても相手に対して不満などがあれば、二人きりの時に直接本人に言いましょう。大勢の前で注意すると、相手も聞き入れたくなくなってしまうので、注意が必要です。逆に、ホメる時はみんなの前でホメてあげると、相手は喜びます。「怒る時は二人きりで」「ホメる時はみんなの前で」を心がけましょう。
5. 言葉とメールの受け取り方の違いを意識する。
「ありがとう」という言葉も、口で相手に伝えた時とメールで伝えた時とでは、受け取り方が違います。言葉で伝えるのももちろん大事ですが、合わせてメールでも伝えた方が「本当に感謝してくれているんだな」と感じるものです。人は少なからず、メールは心の内が出るものという認識をしています。是非、言葉と組み合わせて使いましょう。
6. 悪い関係は思いきって断つ。
人と人との付き合いなので、どうしても合う・合わないという問題はあります。お互いにとって良くない関係であれば、思いきって断ち切りましょう。悪い縁を断つことによって、良い縁が入ってくることも多いです。ケースバイケースで実践しましょう。
7. 相手に求めすぎない。
少し冷たいかもしれませんが、相手に求めたことが返ってこないと、人はとてもストレスを感じます。それが続くと一気に爆発してしまうので、ある程度は「人は人、自分は自分」というラインをつくっておくと気持ちが楽になります。長く人付き合いを続けるには、そういった余裕が多少なりとも必要です。(恋愛スタイリスト 石田明)
人間関係の極意
①人をありのままに受け入れること。
完全でなければ人を好きになれないなどと杓子定規に考えない。
②相手の良さを認めること。
欠点を非難するのではなく、相手の長所、愛すべき点を探し出し、認めてやる。
③一人ひとりを重視する(愛する)こと。
人間は誰しも自分の価値を求めてくれる人を求めている。一人ひとりを重視し、
あなたを高く評価しているのだということをわからせてやる。
実はこれ、先ほどあげた、アメリカの人間関係分野の権威レス・ギブリンの「人を惹きつける三大秘訣」と同じなんです。
人間関係を円滑にするためのテクニック
人間関係を円滑にし、仕事をやりやすくするには、小さな努力の積み重ねが大切なのです。
1.共通点を見つける。(プライベート情報は記録し、記憶しておく。)
2.相手を「1対1で」褒める。(人前で褒めるよりも効果がある。)
3.自然な笑顔でこちらから話しかける。
4.敵と思う人にこそ、塩を送ってあげる。
5.つかず、離れずの距離(人間距離)を保つ。(近づき過ぎは危険。周りの妬みもかう。)
6.非情だが、側近は最後に切る。(仕事のうえでは人に期待しない,信用しない。)
7.ATTで(明るく、楽しく、(人の)ためになって)はたらく。
8.悪口は本人に言う。(他人には絶対に言わない。)
9.対極のマネジメント(九徳)
10.弱点はさらけ出しておく。
そして・・・
11.裏切りは何度でも許してやる。許さないのは・・・、
※「九徳」とは、
1、寛にして栗(かんにしてりつ) 寛大だが、しまりがある
2、柔にして立(じゅうにしてりつ) 柔和だが、事が処理できる
3、愿にして恭(げんにしてきょう) まじめだが、丁寧でつっけんどんでない
4、乱にして敬(らんにしてけい) 事を治める能力があるが、慎み深い
5、擾にして毅(じょうにしてき) おとなしいが、内が強い
6、直にして温(ちょくにしておん) 正直・率直だが、温和
7、簡にして廉(かんにしてれん) 大まかだが、しっかりしている
8、剛にして塞(ごうにしてそく) 剛健だが、内も充実
9、彊にして義(きょうにしてぎ) 強勇だが、義(ただ)しい
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