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第六感(sixth sense)を磨く・・・危険察知と友好な人間関係構築のために。

dairokkan
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五感はあてにならない。

皆さん、おはようございます。

6月6日は「おけいこの日」だそうです。

昔から、6歳になった6月6日から芸事を始めると上達すると言われています。

今回は「6」に関して、「第六感」についてお話をします。

私たちは情報を得るのに、普段、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を活用しています。しかし、鋭く物事の本質を掴む感覚として、理屈では説明しにくいけれど、これら五感を超える、六番目の感覚というものがあります。これが、いわゆる「第六感」、シックスセンスsixth senseです。

さて、その前に、次の絵を見てみましょう。

飛び出して見える四角形(四角の箱)は、いくつありますか?

何回か、目を閉じてから見直してみましょう。

上から見下ろす感じで、

なら、6個

下から見上げる感じで、

なら、7個に見えるでしょう。

近代科学は、「見る」ことを重視し、顕微鏡を発明してミクロの世界を発見し、望遠鏡を発明してマクロの世界を見てきました。しかし、人間の視覚はだまされることが多いのです。

「百聞は一見にしかず」と言われますが、フランスの教育思想家、ジャン=ジャック・ルソーは、「視覚は、五感のうちで一番当てにならず、間違いやすいものだ。」と述べています。

私たちが見たり聞いたりした情報が、実際とは違って知覚される現象を錯覚といいます。特に、 で見たときに起きる錯覚錯視(visual illusion)といいます。 錯視は、ものの形や大きさ、明暗、色、動きなど、ものの見かけ全般にわたってあらわれます。

次は、聴覚。

人間の耳は低い音で20Hzから、高い音で20,000Hzまでの音しか聞き取れないと言われています。ところが、犬は50,000Hz、中には80,000Hzの音を聞き取れる犬もいるそうです。犬笛は20,000Hz以上の高い音(超音波)を出すので、人間には聞こえません。

超音波と言えばコウモリが有名ですが、コウモリなんかは、50,000~100,000 Hzの音を出して、それが反射して返って来る音を聞き分けて、闇夜を飛び回っているので、人間には決して聞こえません。

タイトル みる・きく
みること、きくこと「百聞は一見にしかず」といわれますが、実は視覚はあまりあてにならないのです。コミュニケーションを上手にするために「聴き上手4原則」①目で聞く、②微笑んで聞く、③うなづいて聞く、④相槌を打って聞く、を実践しましょう。" ...

そして、第六感

勘が鋭い人とか、霊感や超能力などのインスピレーションが働く人、直感力に優れた人などということもあるでしょう。

たとえば、「自転車を運転していて、あの角から何かが飛び出してくるのがわかる」とか、

「部屋の中を見回してみて、無くしたものがここら辺にあるような匂いを感じる」とか、

「今、あそこの地域に出かけたら、地震や火事などに遭う予感がする」など、未来を予知・予言することによって、危険を回避すること、いわゆる「虫の知らせ」を感じた経験のある人もいるでしょう。

また、「相手が嘘やごまかしをしているのがピンとわかる」とか、「人の気持ちを察することが出来る」など、危険予知の能力の他に、周囲の人が何を思っているのかを察知する感受性や相手の感情に共感出来る力に優れているなど、気配りの能力の側面もあります。

「第六感」の鋭い人

さて、この「第六感」の鋭い人には、次の4つの特徴があるそうです。

① 経験値が高い

② 素直である

③ 自分に自信を持っている。

④ 集中力がある

目に見えなくても、耳に聞こえなくても、集中して心を研ぎ澄ませれば、感じるものがきっとあるはずです。

自分自身の危険察知と友好な人間関係構築のために、第六感の鋭い人になってほしいと思います。

東洋思想における「第六感」

「第六感」なんてオカルトの世界だと言って認めようとしない人がいまだにおられますが、実は東洋思想では、6番目の感覚は当然のものとして認めてきています。

仏教の教えの中に「六根」という言葉があります。「六根」の”根”は感覚器官などの感じる力を意味し、眼(視覚)・耳(聴覚)・鼻(嗅覚)・舌(味覚)・身(触覚)・意(意識)の五感+意識のことを指し、人間の認識の根幹と考えられています。この六根が私欲などの執着にまみれていると正しい道を進むことができません。そのため執着を断ち、世俗との関りを手放すことで心身を清らかな状態にする「六根清浄」が説かれています。これは、「眼」で不浄を見ず、「耳」で不浄を聞かず、「鼻」で不浄を嗅がず、「舌」で不浄を味わわず、「身」で不浄に触れず、「意」で不浄を思わず、身も心も無垢清浄になろうという祈りの言葉なのです。

また、「六根清浄」という言葉は、日本に古くからある山岳信仰と関わりがあるため、現在でも念仏のように唱えながら山道を登る登山者もいます。「六根清浄」には、山中での安全祈願と、山を敬う気持ちが込められているそうです。「六根清浄」は疲れて座るときなどに出る言葉「どっこいしょ」の由来になったとも言われています。

鳥取県にある三徳山三佛寺。「日本一危険な国宝」といわれる「投入堂」は、断崖絶壁に建つため、険しい山道を登って参拝しなくてはいけません。まさに命がけの巡礼旅です。この巡礼では、略式の法衣である「輪袈裟」を首から掛けて修行の身だしなみを整えます。その輪袈裟に「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」の文字が書かれています。

また、富士山登山口で売られている木の杖「金剛杖」にも「六根清浄」が書かれてあります。富士山を登排して修行する修験者は、この言葉を唱えながら登っています。富士山への登拝中、「六根清浄お山は晴天」と歌うのは、高山病にかかりにくくする効果もあるそうです。

さらに、第七感、第八感?

さて、第六感とは「意識」であり、自身の波動を高め万物の意識と共感することですが、さらに、「第七感」といわれる感覚もあるそうです。「チャネリング」という人間の自分を超えた、より高次の意識とつながり、そしてそこからもたらされる意識のことです。

オーストラリアに5万年以上前から住んでいるとされる先住民のアボリジニは、他の国や文明と接触できないオーストラリア大陸に隔離されたことにより、他の民族が失ってしまった「人間本来の能力」を操り生きてきたと言われています。それは「テレパシー」による会話です。アボリジニは、独自の文字をもっていない民族で、文字を使わずに情報伝達を行っていました。「第七感」といわれる「テレパシー」で、道具を使わず仲間同士で、普段から集合場所や時間を交信し合っていたそうです。

さらに、「第八感」といわれる感覚は、神の意識の領域と言われています。神格と呼ばれており、「いくつもの原因と結果や根本原理を、無限に収めることができる蔵」だそうです。

余談・・・〇の第六感は閃きやすい?

第六感は女性の方が閃きやすいといわれています。

古来より、占い師や巫女のように、神秘的なものを取り扱う女性の職業も存在しています。女性に第六感が鋭い人が多い理由を4つあげておきましょう。

①ながら作業ができるほど

 脳の処理能力が高い。

②コミュニケーション能力が

 高い。 

③情報処理能力が高い。

④腕力で敵わない部分を補う

 ため

ジェンダーフリーの時代にあって、あまり男性、女性という区別はしない方がいいと思いますが、男女を問わず、第六感が閃く人でありたいものです。

ryuujin
「龍」を感じると……「運」がよくなります!!  「世界一幸せな国」と言われたブータン王国の国旗には「ドゥク」と呼ばれる白龍が描かれています。日本でも様々なところで龍神を祀っています。 琵琶湖の竹生島、京都の天龍寺の「雲龍図」や建仁寺の「双龍図」、大本山妙心寺の雲龍図、 京都市伏見区の「八大龍王辨財天」、高松市田村神社の龍の彫刻、熊本市立池上小学校校舎の壁の味生池の龍、また、様々なところで、「龍雲」も見られています。 漫画の世界でも、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」や「竜とそばかすの姫」で龍が出てきました。 ただ、西洋の「ドラゴン」やインドの「ナーガ」は、日本や中国の龍とは明確な一線を画しており、異なる存在です。 京都は風水の考えで作られており、四体の霊獣(四霊・四獣・四象・四神)がいます。「青龍」が住むという東の八坂神社本殿の下には、「龍穴」があり、竜宮城につながっているとも言われています。 私は、龍神というのは、自然の中に動いているエネルギーのようなもので、雲や雨や風になって感じることの出来るものだと思います。 「龍神とつながる」という表現をする人もいますが、「龍」の存在を感じると、世界観が変わります。「有り難い」という感謝の気持ちが生まれ、セキュアベースが出来て思考が柔軟になり、人生をより前向きに生き、安心してチャレンジ出来るようになるでしょう。「龍」の存在を感じると、「運」がよくなるのです。...

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