G-26E361VSD1
教養を高める PR

“しなやか”に歌って・・・2月=如月は「春来草自生」

タイトル “しなやか”に歌って・・・
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2月「如月」

2月に入りました。

2月は「如月(きさらぎ)」ともいわれますが、「きさらぎ」の語源には諸説あるそうです。

ひとつは、「衣更着(きさらぎ)」が転じた説です。衣更着とは、厳しい寒さに備え、重ね着をする季節(衣を更に重ねる)という意味です。

他には、陽気が更に来る月だから「気更来(きさらぎ)」になった説や、春に向けて草木が生えはじめるから、「生更木(きさらぎ)」になった説があります。

ところで、「如月」の「如」は、女=巫女(みこ:神に仕えて神のお告げを伝える女)と、口(さい):祝詞を入れる器の形を表わし、巫女が口を前にして祈る形で、神意を問うという意味があります。さらに神意を受けて、それに従うので「したがう」という意味もあります。すなわち、「女のようにしなやかに言う」ということです。

そうすると、2月=如月は「しなやかに過ごす月」にしようということでしょうか。

女偏の漢字・男偏の漢字

考えてみると、漢字に女偏の漢字はたくさんありますね。

娘 嫁 姫 嬢 婚 妻 妃 婿 婦 姑 姉 妹 奴 好 嫌 ・・・

如 妨 妬 妊 娯 妖 妙 始 媒 妨 姻 姓 娠 嫡 ・・・

安 委 努 怒 妥 妄 接 桜 姿 要 威 姦 婆 ・・・

なんと、257以上もあるそうです。

しかし、男偏は常用漢字外に広げると、(おい)、舅(しゅうと)、(ぺちゃくちゃしゃべる、めおと)、(なぶる)、(たわむれる、なやむ)なんてのがありますが、常用漢字には男偏の漢字は“ゼロ”です。

次に、「女」の使い方によって分類してみましょう。

①女性そのものを表すもの

(あね)←→兄(あに) 

(いもうと)←→弟(おとうと) 

(よめ)←→婿(むこ) 

(つま)←→夫(おっと) 

(女性)←→夫(男性)

(ばあ)←→爺(じい) 

(むすめ)←→息子(むすこ)

(むすめ)←→息子(むすこ) 

(きさき)←→王(おう) 

(ひめ)←→彦(ひこ)

女性に対する男性をあらわす方の漢字には、一貫性がありません。

婿(むこ)にいたっては、男なのに女偏です。

②婚姻関係を表すもの

(結婚)  

(結婚)  

(名字)  

(よつぎ)  

婿(むこ)

(妊娠)  

(妊娠)

③字源をさかのぼると女と関係あるもの

:男女の結婚の仲人→なかだち    

:女の腰→かなめ

:女の奴隷→奴隷          

:女の奴隷が強く力を入れる→つとめる

:女が笑う姿→たのしむ       

:女の奴隷が強く心を緊張させる→いかる  

:交接する→接する         

:女を家の中に落ち着かせたさま→やすらか

:胎児をはらむ→物事のはじめ    

:女の小がらで細く美しい姿→たえ

:女が子どもをかわいがる→このむ  

:女が気兼ねして実行をしぶる→いやがる

:女の首飾りのように花が咲く木   

:いきり立つ女を落ち着かせる→ほどよい所に落ち着く

:女のようにしなやかに言う     

姿:女が身づくろいして顔や身なりを整える→すがた

:か弱い女を武器でおどす      

:女が力なく垂れる→ゆだねる

:女に惑わされ目がくらみ無茶をする 

:女が身をくねらせ人を迷わす→あやしい

:誘惑する女に近づかせまいとする→さまたげる

④宗教行事に女性が携わっていたことがわかるもの

:女性が先祖をまつる部屋をお参りする姿→やすらか

:先祖をまつる部屋をほうきで清める女性

:神の前で女性が舞う→たのしませる

しなやかに生きる

精神科医の香山リカ氏が、『しなやかに生きるって、どんなこと?』という本を出版されています。

副題には、「悩みが尽きない女の30代・40代をがんばりすぎずに乗り越えるために」というのがついていますが、この本は30代・40代の女性だけでなく、男性にもお勧めしたい本です。

ちなみに、「しなやか」に生きている女性の共通点7つをあげると、

だそうです。

 

禅語に、「春来草自生」(はるきたらばくさおのずからしょうず)という言葉があります。「春が来たら、草は自然と生えてくる。その時を待つ以外にない。」いうことですが、待つと言っても、ただ漠然と待つのではなく、今やるべきことを真剣に取り組んでいれば、しかるべき時に自然とその芽は顔を出すでしょう。あせって無理に先を急いでも良い結果は得られないでしょうから、2月は“しなやかに”過ごしてみましょう。

タイトル 嘘も百回、夢は叶う。
嘘も百回、夢は叶う。「一富士二鷹三茄子」初夢はみましたか? 親友のN君は、高校時代、いつも「夢は大空、パイロット!」と言っていました。 しかし、2回の受験に失敗し、パイロットになることを諦めざるを得なかったのですが、パイロット養成校入学の年齢条件が変更になり、6年間の回り道をして、パイロット養成校に入学、首席で卒業しました。夢を諦めない、夢を持ち続けていると、いつかは叶うという例です。 ゴルゴ松本さんが「命の授業」で、「夢を持ち、夢に向かって頑張ろう。しかし、思うようにいかないと、弱音や愚痴を「吐」く。弱音や愚痴は、口に出してどんどん「吐」けばいい。しかし、そのマイナスを少しずつ取り除くと夢は「叶」う。そして、今度は、いい言葉は口に出して「叫」ぶと、夢は叶う。」と述べています。 「プロパガンダの天才」「宣伝の天才」と言われたナチス・ドイツのゲッベルスは「嘘を百回繰り返せば本当になる」と言ったそうですが、夢も100回唱えると叶うのです。...
タイトル 極楽トンボな性格・考え方
性格・考え方は変えれるのか?ストレスに対して、〝極楽とんぼ〟な「生き方」をすることが有効です。言葉のご馳走、楽天主義、エピジェネティクス、最善観、日時計主義、レジリエンス、ベネフィット・ファイディングを紹介しながら、「性格・考え方は変えれるのか?」というテーマにせまります。 ―...

「皆さん、おはようございます」授業では教えない“生き方”教育 スライドで語る全校朝礼のお話/長井功【3000円以上送料無料】

価格:1280円
(2024/1/28 22:30時点)
感想(0件)

「皆さん、おはようございます」授業では教えない“生き方”教育 スライドで語る全校朝礼のお話【電子書籍】[ 長井功 ]

価格:1000円
(2024/1/28 22:31時点)
感想(0件)