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「□心と秋の空」~雲に乗りたい!~

タイトル 雲に乗りたい
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「男心と秋の空」と言われます。

「『』心と秋の空じゃないの?」と思っている方もいるかもしれませんが、もともとは、男性の愛情が変わりやすいことを指していましたが、時代の変化とともに女性の気持ちの移り気さを表すようになったそうです。

秋はいろんな雲が発生するので、空を見上げる機会が多いでしょう。

今日は、雲に関するお話です。

https://www.youtube.com/watch?v=FhjMLdr-hnE&list=RDFhjMLdr-hnE&start_radio=1

「雲雨傘提案」(Cloud–Rain–Umbrella Thinking)

これは、外資系コンサルティング会社マッキンゼーが開発した問題解決フレームワークで、「空・雨・傘」のフレームワークとも呼ばれています。

事実(空)、解釈(雨)、アクション(傘)を順に整理することで、論理的な提案や意思決定をサポートする思考法です。

「雲・雨・傘提案法」とは、主にプレゼンテーション・授業・問題解決などで使われる構成法で、聞き手に「納得」と「行動」を促すための論理的な話し方の型です。

「雲・雨・傘提案」基本構成

段階内容例えるなら…
雲(Cloud)現状や背景、問題の共有「空に雲が出ている」=問題の兆候を示す
🌧 雨(Rain)問題が進行した結果、困っている現実「雨が降る」=放っておくと悪化する状況
傘(Umbrella)解決策や提案「傘をさす」=問題を防ぐ具体策

「雲・雨・傘提案」具体例

①:学校現場での授業改善

  • :最近、授業中に集中できない生徒が増えています。
  • 🌧 :このままでは学習習慣が定着せず、学力差がさらに広がるおそれがあります。
  • :ICT機器を活用して、生徒の興味を引き出す「参加型授業」を取り入れましょう。

②:職場のコミュニケーション改善

  • :最近、職員間の連絡ミスが増えています。
  • 🌧 :情報共有の遅れが、仕事全体の効率低下につながっています。
  • :週1回の「5分ミーティング」と、共有アプリでのタスク管理を導入しましょう。

③:家庭教育におけるスマホ利用

  • :子どもがスマートフォンを長時間使うようになっています。
  • 🌧 :夜更かしや成績低下、家族の会話不足などの影響が出ています。
  • :使用時間のルールを一緒に決め、家族共有スペースで利用するようにしましょう。

④:地域防災活動

  • :地域の防災訓練への参加者が減少しています。
  • 🌧 :災害時に、避難誘導や連絡がうまく機能しない危険があります。
  • :子どもや若者も楽しめる「防災フェス」を企画し、関心を高めましょう。

聞き手に「納得」と「行動」を促すポイント

 講演会や朝礼、あるいは会議などで、いくらいい話をし、すぐれた提案をしても、聞き手が納得して行動しなければ、まさにそれは「馬耳東風」「馬の耳」に念仏です。

「雲」では、共感を得ることが大切です。「そうだよね」と納得させることです。

「雨」で、危機感を共有することです。「これは放置できない」と感じさせることで、意志が生まれます。

そして、「傘」で行動を促すのです。具体的で前向きな提案をすることで、行動してもらえるのです。

「雲」の十種雲形

次に、お空の雲に関する話をしましょう。

雲の主な種類は、世界共通で、高さで分けられる上層雲・中層雲・下層雲と、それらをまたいで発達する積乱雲の計10種類です。

上層雲には巻雲、巻積雲、巻層雲、中層雲には高積雲、高層雲、乱層雲、下層雲には層積雲、積雲、層雲が含まれます。

雲の名前に含まれる「積」や「層」などは、雲の見た目を表す言葉です。名前に「」がつく雲は形がはっきりとしていて、「」がつく雲は霧のように形がぼんやりとしています。また、雲ができる場所を表す言葉には「巻」と「高」があり、「」は上層、「」は中層という意味です。

この2つを合わせて考えると、形がモクモクとした雲は高い方から「雲」「雲」「雲」となり、形がぼんやりとした雲は高い方から「雲」「層雲」「雲」となります。なお、ぼんやりした形とはっきりした形の中間の雲が「雲」です。

そして、天気を崩して雨をもたらす雲には「」がつきます。灰色で雨を 降らすぼんやりした雲が「雲」で、モクモクと大きく発達して雷雨をもたらすのが「雲」です。

上層雲(高度5〜13km付近)

巻雲(けんうん)

地面を筆でサッと掃いた跡のような筋状をした雲で、繊維状の「すじ雲」または「しらす雲」とも呼ばれます。

この巻雲がまっすぐに広がっている場合には、その後、雨が降りやすく、乱れたように広がっていると、晴れになる可能性が高いとされています。

巻積雲(けんせきうん)

薄く小さな雲が魚のうろこのように連なり、蜂の巣状に並んだ形状をしており、「うろこ雲」「いわし雲」「さば雲」とも呼ばれます。

上空の気温の差によって起きる空気の流れによって発生するので、この雲が厚く広がると天気が崩れやすくなります。

巻層雲(けんそううん)

ベールに包まれて太陽や月がぼんやりと見える程度の空全体に広がる薄い雲で、「うす雲」と呼ばれます。

太陽の光をさえぎらないほど薄い雲ですが、西から広がって空全体を覆うような場合には、次第に天気が崩れることがあります。

中層雲(高度2〜7km付近)

高積雲(こうせきうん)

小さな塊状の雲が規則正しく並んだ丸い雲の塊で、「ひつじ雲」と呼ばれます。

巻積雲と似たような形状ですが、巻積雲は上層にあるのに対して、高積雲は中層に発生します。この高積雲は個々の雲の塊が大きくなると、次第に天気が崩れますが、小さくなると晴れることが多いとされています。

高層雲(こうそううん)

空全体をもやっと覆う層状の雲で、「おぼろ雲」とも呼ばれます。一見、巻層雲に似ていますが、この高層雲は太陽の光をあまり通さないため、空全体がぼんやりと灰色っぽく見えます。

高層雲が次第に厚みを増していくと雨になることが多いとされています。

乱層雲(らんそううん)

空を厚く覆う暗い灰色の雲で、雨や雪を降らせる雨雲・雪雲です。どんよりとした濃灰色の層状で、太陽の光をさえぎってしまうほど分厚い雲で、低気圧が近づいてくると、西の空にまず巻層雲が現れ、続いて乱層雲が発生して雨を降らせます。

下層雲(高度2km以下)

層積雲(そうせきうん)

ロール状に連なった丸みのある雲で、「うね雲」「くもり雲」とも呼ばれます。

白色や灰色の大きな雲の塊が集まり、まだら状やロール状になって連なった形をしています。晴れた日にも見られますが、空一面を覆うように広がると雨や雪が降ることがあります。

層雲(そううん)

下層に発生する雲の中でも最も地表近くに出現する霧のような雲で、「きり雲」「霧雲」と呼ばれます。形は灰色の層状で、霧に似ています。

気象条件によっては、細切れにちぎれて発生していることもあり、層雲が出ると霧雨などが降ることがあります。

積雲(せきうん)

晴れた日によく見られる、綿がしのようなふわふわとした形をした雲で、「わた雲」と呼ばれます。

上部はドームのような形状をしていますが、下部は水平になっています。雲を形成する水滴の密度が高いため、太陽の光が当たっている部分は白っぽく、そうでない部分は灰色っぽく見え、色の違いがわかりやすいという特徴があります。

発達する雲

積乱雲(せきらんうん)

下層から上層まで垂直に高く発達する雲で、「雷雲」「入道雲」「かみなり雲」とも呼ばれます。

積乱雲が上に向かって白くモクモクと立ち昇る姿は夏の風物詩でもあります。分類としては下層の雲ですが、中には高さ1万2,000メートルの上層にまで到達するものもあります。大気の状態が不安定な場合に発生しやすく、夏の晴れた日には昼頃に発生して夕立を降らせることもあります。

珍雲(見ることが珍しい雲)

薄く広がった雲の中に1ヶ所だけ穴が空いたようなものが「穴あき雲」です。雲を形成する水蒸気が一部分だけ凍り、それが地表に落ちることでぽっかりと穴が空いてしまいます。秋から冬にかけて、ごく稀に発生します。

中央が厚く外側が薄い、凸レンズのような形状をした雲です。強い風が山などの背の高い障害物にぶつかることで発生するため、風が強く吹く場所で見られます。

水平方向に数十キロメートルにも及ぶ巨大な積乱雲です。ゲリラ豪雨の原因の一つとされ、竜巻や突風を引き起こすケースもあるため、注意が必要です。

積雲や積乱雲などの上部にくっつくように発生するベール状の雲で、白い布が覆いかぶさっているように見えます。

夏の積乱雲が発達する過程で、上部が平らに広がったものを指します。金属をハンマーでたたいて加工するための作業台「かなとこ」に似ています。通常の積乱雲と違って、強い雨を伴うことは少ないとされています。

龍雲を見つけよう!

「運」のいい人は、空を見上げると、「龍雲」を見つけることができます。

 私が大切にしている「龍雲」の写真10点を紹介しましょう。

この世に「龍神」がいると言われても、実際に龍を見たことがある人は数少ない(いない)でしょう。

しかし、私は、龍というのは、自然の中に動いている水のエネルギーのようなもので、雲や雨や風になって感じることの出来るものだと思っています。

「龍」の存在を感じると、まず、世界観が変わります。

水が蒸発して雲となり、風に流されて、雨となって地上に落ちてきて流れていく……そういう、自然の中のエネルギーの流れのようなものを感じると、

「世の中、理不尽なことばかり。犯罪や戦争はなくならないし、災害や事故だって起きる」

「事件に巻き込まれたり、不運なことに遭ったりする人がいる」

「人は信頼出来ない」

というようなマイナスの世界観ではなく、

というようなプラスの世界観を持つことが出来ます。

つまり、有り難いという感謝の気持ちが生まれるのです。

また、人間、「何があっても基本的には大丈夫。帰れる場所がある」とわかっていれば、思う存分、冒険が出来るでしょう。心理学では、そういう世界観が心の安全基地「セキュアベース」と呼んでいます。

龍の存在を感じてセキュアベースが出来ると、思考が柔軟になり、人生をより前向きに生き、安心してチャレンジ出来るようになります。これが、龍神とつながる」という状態です。

この龍の存在を視覚で納得できるのが、「龍雲」なのです。

こう考えると、「運」のいい人が「龍雲」を見つけることができるのではなく、「龍雲」を見つけようとする人は「運」が良くなるとも言えるでしょう。

「天運」と「地運」

ところで、運には、「天運」と「地運」があります。

変えることの難しいのが「地運」で、空の雲のように毎日変わっていくのが「天運」です。

どんなに肥沃ないい土地に種を撒いても、天候がすぐれないと立派な食物は育たないように、「地運」より「天運」の方が重要です。

その割合は、 地運」:「天運」=3:7 くらいではないでしょうか。

また、運命にも、変えることの出来ない「天命」(宿命)」と、努力次第で変えることの出来る「立命」があります。

同じように、 天命(宿命)」:「立命」=3:7 で、「天命(宿命)」よりも「立命」の方が重要だと思います。

自分の親や生まれたところは変えることができませんが、人生は、自分の努力や環境で大きく変えることができるからです。

諸仏の法引は人より得るにあらず

さて、カナダ精神科医のエリック・バーン博士は、「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」と述べています。

細菌学者の野口 英世も、「他人と過去を変えることはできないが、自分と未来は変えることができる」と述べています。

私は、「他人」と「過去」に加えて、人の「感情」も根本的には変えるのは難しいと思っています。

頭でわかっていても、嫌いなものは嫌いですし、好きなものは好きなのです。どんなに体にいいと言われても、嫌いな食べ物は口にしませんし、反対に体に悪いと言われても、お酒なんかはやめれません。

だから、変えることのできるものだけに注目すればいいのす。それは、自分」と「未来」と「行動です。

運命には、変えることの出来ない「天命」(宿命)と、努力次第で変えることの出来る「立命」があると述べましたが、神様は、立命を変えるためのツールを私たちに与えてくれています。

それは、呼吸」と「笑顔」と「思考です。

緊張した時、心臓のドキドキをコントロールすることはできませんが、ゆっくり「呼吸」をすることはできるでしょう。

何か困ったことや苦しいことがあった時に、つまらない顔やくらい顔になっても、意識して「笑顔」を作ることはできるでしょう。

「私はダメだ」と考えるか、「まあ、いいか。まだまだやれる!」と考えるかは、自分次第です。

「立命」を変える習慣を身につけましょう。

諸仏の法引は人より得るにあらず」というのは、中国禅宗の開祖である達磨大師(本名:菩提達磨)の言葉で、「仏教の真理は、人から教えられて得るものではなく、自らの内なる修行によって悟り開くものである」という意味で述べたものですが、どんな人生も、自分から変えようとすることで好転するのだと思います。

「上を向いて歩こう」

大変荒れた学校に赴任した時、一番感じたのは、生徒たちが下を向いて歩いていることでした。

いや、生徒だけでなく、廊下ですれ違う先生たちも、そうなのです。

下を向いて歩く悪い姿勢は、自信がなさそうに見えます。実際、生徒たちは、この学校は「いじめが多い」「勉強ができない」「運動能力も低い(体育が嫌い)」と思い込んでいました。

そこで、廊下の天井に、「上を向いて歩こう」という文字を書いたポスターを貼りました。

胸を張り、腰をまっすぐにして歩くようになると、普段の姿勢もよくなります。そうすると、天からの教示がストンをはいるような気がします。

上を向いて歩こう」のポスターを貼って、暫くすると、学校は落ち着いてきました。

そこで、今度は、外に出て「雲を見よう」と呼びかけました。

雲はいつも同じところにありません。また、あっという間になくなったり、増えたりします。雲を見る習慣がつくと、「動き」が出てきます。

「いじめが多い」「勉強ができない」「運動能力も低い」と思っていた生徒たちが、動き出し、あっという間に、いじめのない(少ない)、勉強や運動のできる学校にヘンシンしました。

タイトル 1-2掲示教育
1-2 掲示教育を見直そう!掲示教育を見直そう。...

ただ、人の気持ちは秋の空のように変わりやすいのです。一度決心したことも、「永遠に…」と誓ったことも、日時が過ぎると心は変わってしまいます。だから、毎朝決心し直さないと、継続することは難しいのです。

先日、金婚式を迎えた私の友人は、「毎朝毎日、妻に『愛している』という言葉を言っている」と述べていました。毎日、「愛している」という言葉を言うことで、自分の頭を洗脳し続けなければ、脳が忘れてしまい、浮気をしてしまいそうだというのです。

人は、決心したことや誓ったことは、何度も何度も確認し直さないと駄目なようです。

ryuujin
「龍」を感じると……「運」がよくなります!!  「世界一幸せな国」と言われたブータン王国の国旗には「ドゥク」と呼ばれる白龍が描かれています。日本でも様々なところで龍神を祀っています。 琵琶湖の竹生島、京都の天龍寺の「雲龍図」や建仁寺の「双龍図」、大本山妙心寺の雲龍図、 京都市伏見区の「八大龍王辨財天」、高松市田村神社の龍の彫刻、熊本市立池上小学校校舎の壁の味生池の龍、また、様々なところで、「龍雲」も見られています。 漫画の世界でも、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」や「竜とそばかすの姫」で龍が出てきました。 ただ、西洋の「ドラゴン」やインドの「ナーガ」は、日本や中国の龍とは明確な一線を画しており、異なる存在です。 京都は風水の考えで作られており、四体の霊獣(四霊・四獣・四象・四神)がいます。「青龍」が住むという東の八坂神社本殿の下には、「龍穴」があり、竜宮城につながっているとも言われています。 私は、龍神というのは、自然の中に動いているエネルギーのようなもので、雲や雨や風になって感じることの出来るものだと思います。 「龍神とつながる」という表現をする人もいますが、「龍」の存在を感じると、世界観が変わります。「有り難い」という感謝の気持ちが生まれ、セキュアベースが出来て思考が柔軟になり、人生をより前向きに生き、安心してチャレンジ出来るようになるでしょう。「龍」の存在を感じると、「運」がよくなるのです。...
タイトル 運命は心の中
運命は心の中にある。運命は心の中にあります。 そして、過去と他人は変えれませんが、未来と自分は変えることができます。 運命には、「天命」(宿命)と「立命」があり、立命を変えるためのツールは、「呼吸」と「笑顔」と「思考」です。...

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秋はいろんな雲が発生するので、空を見上げる機会が多いでしょう。

「雲雨傘提案」というのは、マッキンゼーが開発した問題解決フレームワークです。講演会や朝礼、会議などでは、共感を得(雲)、危機感を共有し(雨)、行動を促す(傘)ことが大切です。

雲には、十種雲形があります。珍雲や「龍雲」を紹介しましょう。「龍雲」を見つける人は運がよくなります。

運には、「天運」と「地運」があり、運命にも「天命」(宿命)」と「立命」があります。いずれも、「天運」や「天命」(宿命)の方が影響が大きいので、変える努力をしましょう。

過去」と「他人」と「感情」を変えるのは難しいことですが、「未来」と「自分」と「行動」は変えることが容易です。そして、それらを変えるためのツールは、「呼吸」と「笑顔」と「思考」です。

ただ、人の気持ちも秋の空のように変わりやすいのです。一度決心したことも、「永遠に…」と誓ったことも、日時が過ぎると心は変わってしまいます。だから、毎朝決心し直さないと、継続することは難しいのです。