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日本とイスラエル(ヘブライ)の共通点を知ってこそ願える世界平和

タイトル 日本とヘブライ(イスラエル)
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2023年10月7日にパレスチナのガザ地区を支配するハマースによるイスラエルへの攻撃によって勃発したパレスチナ・イスラエル戦争は、まだ終結を迎えようとしていません。

イスラエルが建国されたのは1948年、その4年後の1952年、日本は東アジアで初めての国として外交関係を結びました。現在、シリア・レバノン・リビア・オマーン・イエメン・スーダンは、イスラエルとは敵対国にある為、一度でもイスラエルへの渡航歴があった場合、これらの国々に入国することができません。

日本とイスラエルには、どうやら深い関係があるようです。

明治の初期、宣教師として来日したスコットランド商人のニコラス・マクラウド(ノーマン・マクラウド,ノーマン・マックレオド)が「日本ユダヤ同祖論」(日ユ同祖論)を唱えました。これは、日本人の祖先が2700年前にアッシリア人に追放されたイスラエルの失われた十支族の一つとする説です。

古代イスラエルの12部族とは、➀ルベン族、②(シメオン族)、③レビ族、④ユダ族、⑤(ダン族)、⑥ナフタリ族、⑦ガド族、⑧アシェル族、⑨イッサカル族、➉ゼブルン族、⑪ヨセフ族(マナセ族、エフライム族)、⑫ベニヤミン族を指します。

一般によく認識されているユダヤ民族の祖は、第4族ユダ族と第12族ベニヤミン族に第3族レビ族を加えた3部族であり、失われた10支族から省かれます。すなわち、古代イスラエルの失われた10支族とは、ユダヤ民族を除いた、➀ルベン族、②シメオン族、⑤ダン族、⑥ナフタリ族、⑦ガド族、⑧アシェル族、⑨イッサカル族、➉ゼブルン族、⑪ヨセフ族(マナセ族、エフライム族)を指します。

このうち、第7族ガド族、第9族イッサカル族、第11族エフライム族の数人が日本に、第11族ヨセフ族(マナセ族、エフライム族)はエチオピアに移住したという説があります。

言語

ヘブライ語には日本語に類似した単語が3,000語以上もあります。

まず、大和朝廷をあらわす「ヤマト」は、ヘブライ語の「ヤ・ウマト」と似ており、「神の民」という意味だそうです。

次に、ヘブライ語に語源を持つと考えられる日本語をあげてみましょう。

数え方で、日本では、1、2、3、4・・・を「ヒイ、フウ、ミイ、ヨウ、イツツ、ムウツ、ナナツ、ヤアッツ、ココノツ、トウ」と数えますが、「ヒイフウミイヨウイツ(つ)ムウ(つ)ナナ(つ)ヤア(つ)ココノ(つ)トウ」と(つ)を抜いて読むと、ヘブライ語で、「その美しい人を誰が出すのか? 彼女を連れ出し、彼女が来るために、どのように答えるのか?」という意味になり、洞窟の前でコヤネという神が唱えたと言われる祝詞だったそうです。

歌詞

国歌「君が代」や日本の童謡「かごめかごめ」「さくらさくら」の歌詞をヘブライ語にしても、意味が通じるそうです。

(1)君が代の歌詞

君が代は 千代に八千代に さざれ石の いわおとなりて こけのむすまで

ヘブライ語にすると、

このヘブライ語の単語の意味は次のようになります。

(2)童謡「かごめかごめ」

かごめかごめ かごの中の鳥は いついつでやる

夜明けの晩に 鶴と亀がすべった 後ろの正面だ~れ

ヘブライ語にすると、

このヘブライ語の単語の意味は、

(3)童謡「さくらさくら」

さくら さくら 弥生の空は 見渡す限り 霞か雲か にほひぞ出ずる
いざや いざや 見に行かん

(4)北海道の日本海沿岸に伝わる漁師民謡「ソーラン節」

ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン (ハイハイ) にしん来たかと かもめに問えば わたしゃ立つ鳥 波に聞け チョイ ヤサエ エンヤン サ ノドッコイショ

古代イスラエル人が日本に渡ってきた時、嵐が来ても神の力によって前進していこうとソーラン節を歌いながら、励まし合っていたのかもしれません。

相撲

日本の伝統的な競技である相撲は、イスラエルが起源だと言われています。相撲という言葉はヘブライ語の似た発音で「ヤコブ」を指す言葉であり、旧約聖書にはヤコブと天使が相撲をしたという記述があります。ヤコブが天使と相撲をして、天使に勝ったことにより、ヤコブは天使から「イスラエル」という名前を授けられました。つまり、古代イスラエル人にとって相撲は神事であったわけです。愛媛県大山祇神社では、目に見えない稲の神様と相撲をとる豊作祈願の一人相撲の儀式が残っています。

また、相撲の掛け声「はっけよい」は、ヘブライ語で「はっけ」が「投げつけろ」、「よい」は「やっつけよ」という意味になります。「ドスコイ」と似たヘブライ語は、「踏み落とせ!異教徒を!」という意味です。

さらに力士は土俵に塩をまき、清めますが、それはユダヤ的な習慣でもあります。

神事

(1)神社

「幕屋」と呼ばれる古代ヘブライの神殿は移動式でしたが、日本の「神社」と構造が酷似しています。周囲を幕や板で囲み、幕屋の中は聖所・至聖所・拝殿に分かれていて、祭壇には明かりをともす常夜灯があり、脇には手を洗う水盤がありました。また、後に固定式となった有名な古代ソロモン神殿の前には、お賽銭を入れる箱も置かれていました。

(2)鳥居

神社の「鳥居」の形は、古代ヘブライの建物(玄関口)とそっくりの構造をしており、赤い色は、モーセがヘブライ人たちに「殺戮の天使」の害に合わないためにと、エジプト脱出前日に玄関口の二本の柱と鴨居に羊の血を塗らせたことにルーツを持ちます。「殺戮の天使」とは、聖書の「出エジプト記」に出てくる話で、神様がイスラエル人をエジプトの奴隷状態から解放するために下らせた10個の災厄のうち、10番目の災いで、天使がエジプトの長子を殺すというものでした。なお、「トリイ」はヘブライ語アラム方言で「門」という意味です。

(3)狛犬

日本の神社の前に置いてある狛犬は、犬というよりもライオンです。古代ソロモン神殿の前にもライオンの像が置いてありました。ライオンはダビデ王統を担うユダ族のシンボルなのです。

(4)祗園祭

日本三大祭りのひとつである「祗園(GION)祭」は、7月1日から31日まで行われる長いお祭りですが、ユダヤのシオン(ZION)祭もほぼ同じ期間に行われています。しかも、祗園祭は疫病退散を願って行われていて、シオン祭にも疫病退散の儀式があります。

実は、シオン祭は旧約聖書のノアの一家が大洪水を生き延びたことをお祝いするお祭りです。祗園祭のハイライトとも言える山鉾巡行がピークを迎え、前祭(さきまつり)巡行が行われるのは7月17日ですが、この日は旧約聖書にあるノアの箱舟がアラファト山(今のアララト山:トルコ共和国東端の標高5,165mの山)に漂着した日、すなわち「ノアの洪水が終わった日」でもあります。(ちなみにノアの洪水の日が始まったのは2月17日です。)

また、祗園祭の山鉾には、なんと、イラクのバクダッド宮殿やエジプトのピラミッドなどシルクロードの風景や旧約聖書の一場面を彷彿させるタペストリーが飾られています。

さらに、神輿を担ぐときの掛け声「エッサ! エッサ!」はヘブライ語で「運ぶ」を意味していますし、「エンヤラヤー」は「私は・賛美する・ヤーウェを」と言っているそうです。

(5)神輿

モーセが神から授かった「十戒石板」を保管したと言われるソロモンの秘宝 「契約の聖櫃(アーク)」は、旧約聖書の「出エジプト記」に、その作り方が克明に記されています。その記載を見る限り、日本の神輿(みこし)にそっくりです。

アークの上部には2つの天使(ケルビム)の像が羽を広げて向かいあっていますが、日本の神輿も金で覆われていて、神輿の上には鳳凰(ほうおう)と言われる鳥が作られて、大きく羽を広げています。

また、アークの下部には2本の棒が貫通しており、移動するときにはレビ族が肩にかつぎ、鐘や太鼓をならして騒ぎ立てました。しかも、かつぐための2本の棒は絶対にアークから抜いてはならなかったように、神輿の棒も抜かれることはありません。

なお、四国徳島県の霊山「剣山」には、ソロモンの秘宝が隠されているという根強い噂があります。剣山では毎年「神輿祭り」が行われていますが、その日は「祇園祭り」や「シオン祭」と同じ7月17日です。

(6)神官

古代ヘブライの祭祀レビ族は、非常にゆったりとした和服のような白い服装をしていました。袖口には「リンネ」と呼ばれる房が付いており、「ヒラクティリー」も使用していました。この姿は、日本の神道の神官とそっくりです。

(7)山伏

ユダヤ人は祈りの時に、旧約聖書の言葉を収めた「ヒラクティリー」と呼ばれる小さな小箱を額部分に付けますが、これは日本の山伏が頭につける兜巾(ときん)と使用方法が酷似しています。

、山伏が吹く「ほら貝」の音は、ユダヤ人の祭りに使われる「ショーファー」という羊の角で作った吹奏器とそっくりだそうです。

カゴメ紋(六芒星)と菊花紋

(1)平安京

桓武天皇は、平安京に遷都した際、古代ヘブライの燔祭(はんさい)の儀式を行っていました。「平安京」をヘブライ語になおすと「エル・シャローム」、すなわち、ヘブライの聖地「エル・サレム」のことです。

この平安京のマークは、ユダヤ人のシンボルで「ダビデ王の紋章」といわれるカゴメ紋(六芒星)でした。

なお、現在の京都の市章もその平安京のマークを図案化したものです。

余談ですが、西宮市の市章は六芒星に「ユダ」と書いているように見えます。しかし、よく見ると、単純な六芒星ではなく、真ん中の文字は「西」のてん書体で、カタカナ三つ「ヤ」(宮)で囲んでいる「西」という解釈だそうです。

(2)エルサレム神殿

エルサレム神殿の門には、日本の天皇家の「16弁の菊花紋」と共通した紋章が刻み込まれています。現在、世界中を見渡しても、菊家紋をシンボルにしている一族はユダヤ人と天皇家以外にはほとんどいません。

(3)伊勢神宮

伊勢神宮の内宮から外宮に至る道路(御幸通り)の両側に並ぶ石灯籠(合計約700基)には、ユダヤ人のシンボルで「ダビデ王の紋章」といわれるカゴメ紋(六芒星)が刻み込まれています。

また、「伊勢神宮暦」は、他の神社と違って「ヘブライ暦」と一致しています。

(4)籠神社(元伊勢)

丹後国一宮「籠神社(このじんじゃ)」は、天皇家の宗廟にして日本人の総氏神を祀る日本最大の神社「伊勢神宮」のルーツ(元伊勢)です。この奥の院である「真名井神社」の石碑には、裏家紋として「ダビデ王の紋章」といわれるカゴメ紋(六芒星)といわれるカゴメ紋(六芒星)が刻み込まれています。

風習

(1)正月

ユダヤ教の新年の祭り、過越祭(すぎこしさい)(ペサハ)は、ユダヤの祭日のうちで最古、かつ最大のもので、日本の年越しと似ています。日本の「鏡もち」と同じように、種なしのパン(マッツォ)を祭壇の両脇に重ねて供え、日本の正月と同じ7日間行います。

(2)お宮参り

日本では、生後30日頃に赤ん坊を神社に初詣でさせる習慣がありますが、この習慣は、ユダヤにも見られます。

(3)元服

ユダヤ人は現在でも13歳の男子に、成人を迎える儀式「バル・ミツバ」を行っていますが、日本人も昔、13歳の男子に成人を迎える儀式「元服式」を行っていました。

(4)手洗い

日本人は、神社を詣でる前に入り口で手を洗うなど、「みそぎ」の習慣があります。ユダヤ人も食事の前やトイレの後、教会堂の入り口で手を洗うなどの習慣があります。

また、西欧人は一般的にバスタブの中で体を洗いますが、ユダヤ人は日本人と同じように、まず体を洗ってから風呂に入ります。

いかがでしたか?

日本とイスラエルの共通点は単なる偶然では済まされないでしょう。

イスラエルという国や人々をより身近に感じることから、その歴史をまなび、パレスチナ・イスラエル戦争についても考えることができるのではないでしょうか。

ryuujin
「龍」を感じると……「運」がよくなります!!  「世界一幸せな国」と言われたブータン王国の国旗には「ドゥク」と呼ばれる白龍が描かれています。日本でも様々なところで龍神を祀っています。 琵琶湖の竹生島、京都の天龍寺の「雲龍図」や建仁寺の「双龍図」、大本山妙心寺の雲龍図、 京都市伏見区の「八大龍王辨財天」、高松市田村神社の龍の彫刻、熊本市立池上小学校校舎の壁の味生池の龍、また、様々なところで、「龍雲」も見られています。 漫画の世界でも、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」や「竜とそばかすの姫」で龍が出てきました。 ただ、西洋の「ドラゴン」やインドの「ナーガ」は、日本や中国の龍とは明確な一線を画しており、異なる存在です。 京都は風水の考えで作られており、四体の霊獣(四霊・四獣・四象・四神)がいます。「青龍」が住むという東の八坂神社本殿の下には、「龍穴」があり、竜宮城につながっているとも言われています。 私は、龍神というのは、自然の中に動いているエネルギーのようなもので、雲や雨や風になって感じることの出来るものだと思います。 「龍神とつながる」という表現をする人もいますが、「龍」の存在を感じると、世界観が変わります。「有り難い」という感謝の気持ちが生まれ、セキュアベースが出来て思考が柔軟になり、人生をより前向きに生き、安心してチャレンジ出来るようになるでしょう。「龍」の存在を感じると、「運」がよくなるのです。...

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