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<一言で>親とは…子守唄を歌う人

タイトル 親
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9月30日は、何の日でしょう? 4月から始まった学校や職場では、ちょうど1年の半分が終わる折り返しの日になるでしょうか・・・

実は、「9」と「30」を反対から表記すると「039」となり「お父さん、お母さん(0)、サンキュー(39)」と読む語呂合わせから、両親への感謝の気持ちをあらわす日として、両親の前で「産んでくれてありがとう」と伝えるイベントなどを行う「両親の日」です。

ちなみに、韓国では、両親の日(オボイナル)は5月8日です。

また、6月1日は、国際親の日(Global Day of Parents)に指定されています。

 

「親」の字の意味

さて、「親」という漢字を分解すると、左に「立と木」、右に「見」に別れます。それで、よく、親は木影(木陰)に立って、子どもに直接に手を貸さず、心配しながら見守る人だ、と言われます。皆さんも一度はそんな話を聞いたことがあると思います。ところが、本当はどうやらそうではなさそうです。

「親」の左側の字は、「木」に「立」ではなく、もともとは「辛」という字だそうです。そう「つらい」という読みます。この字はもともと「取っ手のある大きな針」という象形文字だそうです。これは、入れ墨や投げ針として使う針を表しているので、入れ墨するときの痛みから「つらい」という意味となり、それが味覚に移されて「からい」という意味になったそうです。

さて、その針を木が生えている林の中に投げ入れます。そして、その針が刺さった木を切ってあるものを作ります。なんだと思いますか? それは、位牌です。誰のって? それは、亡くなった自分の親の位牌です。それを斧で切ると「新」という字になります。斤という字は、実は斧だったのです。つまり、亡くなった親の位牌を「あらたに」作るわけです。ですから、「新」に草冠をつけると「薪」となり、新しく神木として選ばれた木は祭りのときに燃やして使うので「まき」という意味になったそうです。

さて、これで親の左半分の意味が分かりました。ここから右です。右の字は当然「見る」です。何を見るのでしょうか。そうです。左のものを見るのです。左は実は位牌なのです。誰の? そう、親の位牌です。亡くなった親のことを思い出しながら、じっと見るという字が「親」という字だったのです。そこから、「したしい」という意味が生まれたのです。

親学十箇条

(長谷川満の親学講座より)

その1.子どもの自己成長力を信頼する。

その2.ありのままを愛する。

その3.子どもを尊敬する。

その4.子どもを親の思い通りに育てようとしない。

その5.子どもの思い、ペース、自由を大切にする。

その6.家族仲良くする。

その7.子どもの話を聴く。

その8.子どもの存在を喜ぶ。

その9.親が幸せである。

その10.家をのんびりできる場所にする。

「親のあり方」十箇条

山梨県甲府市。山梨県北東部に位置し、甲府盆地東部・東南部の山岳地帯から流れ出した河川によって作られた扇状地にある、人口約3万人の市です。盆地特有の夏は暑く、冬は寒い気候で、いちご、さくらんぼ、すもも、もも、ぶどうなどの果樹を中心とした栽培が盛んに行われています。中でも、良質のぶどうをいかしたワイン作りが有名で、市内に39社ものワイナリーがあります。

また、甲州市では全域において住民組織である「組(くみ)」が日常生活に浸透しています。「組」は数戸から30戸程度で作られます。主な活動は、地域の清掃やごみ集積所の管理、葬儀の手伝い、各種組織の役の輪番管理などがあり、自主運営の住民互助組織として「組費」という会費で運営されています。

甲州市では2019年現在、小学校13校・中学校5校・県立高校1校・産業短期大学校1校があり、どの学校も自然環境豊かで、子どもの多感な成長時期をサポートするのに最適で、教育に関してとても積極的です。

特に小中学校に関しては「進んで学習できる子ども」「確かな学力の育成」を目指して、親にもわかりやすい「家庭学習の手引き」を作成しています。この手引きには、家庭学習の意義や充実を図るためのポイント、親子別チェックリスト、学年・教科別の家庭学習方法や内容等が明記されています。

甲州市「親のあり方」十箇条

1.親から進んで挨拶をします。

2.手づくりの朝食で、健康な心と体をつくります。

3.家族は互いに認め合い、明るい家庭を築きます。

4.子どもからの話しかけをじっくり聴きます。

5.子どもの個性を認め、長所を伸ばし、ゆったり育てます。

6.親が社会のルールをきちんと守ります。

7.命の大切さと他人を思いやる気持ちを教えます。

8.良いことは誉め、悪いことは叱ります。

9.芸術や即書に親しみ、豊かな心を育みます。

10.学校を信頼し、共に教育にかかわります。

「私が親になったとき」 

(詩人で童話作家の宮沢賢治の作品だとも言われていますが、作者は不詳です。)

『いい親8カ条』

田口久人(You Tuber:yumekanau2)「キミのままでいい」

親の気配り十箇条

子守唄

歌が苦手という嫁に代わって、息子が孫に子守唄を歌いながら寝かしつけていました。

その子守唄、なんと我が家の作り歌ではありませんか!

子どもをあやしたり、寝かしつけたりするために歌われてきた子守唄は、世界中で歌われています。

日本では、子守女が自分の境遇を嘆いたり、望郷の思いを述べたりする内容のものが多いそうです。

赤ちゃんにとって、子守唄は、言語能力の向上、精神の安定、言葉の上達や語彙力の向上、知能指数UP、感情表現が豊かになる、思いやりのある心が育つ、などいろいろと良い影響を及ぼすことが明らかにされています。

我が家では、よく作り歌を歌いながら、子育てをしてきました。

その歌を息子が何気なく歌っているのです。

こうやって家庭の文化や風習が受け継がれていくと思うと、ある意味、感動的であり、一方で恐ろしさを感じました。

<参考>

江戸の子守唄

最も有名な子守唄で、「ねんねんころりよ、おころりよ、坊やは良い子だねんねしな~♬」という曲です。

ゆりかごのうた

北原白秋氏が作詞したもので、大正時代から脈々と現在まで親しまれている子守唄です。

「ゆりかごのうたを、カナリヤがうたうよ、ねんねこねんねこ、ねんねこよ~♬」と歌われています。

ブラームスの子守唄

ドイツの作曲家、ヨハネス・ブラームスの「5つの歌曲」の4番目の楽曲です。ブラームス氏が担当していた合唱団のメンバーの出産祝いに贈った音楽だと言われています。

「ねんねんころり、母のひざは夢を誘う、ゆりかごよ~♬」という歌詞です。

シューベルトの子守唄

ドイツの作曲家シューベルトがつくった子守唄で、「眠れ眠れ、母の胸に~♬」という音楽です。

「まんが日本昔ばな」主題歌

オープニングテーマ「一人のキミが生まれたとさ」は大倉 智之が作詞と作曲を手がけ、吉田 圭介が編曲に参加している楽曲です、「子守唄」ではないでしょうが、よく寝る子もいます。

さて、人生には二度の子守唄が必要だと言われます。

一度は赤ちゃんの時によく眠り、良く育つためのもの

二度目は一人立ちするときに、後ろ姿に口の中で子どもに気づかれずにつぶやく顧いの子守唄です。

ところが、二度目の子守唄を歌うタイミングが難しいのです。

熊は子熊をよく可愛がる動物として知られています。しかし、子熊が独りで樹木の若芽を食べられるようになると、木の上に置き去りにしてどこかへ行ってしまうのだそうです。子熊は木に登ることはできますが、下りることが出来きません。しかし、親子は離れ離れになり、こうして熊は子熊の独立をはかるのです。

人間も、この熊と同じように、子どもと別離し、独立させなければならない時期が必ずやってきます。ただ、この時期を見誤るケースが多いのです。子どもに対する過干渉は、子どもの独立心を遅らせることにもなります。

タイトル 心に火をつける
心に火をつける。京都市の愛宕神社 (旧白雲寺)は、「火迺要慎(ひのようじん)」と書かれたお札が有名で、火伏(防火・鎮火)や縁結びに霊験あらたかな神社です。 1582年、明智光秀には「本能寺の変」の直前に愛宕山でおみくじを引き、何度も凶が出たという逸話があります。その年、織田信長は、恵林寺に火を放ちました。恵林寺の快川和尚は、「心頭を滅却すれば、火も自ら涼し」と言って、生きながら火定に入ったという話があります。その怨念ともいうべきか、その2ヶ月後、信長自身が本能寺で火に包まれ、最期を遂げたのでした。 1657年1月18日に起きた明暦の大火は、「世界三大大火」にあげられ、「振袖火事」とも呼ばれています。 1949年1月26日、世界最古の木造建造物、法隆寺の金堂が炎上し、壁画が消失するというショッキングな事故が起こりました。1月26日は「文化財防火デー」と定められました。 火は大変恐ろしいものですが、人の心の中の火(やる気)は燃やさないといけません。やる気をふくらませるためには、①話を聞く,②任せる,③知らせる,の3つのことが必要だと言われています。 アメリカの教育哲学者、ウィリアム・アーサー・ウォードが「平凡な教師は言って聞かせる。よい教師は説明する。 優秀な教師はやってみせる。しかし、最高の教師は子どもの心に火をつける。」という言葉を残しています。 緑進学院代表取締役の石田勝紀氏が子どものやる気に「着火」させる方法を示しています。 1.好奇心の歯車を動かしてくれる存在に出会うこと 2.子供を取り巻く環境を見直す。...
タイトル 犬のしつけ
犬の「躾」(しつけ)から学ぶ子育てのこつ「子どもは親の鏡」と言われますが、親が変われば子どもが変わります。しつけなき社会人は勝負がみえています。しつけは漢字で、身を美しく「躾」と書く和製語です。「人」という文字が二本の棒が支え合って出来ているように、人は一人では生きていけません。周りの人たちと、よい人間関係を作っていく必要があります。無意識のうちに体が実践できるようになるまで、子どもも頃からし続けることが大切でしょう。 教育哲学者の森 信三先生は、「おはよう」,「ハイ」,「はきもの」の「しつけの三原則」を提唱されています。 TBS日曜劇場で「倍返し」で有名になった「半沢直樹」では、仕事への構え(剣道でいう型)について、名セリフを残しています。これもしつけです。 また、犬のしつけと子育ては共通点がたくさんあります。子育ての終わった老夫婦が、初めて犬を飼うことになり、犬のしつけをする中で、子育てと共通点をみつけ、「あの頃にこういうしつけをしておいたらよかった」と感じることがよくあるそうです。「後悔先にたたず」とはこのことです。...

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