人生の結果は「考え方」次第
皆さん、おはようございます。
今回は、「人生で成功するために……」というお話です。
京セラの創業者で、経営不振にあった日本航空を立て直したりした、稲盛 和夫さんは、人生の結果を「考え方×熱意×能力」という掛け算で示されています。
ベクトル図で示すとこんな感じでしょうか。
「考え方」が方向、「熱意」が長さ、「能力」が太さに相当するでしょう。
この中で、最も人生に影響を与えるのは、「考え方」です。
いくら能力や熱意があっても、考え方が間違ってしまうと、社会では認められません。漫画アンパンマンに出てくるバイキンマンと同じですね。
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正しく考える。
大塚製薬などの大塚グループの育ての親である大塚 正士氏は、「人生は正しい判断が全てです」と述べています。
正しく判断するのは、なかなか難しいことです。誰でも時には誤った判断をしてしまうことがあります。しかし、世の中、「ほとんど正しい判断をする人」と「しばしば判断を誤る人」とに二分化しています。
「ほとんど正しい判断をする人」に共通しているのは、豊富な情報をもち、「正しく考える」人間であるということです。
「正考」する人間は、「正考」する人を求め、そういう人からいろいろと学ぶので、「成功」する確率も高いわけです。
したがって、正考する人を自分の師として持てるかどうかが、人生の成否の分かれ道といっても過言ではないでしょう。
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ナポレオンはなぜ敗れたのか?
フランスのナポレオンは、自分の軍隊の中に『ライン・スタッフ組織』を作り、ヨーロッパを支配しました。
「ライン」というのは、「実行する細胞=部隊長」のことをいい、「スタッフ」というのは、「考える細胞=参謀」のことをいいます。これらの考える細胞と実行する細胞がうまく組み合わされて運用された時、組織や集団はうまく機能を働かすわけです。
ナポレオンの指揮は中央集権的で、部下の行動を強く規制し、いわゆる『命令戦法』で快進撃を続けました。ナポレオンは騎馬が得意で、有名なアラブの白い馬に乗って、自ら戦場に疾駆し、命令を参謀に伝え、指揮したと言われています。部下たちも、実に忠実にナポレオンの指揮を守り、言われたままの命令を遂行していたといいます。
しかし、ヨーロッパ全土を支配したナポレオンも、1812年にロシアに出兵した時から勝てなくなりました。
歴史の教科書には「ロシアでの寒さに、フランス兵士たちが負けた」と書かれていますが、実際の軍隊の力は圧倒的にフランスが強かったといいます。
実は、この敗因は、戦場が拡大されたために、乗馬を得意としたナポレオンも指揮が十分にきかなくなったことにあるそうです。つまり、部下たちに戦争を任せざるを得なくなった時、それまで命令戦法で言われたままのことしか出来なかった部下たちは、自分たちで判断し、行動することが出来なかったわけです。
さらに、決定的なことが起こりました。1806年のイエナの会戦でナポレオンに敗れ、屈辱を味わったプロシア(ドイツ)は、ナポレオンに勝つために、命令戦法ではなく、「訓令戦法」を取り入れました。訓令戦法とは、参謀自らに戦況をみつめて行動させる権限を与え、大将の指揮をきちんと遂行するだけでなく、各参謀が自分たちの持ち場で考えて行動することを要求したものです。そして1813年、ドレスデンの会戦で、「命令戦法」のナポレオンは、「訓令戦法」を取り入れたプロシアに敗れることになるのです。
どうか、これから、単に言われたままのことしか出来ないとか、決まったことしか出来ないということなく、自分で正しく考え、判断し、行動してほしいと思います。
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