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今日の花言葉はな~に? 花を贈る「贈り花」のおススメは?

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花言葉

母の日はカーネーション!?

その由来とは・・・

「花を贈る」といえば、5月の第2日曜日「母の日」に贈る赤いカーネーションが頭に浮かぶでしょう。

その由来は、1907年にアメリカのアンナ・ジャービスが亡き母親に感謝するために、母親の好きだった白いカーネーションを祭壇に捧げたことだそうです。1914年には、アメリカ議会で正式に5月の第2日曜が「母の日」として祝日となりました。

やがて白いカーネーションは「亡くなった母親のための花」として、赤いカーネーションは「生きている母親のための花」として贈られるようになったのだそうです。

日本に「母の日」がやってきたのは1913年。アンナのメッセージを受け取った女性宣教師たちの働きかけによって、徐々に母の日は世界中に広まっていったのです。当時の日本では、まだ母の日の日付は決まっていませんでしたが、第2次世界大戦後、1949年頃から、アメリカと同じ5月の第2日曜日として母の日が定着していきました。

世界の「母の日」

世界には、実は様々な「母の日」があります。母の日の日付や祝い方、シンボルの花などは国によって違いがあります。

イギリス

イギリスでは、イースターの2週間前の日曜日が「母の日」とされています。イースターは「春分の日以後の満月より後にくる最初の日曜日」とされているので、母の日も毎年異なります。イギリスの母の日は、17世紀、奉公に出ていた子どもが1日だけ教会で、母親と会うことが許されたという「マザリングサンデイ」が由来となっています。

また、イギリスでの母の日ギフトは、日本と同じようにカーネーションやバラ、メッセージカードなどを贈るのが一般的です。

オーストラリア

オーストラリアも、日本と同じ5月の第2日曜日に「母の日」があります。しかし、その発祥は1924年で、ジャネット・ヘイデンという女性が、老人ホームで孤独な日々を過ごす、年老いた母親たちにプレゼントを贈ったのが始まりといわれています。

また、シンボルとなる花は、カーネーションではなく、クリサンセマム(洋キク)が贈られます。クリサンセマムは「マム」という響きがオーストラリア英語の「お母さん」と重なることもあり、母の日にぴったりの花と言われているようです。

トルコ

親日国トルコも、日本と同じく5月の第2日曜日が「母の日」です。トルコでは、この日、子どものいる全ての女性に対して、「母の日おめでとう!」という言葉が合言葉のように交わされるそうです。

また、トルコでは、品種を問わず白い花束を贈るのが定番ギフトとなっています。

韓国

韓国では、「母の日」という概念はありませんが、5月8日が「父母の日」とされています。

日本と同じようにカーネーションを贈る風習もあるそうですが、ギフトとしてもっとも人気があり、もっとも喜ばれるのは「お金」だそうです。

タイ

タイでは、毎年8月12日が「母の日」とされています。8月12日は、タイ王妃であるシリキット王妃の誕生日です。その日は、国をあげて母への感謝を示す日とされています。各地に王妃の写真が掲げられ、王妃が生まれた曜日の色が「水色」だとされていることから、水色の服を着てお祝いするのがしきたりとなっています。

ネパール

ネパールでは、毎年4月下旬から5月上旬の1日が「母の日」とされています。母の日を祝うというよりは、「母の顔を見る日」という認識だそうです。母親と離れて暮らしている場合は、この日には母親に甘いお菓子や果物などを持って会いに行きます。

ネパールでは、花よりも甘いお菓子や卵、果物などを贈るのが定番ギフトとなっています。また、結婚してはじめて迎える母の日は、娘は嫁いだ先でご馳走を作り、実家の母親へ持っていくのが風習となっているそうです。

フィンランド

フィンランドも、日本と同じく5月の第2日曜日が「母の日」とされています。母の日が祝われるようになったのは、1918年からでした。毎年、大統領によってその年にもっとも活躍した母親が選出され、勲章が贈られています。

定番ギフトは、バラとヴォッコの花です。ヴォッコとは、可憐な白い花をつける野の花で、母の日の朝に、摘みたてのヴォッコの花をプレゼントするのが風習となっています。

ルーマニア

ルーマニアでは、毎年3月8日が「母の日」とされています。ただ、「母の日」というよりは、「女性の日」という認識だそうです。そのため、女性であれば母親だけでなく、幼い子どもからお年寄りまでギフトが贈られています。

日本

最後に日本では、5月の第2日曜日が「母の日」、6月の第3日曜日が「父の日」とされていますが、韓国と同じように、「両親の日」というのがあります。

あまり知られていませんが、日本の「両親の日」は、9月30日です。「9」と「30」を反対から表記すると「039」となり「お父さん、お母さん(0)、サンキュー(39)」と読む語呂合わせから、両親への感謝の気持ちをあらわす日として、両親の前で「産んでくれてありがとう」と伝えるイベントなどを行う日です。

タイトル 親
<一言で>親とは…子守唄を歌う人9月30日は、「両親の日」です。 ちなみに、韓国では、両親の日(オボイナル)は5月8日です。  「親」の字の意味は、亡くなった親のことを思い出しながら、親の位牌をじっと見るという意味です。 長谷川満の親学講座の「親学十箇条」、甲州市の「親のあり方」十箇条、田口久人の『いい親8カ条』、そして、世界の 子守唄を紹介しましょう。 そっと子守唄を歌う人、それが親という人だと思います。 ...

「三方よし」の部活動指導

毎年、「母の日」に私がしていたことは、中学校の部活動の指導で、部員たちにカーネーションを持って帰らせていたことです。

私はこれまで、28年間、中学校の部活動の指導をしてきました。

部活動の指導で時々見受けられるのが、何かを犠牲にしてやっているという指導です。たとえば、顧問の先生が土日も休まずに練習し、自分の家庭を犠牲にしてしまっているようなケース。「私は部活未亡人です」と嘆いている奥様もおられます。そういう指導では、決して長続きもしません。

私たちは、いつも、「Win-Win」を考えて指導しなければならないと思います。「Win-Win」とは、アメリカのスティーブン・R・コヴィー博士が「7つの習慣」で述べているように、思いやりと自己を主張する勇気を合わせ持つことです。柔道の創始者である嘉納治五郎先生も、「自他共栄」という言葉を述べておられますが、これも「Win-Win」の考えと共通します。自分だけでなく,他人も共に栄える世の中を作っていかないといけません。

そして、さらに進んで、「三方よし」の指導も心掛けるようにしたいものです。「三方よし」とは、江戸時代の近江商人たちが活動の理念としていた、「買い手よし、売り手よし、世間よし」のことです。自分のこともお客のことも考え、さらにみんなのことも大切にして商売をすべきだとされています。企業の社会的責任(CSR)が強く叫ばれるようになった昨今、現代の企業の間でも、「三方よし」の考えを取り入れる企業が増えています。

さて、私は毎年5月の第2日曜日、午前中に高校での練習試合をすることにしていました。高校生相手に練習試合をすると、体力の差があるので、後半になると勝てなくなります。

「なぜ、勝てないのか?」と問うと、生徒たちは、「試合後半での持久力が足りないと思います」と答えます。「それじゃ、持久力をつけて帰ろう」と言い、往路バスを使った数キロをランニングさせながら帰路につくのです。

そして、解散する前に、生徒たちから、ういた帰りのバス代を没収します。そこに、私のポケットマネーを足して花屋さんでカーネーションを買い、家に持って帰って、母の日なので、感謝してお母さんに渡すように指示するのです。

中学生になると、特に男の子は、なかなか母の日に「ありがとう」と言うのが難しくなりますが、監督の指示なら仕方ありません。どの家のお母さんも喜んでおられました。そして、部活動に対して、益々応援してくれるようになりました。

試合をした中学生たちは、自分たちの課題がわかり、益々、練習に励むようになります。相手をしてくれた高校生たちも、中学生に負けなかったということで、安心と自信をもち、新チーム結成に役立つそうです。

この練習試合を通して、中学生も高校生も、そして保護者も、もちろん監督の私も、「よし」と思えたのでした。

赤のカーネーション以外にも・・・

日本の「母の日」の定番、赤のカーネーションは、「あなたを熱愛する」という母への愛情とまさにぴったりの花言葉を持っています。しかし、赤のカーネーションだけでなく、他にも様々な贈り花があります。

ピンクのカーネーションは「感謝、上品」、紫は「気品、誇り」といった意味を持っています。

青いカーネーション「ムーンダスト」には「永遠の幸福」という花言葉があります。

色によってさまざまな花言葉を持っているバラも、母の日の贈り花として、最適です。「母の日」に贈るのであれば、「愛情、情熱」の赤、「感謝、感銘、輝かしい」のピンク、「尊敬」の白がおすすめです。

また、アジサイには、「移り気、あなたは美しいが冷淡だ」という意味合いもありますが、「元気な女性」という花言葉があるので、活動的なお母さんに贈るといいかもしれません。アジサイは小さな花が集まって咲く様子から「一家団欒」という花言葉もあります。

英語で“baby’s breath”(赤ちゃんの吐息)と呼ばれるカスミソウは、花言葉も「感謝、幸福」という優しい感じのするいい贈り花です。

開店祝いや昇進などのビジネスシーンの印象が強い胡蝶蘭ですが、その上品な花姿から愛好家も多く、母の日のフラワーギフトでも人気があります。胡蝶蘭には、「幸福が飛んでくる」という花言葉があります。

そういえば、昔、私が中学校の校長になった時、胡蝶蘭の花を沢山いただきました。校長室に飾っていたら、ある方から教えていただきました。「『こちょうらん→こうちょういらん→校長要らん』と言われるくらい、周りの先生方に働いてもらえよ」と・・・。

花贈りに際して・・・

花言葉

花言葉というにはトルコが発祥で、文字や言葉でなく、花に思いを託して恋人に送るという習慣から生まれたようです。1819年、フランスのシャルロット・ド・ラトゥールが著し た「Le Langage des Fleurs(花言葉)」という書物には、800以上の花言葉が示されています。

しかし、同じ花でも複数の花言葉が存在します。また、同じ花でも色によって花言葉が違います。それは、花言葉が生まれた国や地域が違うからです。

贈り花をする時は、花言葉を理解しておく必要があります。一般的な花言葉の意味を知っておきましょう。

色の違い

白系:純粋

黄系:元気 

赤系:情熱

青系:冷静

紫系:高貴

緑系:安心

本数の違い

プロポーズの定番でもあるバラの本数別の意味をまとめました。

1本:あなたしかいない

2本:世界は二人だけのもの

3本:あなたを愛しています

4本:一生愛し続けます

5本:出会えてとても嬉しいです

6本:あなたに夢中

7本:隠れた愛

8本:思いやりに感謝

9本:一緒にいてください

11本:最愛

12本:恋人(奥さん)になって

40本:真実の愛

50本:永久に

99本:永久の愛

100本:100%の愛

108本:結婚してください

「4本」「9本」「13本」は、不吉な数字とされています。

また、15本は「ごめんなさい」、16本は「不安な愛」、17本は「絶望の愛」の花言葉の意味があるので、プレゼントには向かない本数です。

なお、プロポーズするとき「12本の花を贈ると幸せになれる」というジンクスがあるそうです。

花贈りのタブー

・菊は仏花なので、縁起が悪いとされています。

・病人に鉢植えは「寝(根)つく」でNGです。

※最近の病院では、入院見舞いの花は禁止となっているところがほとんどです。

・手術前の相手には「血」をイメージさせる赤色のお花は避けましょう。

・新築祝いに赤い花は火事を連想させるのでタブーです。

・色が移ろうアジサイは、物事が“安定しない”ことを連想させます。

・黄色には「嫉妬」「軽蔑」の意味をもつ花があるため、結婚祝いなどに適しません。

・白や紫色の花は、お悔やみ花のイメージが強くあります。

・母の日の白いカーネーションは故人を意味します。

・不吉な出来事を連想させる名前や本数

・見た目で誤解を招く恐れがあるお花 …

・ドライフラワーやプリサーブドフラワー

・ 香りが強い花

・飾るのに手間がかかる花

よくない花言葉を持つ花の例

・黒百合 「呪い」「復讐」

・ロベリア 「悪意」

・オキナグサ 「裏切りの恋」

・アザミ 「触れないで」「報復」

・マリーゴールド 「悲しみ」「嫉妬」「絶望」

・マンサク 「呪文」「魔力」「霊感」

・ハナズオウ 「裏切り」「裏切りをもたらす死」

・月桂樹の葉 「私は死ぬまで変わりません」

・月桂樹の花 「裏切り」

 ※月桂樹には、「栄光」「勝利」「栄誉」などの良い花言葉もあります。

・クローバー 「復讐」

 ※クローバーには、「私を思って」「幸運」「約束」などの良い花言葉もあります。

さて、贈り花のベストは、「世界で最も美しい花」と言われている球根性ベコニアです。

ベゴニアの種類

ベゴニアは世界には2000種類以上もの原種がありますが、とても交配しやすく各地で品種改良などが行われるなどして、現在では10,000種類以上の品種があるとされています。大きく分けて以下の四つの園芸グループに分けられます。

・エラチオール・ベゴニア

・木立性ベコニア

・根茎性ベコニア

・球根性ベコニア

ベゴニアの花言葉

ベゴニア全体の花言葉には「幸福な日々」があり、贈り主からの幸せを願う思いが伝えられます。

また、他には「愛の告白」「公平」「幸福な日々」「真実」「親切」「丁寧」「繁栄」」「片思い」などの意味もあるそうです。

色別の花言葉と名前の由来は次の通りです。

ピンク:「丁寧」(柔らかなカラーと繊細な花の造形から)

:「親切」(誰にでもほほ笑むような花のイメージから)

:「真実」(何色にも染まらず清廉潔白なイメージから)

:「公平」(上下の花弁が均等な大きさから)

黄色オレンジ:「繁栄」(黄色やオレンジが持つ繁栄のイメージから)

ベゴニアの特徴

誕生日のプレゼントに花を贈りたい時などにもベゴニアはおすすめです。

特に、大輪で豪華な花が美しい「球根ベゴニア」はアンデス山脈に自生する野生種をもとに作り出されました。天使の羽のように見えることから、“Angel’s Wing”とも呼ばれています。直射日光に弱く、暑さ寒さにも弱いため、生育には工夫が必要ですが、比較的育てやすい花です。 開花は夏の終わり頃~11月、または5~10月にかけて花が楽しめます、なお、ベゴニア・フラヴィフローラは猫、犬、馬には有毒です

10月18日、11月29日、12月17日の誕生花にもなっています。

誕生花

さて、「誕生花」とは、生まれた日にちなんで1年365日それぞれに特定の花を割り当てたものです。誕生日には、その日を象徴する誕生花を贈ってお祝いをするなどして親しまれています。

また、誕生花は、固有の「花言葉」を持っています。花言葉を知ることで、自分や大切な人が生まれた特別な日に、また新しい意味を見つけることもできるでしょう。

では、花言葉を紹介しましょう。

https://andplants.jp/blogs/magazine/birthflower-365

年間一覧表

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