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令和5年8月2日 Y支援学校 教職員水泳(グライドバタフライ)実技講習

画像 講演会
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参加者 Y支援学校 教職員 20名

テーマ グライドバタフライ講習

6月30日 講義(1時間)

・指導者自身が「水泳が苦手」「水が嫌い」では、児童生徒に「楽しい」水泳を指導することは困難

・平成29年に改訂された小学校学習指導要領保健体育(第2章第7節)D水泳では、初めてバタフライを指導することになった。中学校でも、それまでのクロール、平泳ぎ、背泳ぎに加え、バタフライが必須となっている。

・近代4泳法の中で、一番習得の易しい泳法は「バタフライ」

8月2日 実技講習(2時間)

2時間の実技研修後、全員が20mをグライドバタフライで完泳

画像 タイトル あなたは泳げますか?
あなたは泳げますか? 学校で水泳授業があるのはなぜ?・・・「教養」として水泳は必須!人は誰でも泳げるようになります。水泳は「生涯スポーツ」であり、泳げるようになると、自分の人生を豊かにすることが出来るのです。水泳を覚えて「教養」を身につけましょう。また、近代4泳法の中で、もっとも簡単な泳ぎ方は、実はバタフライです、 2014年、韓国フェリーのセウォル号が海難事故をおこし、死者・行方不明者312人を出す大惨事となりました。最大の原因は、韓国では学校の授業で水泳を教えておらず、小中学校の99%にはプールがないこと、韓国人の8割はほとんど泳げないことでした。 日本でも、1955年、「紫雲丸」沈没で小学生100名を含む168人が死亡した事件や三重県津市の中学校で海での水泳訓練中に女子生徒36人が溺死した事故があります。その後、全国の小中学校に水泳プールが設置され、水泳が必修となったのです。 2020年に起きた与島沖旅客船沈没事故では、小学校ら62名が海へ飛び込んで救助を待ち、全員を無事救助しましたが、2022年におきた知床遊覧船KAZUⅠ沈没事故では26人の方が死亡・行方不明となっています。救命胴衣を着ていても、海水温が低ければ15分も浮いていられません。 学校水泳について様々な考え方や意見がでていあすが、子どもたちには、「教養」として、必ず、水泳を身につけてほしいと願っています。...
タイトル 水泳講習
奇跡を起こす水泳講習会【グライドバタフライ講習会案内・申し込み】グライドバタフライの図解をし、奇跡を起こす水泳講習会の実際を紹介します、 ...

授業改善のために・・・最新の情報を!

先日、体育のA先生の水泳の授業を見に行きました。背泳ぎの授業でした。プールサイドに生徒を集め、説明しています。

「いいか、手を水に入れる時は小指から入れるんだ。そして、右の手をかくときは体を右に、左の手をかくときは左にローリングしながらやってみよう。」

説明を受けている生徒の中に、スイミングスクールに通い、背泳ぎで全国大会に出場しているB君がいました。B君の表情を見ていると、あきらかに顔が曇ります。

そして、A先生は、「じゃ、B君に見本を見せてもらおう。」と言って、B君を泳がせました。B君はいつもの通り、手を親指から水に入れ、ローリングすることなくまっすぐに泳ぐ見本を見せ、皆から拍手をもらっていました。

プールサイドから上がってきたB君に、「A先生の説明と違う泳ぎ方だったね。」とこっそり言うと、「A先生の言うことはいっつも古いんですよ。」とにっこり微笑んで返事をしてくれました。いや、本当はバカにしていたのかもしれません。

日本選手権200m背泳ぎにおいて10連覇をなし、ロンドンオリンピック100m背泳ぎで銅、200m背泳ぎで銀を獲得したメダリスト入江 陵介選手の背泳ぎは、世界一美しいフォームと言われています。鍛えられた体幹を持ち、左右対称の美しいストロークが描くことのできる入江選手は、おでこの上にペットボトルを乗せたまま背泳ぎができます。入江選手の所属している「イトマン」では、小指から水に手を入れ、ローリングしながら泳ぐなどという指導は全くしていません。

A先生は若い頃、背泳ぎをそういうふうに教えてもらったのでしょう。でも、そういう指導をしたことで、生徒からの信頼を失っていることに気づいていないわけです。

これと同じようなことが、ご自分の授業でないでしょうか? 

歴史も新しい発見や解釈がどんどん出てきて、昔教えていた内容が変わってきています。たとえば、鎌倉幕府が開かれたのは「いい国(1192)作ろう」1192年ではなく、1185年であったとか、日本最大の前方後円墳は仁徳天皇陵ではなく「大仙古墳」,日本最古のお金は和同開珎ではなく「富本銭」,江戸時代に「士農工商」という身分制度や「鎖国」はなかったなど、教科書も変わってきていますが、それ以上のスピードで教える内容は変わってきています。

最近は、インターネットやYou tubeの普及により、そういう情報を生徒たちもよく知っています。私たち教師は、常に「わかる授業」「楽しい授業」を目指して授業改善に取り組むことが大切ですが、いつも最新の情報にはアンテナを張っておくようにしましょう。