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歴史の真実を伝える教育を!

タイトル ハワイ歴史の真実
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Hang Loose  Saka

ハワイに行くと、よくこんなサインをみかけます。

Hang Loose「ハングルース」と言われますが、意味をご存知でしょうか? 

新庄剛志日本ハム監督(Big Boss?)も、就任の記者会見でHang Looseをしていました。

ハングルースは、手の平(真ん中の三本指)を相手に見せる形で使い、意味は、「alohaアロハ(こんにちは)」「mahaloマハロ(ありがとうね!)」「じゃあね」「気楽に行こう」といった挨拶代わりに用いられるハワイのサインです。相手を励ましたり、勇気づけたりする表現でも用いられます。

英語では、to be relaxed, easy going.いわゆる、「気楽に行こう」の意味です。

日本語に訳すと、元気? 大丈夫だよ 頑張ろう なんとかなるさ やあ おはよう こんにちは こんばんは いらっしゃいませ さようなら またね ありがとう 気楽に行こう じゃあね、またね! ようこそ歓迎するよ! やったね! などでしょうか。

ニュージーランドでも一般的な挨拶のハンドサインになっており、今ではサーフカルチャーへと世界的に広がっています。

いずれを使うときに、スマイルが大切です。

なお、アロハ(ALOHA)という言葉の語源は、5つのハワイ語の頭の文字を組み合わせたものだそうです。これは、ハワイの先住民たちが集団で暮らしていく為に、培ってきた理念で、A:AKAHAI(アカハイ)思いやり L:LOKAHI(ロカヒ)協調性 O:‘OLU‘OLU(オルオル)喜び H:HA‘AHA‘A(ハアハア)謙虚 A:AHONUI(アホヌイ)忍耐 です。

また、ハワイでは、Hang Loose「ハングルース」のサインを反対にしたSaka「シャカ」とサインもあります。

シャカサインは、相手に手の甲を向けた形で使い、意味は、「元気?」「がんばろうぜ」といったポジティブな意味で用いられます。ハングルースが挨拶的な使い方や相手に感謝や自分の気持ち、親しみといった感情を伝える時に使うのに対して、シャカは、親しい間柄のコミュニケーションで使うことが多いようです。

日本語に訳すと、調子はどう? 元気? OK!了解! 頑張って行こうよ! 大丈夫だよ! といった感じでしょうか。

ホ・オポノポノ(Ho’oponopono)

ハワイには、もう一つ特徴的な言葉があります。

「Ho’oponopono」というハワイ語で、「心の洗浄。祈り、議論、告白、後悔、互いの補償と許しによって関係を整える家族会議」と定義される言葉です。この言葉は、家族あるいは個人の癒しの方法を指す言葉として知られています。古代ハ-ワイに伝わるセラピーの方法で、すべて自分の周りで起きる現象は、自分自身の責任の元で起こっていることとして、自分自身の内面を見つめ、自分自身に対して次の4つの言葉を繰り返し言うことで奇跡が起こるとされています。

しかし、このハワイに伝わる元来の問題解決法Ho’oponoponoは、ハワイの人間州宝であるモナ・ナラマク・シメオナさんが一人で問題解決ができるように改良した方法です。現在は、イアカラ・ヒューレン博士という人が伝承しているそうです。

ホ・オポノポノの方法の基本は、自分自身に「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」と4つの言葉を言って、自分自身を浄化し続けることです。潜在意識にある負の記憶を“クリーニング” (消去)することで、神聖なる知性からのインスピレーションが降りてくることを可能にします。

さて、これらHang LooseやSaka、Ho’oponoponoといった言葉や仕草は、人々によって長く伝えてこられてきたものですが、伝承されてきたことは途中で真意が変わってしまったり、曲げられて伝わったりすることがあります。

真珠湾攻撃「トラトラトラ」の真実

さて、いよいよ、本題です。

今から82年前の今日、つまり、1941(昭和16)年12月8日の午前3時19分(現地時間7日午前7時49分)、旧日本軍の空母6隻と航空機約350機などからなる機動部隊がハワイのオアフ島・真珠湾にあった米軍基地を奇襲攻撃しました。

米側は軍艦6隻(11隻という説も)が撃沈、400機近くの航空機が破壊され、約2,400人が犠牲となりました。攻撃の成功を告げる「トラトラトラ」という暗号文が打電され、3年6ヶ月に及ぶ大東亜戦争対米英戦(太平洋戦争)が勃発。米軍は“Remember pearl harbor”を戦争遂行の合言葉とし、「だまし討ちをした日本は残虐な悪い国だから、アメリカは日本の戦争をストップさせるために、日本の主要都市の焼尽と二度の原子爆弾投下をした」・・・戦後、私たち日本人は、小さい頃から繰り返し教わってきたことでした。

教え子を戦争に行かせるな」のスローガンのもと、活動してきた日教組も、同じような立場だったと思います。

しかし、戦後80年以上がたって、いろいろと違う解釈が世に出てきています。

国際政治学者の藤井 厳喜氏が、講演録『太平洋戦争の大嘘』という本を発行していますが、その中で、1946年5月3日に東京で行われた元アメリカ大統領ハーバート・フーヴァーと連合国軍最高司令官マッカーサーとの「太平洋戦争とは、一体何だったのか」に関する3日間にも渡るディスカッションの記録が紹介されています。

それによると、日本軍は仕方なく真珠湾攻撃をさせられ、アメリカの参戦を認めたというような解釈がなされています。

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最近変わった日本史の解釈

本当の歴史がその時の為政者によって捻じ曲げられて伝わっていくのは、過去の歴史が示す通りです。

最近変わった日本の歴史解釈の例をあげましょう。

「教科書に書いているから」というだけで生徒に歴史や政治的な見解を教えるのは、大変危険なことだと思います。特にアメリカとの戦争については、戦後、真実から随分とねじ曲げられたことが教え込まれてきたという感じがします。

歴史を学ぶ必要があるのは、なぜ?

私は教師1年目、社会科の教師でした。地理や公民、政治・経済、倫理・社会などには興味があったのですが、どうしても歴史は覚えることが多く、「昔にあったことを覚えても何の役にも立たないのでないか」という疑問もあって、歴史は好きにはなれませんでした。 

しかし、ある時、授業のために下調べをしていて、「歴史は繰り返す」ということに気付いたのです。

たとえば、文化の絶頂期は、戦乱の時代からおよそ100年かかるという事実を歴史は教えてくれています。

ヨーロッパでレオナルド・ダ・ビンチやミケランジョロからといったイタリア・ルネッサンスを代表する偉人が活躍したのは、メディチ家が出来てから100年です。

ヨーロッパ文明が最も栄えたのは、ナポレオンがワーテルローの戦いで敗戦した1815年から100年後、第一次世界大戦が始まる前です。

また、日本でも、1600年の関ヶ原の合戦から100年後の元禄時代に、井原西鶴、松尾芭蕉、近松門左衛門などが出て、江戸文化の最盛期を迎えています。

この物差しを当てれば、現在は、第二次世界大戦が終わって、まだ80年しかたっておらず、文化が栄えるのはもう少し先ということになるでしょう。戦争の後遺症が完全にない世代にならないと、文化は栄えないです。ある本によると、1985年から2005年生まれの子どもたちこそが、今後の日本の繁栄の鍵を握っているといいます。

私は、教師1年目、社会科の教師で、教科書に書いていた「ウソ」を一生懸命、生徒たちに暗記させていたことになります。

歴史を学ぶことは、同時に、これからの時代を予測することでもあるのです。すなわち、「過去を学んで未来を知る」ことであり、そこに歴史を学ぶ意義があると思います。

歴史の真実を伝える。

先日、広島の平和記念館に行っていました。数年から戦後の真実を伝えるということで展示品が一変しています。

つい最近まで、原水爆反対や平和協調路線の展示が多かったのですが、戦争の悲惨さをストレートに伝えようとする展示に変わって(戻って)いました。

かつて、国際ロータリー会長のハーバート・J・テイラーが、“THE FOUR-WAY TEST”(四つのテスト)を提唱しています。私たち教師は、これに学び、真実を教える教育をしなければなりません。

ロータリークラブの少年の像

“THE FOUR-WAY TEST”(四つのテスト)

Of the things we think, say or do

1)  Is it the TRUTH?

2)  Is it FAIR to all concerned?

3)  Will it build GOODWILL and BETTER FRIENDSHIPS?

4)  Will it be BENEFICIAL to all concerned?

タイトル 教師のレーゾンデートル
Society 5.0における教師のレーゾンデートルAI時代を迎え、今後の教育のあり方は大きく変わるでしょう。2025年までに小中学生に「1人1台」パソコンやタブレット端末を支給されます。AIが人間よりも賢くなる「シンギュラリティ」が2045年に訪れると予測されています。今、Society 5.0における教師のレーゾンデートル(存在意義)が問われています。 教育という営みは、『憧れの伝染』です。子どもを『教える』educationするには、「手本になる」こと、「愛和」の心が大切です。「教師五者論」と言われます。向山 洋一氏の伸びる教師と駄目な教師の共通点をあげておきましょう。 「ラーメンを売るな。食文化を売れ。」・・・これは、チキンラーメンの開発者、安藤 百福氏の言葉です。11月3日は「文化」の日ですが、文化の絶頂期は戦乱の時代からおよそ100年です。これから日本の文化は栄えるでしょう。 ...
タイトル 歴史教科書の嘘
歴史教科書に書いてあった〝嘘〟歴史の教科書に書いてあることには〝嘘〟があります。 古代の遺跡がみつかって、歴史が変わることもありますし、最近は、放射性炭素年代測定法などが進み、歴史がひっくり返ることもよくあります。そして、何より、歴史は、その後の統治者の都合や解釈によって歪められて伝達されてきたということが多々あるのです。 以前、教科書に書いてあって教えてきたことから、最近変わったことをまとめてみました。...

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