いつも前進
皆さん、おはようございます。
冒険家、植村直己氏が北米の最高峰、アラスカのマッキンリーで消息を絶ったのは、1984年の冬(2月13日頃)のことでした。その後、「植村直己物語」という映画も作られましたし、国民栄誉賞も受賞されており、彼の偉大な功績を知らない人はいないでしょう。
彼は、ヒマラヤ登頂後、モンブラン、キリマンジャロ、アコンカグア、エベレスト、マッキンリーと五大陸の最高峰を制覇し、名実共に世界一の登山家でもありました。しかし、登山を始めたのは、大学生になってからでした。はじめは、運動が苦手で体力もなく、大学登山部の中で落ちこぼれだったようです。でも、彼は、世界一の冒険家・登山家になりました。そこまで彼を駆り立てたのは何だったのでしょうか? きっと、そこに、私たちが学ばなければならないものがあると思います。
彼の残した言葉の一つに、「いつも前進があるだけだった」というのがあります。厳しい自然の中での失敗は死を意味します。逃げ道などありません。とにかく、自分に打ち勝って、前進する以外に方法はないのです。多くの冒険家が、志を半ばにして自然の中で命を落としたのは、力を振り絞って突き進むことが出来なかったからです。
いつも前進する気持ちを忘れないでいて欲しいと思います。
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チャンスを呼ぶ3つの習慣
元ANAトップキャビンアテンダントで、現在、人財育成・開発のコンサルタントとして活動している里岡 美津奈さんが、「チャンスを呼ぶ3つの習慣」というのをあげています。
里岡さんは、ある時、ANAのキャビンアテンダントとして天皇家のお世話をする係に抜擢されたそうです。「経歴もなく、美人でもない私がなんで選ばれたのか」と納得がいかず、上司に尋ねにいった時、上司も首をひねりながら、「でも、あなたはいつも笑顔だし・・・」,「いつも清潔だし・・・」と言われたそうです。
いつも笑顔でいる。
いつも身嗜みを整えておく。
いつも相手の期待より少し上を目指す。
キーワードは「いつも」です。
調子がいい時は120点のパフォーマンスが出せるけれど、調子が悪い時は50点しか出せないという人と、調子の波がなく、どんな時でも80点を出せる人のどちらが重宝されますか?
やはり、いつもコンスタントに力を発揮する人ではないでしょうか。
伝説のトップCAが明かす 一流になれる人の小さな習慣 (PHP文庫) [ 里岡 美津奈 ] 価格:770円 |
いつもニッコリほほえんでやってみます!
「いつも」力を出すということで思い出すのは、2005年にエディオンの子会社となってしまいましたが、家電量販店チェーンのミドリ電化のPR曲”「やってみます」のミドリちゃん”です。
♪いつもニッコリほほえんで やってみますのミドリです
できませんと言う前に やってみますのミドリです。
–会話– お客さん「これ、今日配達してくれる?」
店員「やってみまーす!」
お客さん「ちょっとでええから、勉強して~」
店員「やってみまーす!」
♪時には勇気がいるけけれど やってみなくちゃ始まらない
やると決めたらどこまでも やってみますのミドリです
理想は高く腰低く やってみますのミドリです
やってみます やってみます やってみます
やってみますのミドリです やってみますのミドリです
『「オモシロ」×「カシコイ」で、個人と組織の新たなワーク・モチベーションをひもとく!』をスローガンに掲げているワーク・モチベーション研究所の所長で、シニアコンサルタントの菊入 みゆきさんが、「できる人の口ぐせ」という本で、なぜかうまくいく人のフレーズ45の中にも、「やってみます」が挙げられています。
なお、なぜかうまくいく人の特徴の6つは次の通りだそうです。
(1)できる人は、いつも、目的と手段を区別している。
(2)できる人は、いつも、環境に適応するのが早い。
(3)できる人は、いつも、情報を集めるのがうまい。
(4)できる人は、いつも、周りに支援者を作る。
(5)できる人は、いつも、自分の気持ちを確認している。
(6)できる人は、いつも、出会いを大切にする。
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最後に、幕末の土佐藩を脱藩し、日本を統一して外国に備えるために薩長連合など倒幕に奔走した坂本 龍馬が、残した言葉を紹介しましょう。
「いつも坂道を上っていく。
たとえ、死んでも、前のめりで死んでいたい。」
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